となり
※いろいろ思うことをまとまりなく書いてます。ラジオをまず聞いてください、と言おうと思ったけど、これ読む人は言わなくても聞くだろうし、なんと言っても聞かない(聞けない)人は聞かない(笑)本当に届いてほしい人には届かないもんなんだよな…
28日の火曜深夜、私は口から心臓が飛び出そうなほど緊張をして、その時を待っていた。
いつもiPadでradikoを起動しラジオを聞いているので、機器の準備を整え、無意識に正座をして待つ。
先週、とあるポストがきっかけで源さんはたくさんの誹謗中傷を受けた。
私が見たのはほんの一部の声だが、本当にひどい言葉の羅列ばかりで…怒りと悲しみで震えていた。どうして真偽も確かめずあんなにも他人を中傷することが出来るのか分からなくて。
源さんが不倫とかそんなんしてる暇ないじゃん!と思っていたので、信じるとか信じないの話ではなく、「中傷によって傷ついてるであろう妻、そしてもう1人の御相手や周囲の方」のことを気遣うあまり、自身の心が壊れてしまっていることに気付いていないんじゃないかと心配だった。不安だった。それくらい、知人や家族を大切にする人だと知っているから。
そしてそれは、ファンの方も同じで。
少なくとも私の周りの人は、誰1人としてその噂には惑わされず、粛々と悪質なポストの報告や、源さんの好きなところや曲を流して浄化していくということをしていた。そしてただただ源さんのことを思っていた。ポストしている人も、黙って耐えた人も思いは同じだった。
そしてその時はきて。
「さて、やっぱり今日はこの話からしたいと思うんで」
この一言で私は心臓が縮むような感覚になった。あえて話さないという選択肢もあるんじゃないかしら?と思っていたのと、「話さなきゃいいのに」という願望もあった。
(まじで絶対自分の耳で聞いて)
しかし源さんは、起きたことを順を追って説明し、再度「1つも事実はない」と強く言った。この話をするのにどれだけの勇気がいったか。どれだけの怖さを感じたか。
あっという間に憶測が広まり、中傷の的とされたことの恐怖。とても静かに、言葉を選びつつ、的確に心情を吐露してくれたことに、私は静かに泣いた。
そしてこの後、新垣結衣さんとの生電話が始まり、さらに私は泣いた。我慢できずに嗚咽しながら泣いた。
誰がこの展開を予想できた?
あぁ!!もう!!!(号泣)
辛かった、の後に口にしたのはそれぞれのファンのこと。「ファンの人たちも辛いと思う」と語り、ファンの人達に安心してほしい、源さんも結衣ちゃんもそのように話してくれた。1番つらいのは当事者である源さんなのに。結衣ちゃんがラジオ出演したのも、生の声をファンに届けたくて…とのこと。
私が思わず言いそうになった罵声や悪い言葉、このラジオ放送中に源さんも結衣ちゃんも一切言わず、憎悪の言葉もなかった。
そして、ファンの人たちがハッシュタグで語っていた「好きなところ」「好きな曲」等のムーブメントも結衣ちゃんが見せてくれたって?!
「心強かったね」
「ありがたかった」
とお2人は話してくれたけど、感謝するのはこっちの方だ。結衣ちゃんがどのようにそのことを知ったか分かりませんが、きっと源さんを元気付けようと思ってのことだと思うし、ありがてぇなと。
「(噂のこと)信じないでいてくれてありがとう」
ありがとうもごめんなさいも、「言葉にする」ことの強さよ。
私自身は、騒動を知った誰かが「星野源」という名前で検索した時に、誹謗中傷ではなく、これまで創作してきた作品たちや愛の言葉で溢れたらいいなぁ、とそんな気持ちでポストは止めなかったので、こんな形であっても、何かしら役に立てたのではないかと思えた。
今回、こんな形で夫婦共演が果たされたことは悔しくて仕方ない。嬉しいけど悔しい方が大きい。それでも、2人で話して、この形でそれぞれの「声」を直接届けたことは、今回の騒動に対する強い反撃になったと思う。あえて出番を作り、夫婦生活の1部を見せることで悪意に反撃した。
3年前、結婚発表後初のラジオで放送作家の寺坂さんが「不思議」の前口上として述べた言葉が思い出された。
源さんの隣に結衣ちゃんがいて
結衣ちゃんの隣に源さんがいて
本当に良かった、心からそう思えた。
決して今回のような騒動は起きて欲しくないけど、私が心配するようなことはないな、と改めて思えた。
「悪意(あくい)」から「く(苦)」を抜いたら「愛(あい)」になる。これは愛だなぁ、うん。放送中も思ったし、今こうして振り返り、噛みしめながら「んぎゃー!!」って悔しさと見せてもらえた夫婦の愛の大きさに萌え転がっておるのだから。2人で話している時の、お互いの相槌や言葉の端々からも、愛しか感じなかったもん。
喜劇の歌詞がこんなにも優しく沁み入ってきたのは初めての感覚だった。夫婦を超えてゆけ、、、という「恋」の歌詞があるが、もう超えてんな、夫婦なんて。
最後に2人で言った「僕ら、大丈夫ですので」のパワーな!!無敵感!
逆に、誹謗中傷してる人たちの隣には誰もいないんだろうなーって。妬み嫉み恨みつらみをぶつける先が、画面の向こうの「ひと」であることを想像することができないような、可哀想な人たちなんだと思う。でも私だって絶対にしたらいけないと思いつつ、気付かないうちに中傷していることもあるかもしれない。今回のことは、本当にただのデマ、憶測だった。火のないところに煙が立つこともある。この事も頭に置いておこう。
これからも応援し続けるために。
最後にもう一度言う。
夫婦初共演がこんな形で実現したことは、悔しい。かと言って夫婦のことを消費するつもりもない。でも悔しい。
ラジオの中で源さんが「今度は楽しいことで…」と話していたので、きっといつかまた星野源ANNへの出演があると信じている。
星野ブロードウェイ、門番突破して出ようぜ結衣ちゃん(笑)脚本は放送作家の寺ちゃんで!
※radikoのシェアがうまくいかない!
選曲も愛が詰まっているのでradikoで聞いてくださいお願いします!