うちで踊ろう



4月2日の深夜
「家でじっとしていたらこんな曲ができました」
「誰かこの動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」
のコメントとともにupされた曲。
源さんがギターを弾きながら、まっすぐこちらを見て歌ってくれたその姿、歌詞に心打たれ、あの頃はまだ自粛の「序の口」だったが、すごく元気が出た。



3日の昼間からファンはもちろん、三浦大知さんや高畑充希さんを皮切りに、音楽界やお笑い界、スポーツ界の錚々たるメンツが楽曲への重なりを見せてくれた。好きな芸人さんやミュージシャンが、星野源の歌で何かやっている…と星野源のInstagramをフォローする。こんな広がりも目に入り、本当に素敵だと思った。

先日、源さんはラジオでこんな話をしていた。「人間には、余計なことが必要。(←省略しすぎww)」
この、人間が生きていくために必要な「余計なこと(エンタメ等の"遊び")」を、源さんが私たちに無料解放してくれたってことなのですよ。音源フリーですけんね。
非常に寛大なルールだけをポンッと残して…。その場所とルールの中で、新たな遊びを皆が創り出す。公園みたいな…そんな感じ。イラストやアニメーションを重ねた「#うちで踊ろうを描こう」のタグはその一例だと思う。

「源さんに見て欲しいから踊る・描く・弾く・歌う」
「お皿洗ったら、タグの検索してみよう」
こんな人が日本中…いや世界中に増えたことは間違いないだろう。
見事に星野源は、自分の遊び…「おもしろいこと」で人類を「踊らせる」ことに成功したのではないだろうか!

*ちなみにうちで踊ろうの「うち」が「家」を指すものではないことは、各インタビューやラジオで源さんが語っている。


こんな薄っぺらい考えなんかではないことは分かっているさ。でもこの気持ち、残しておきたかった|ω・`)

お時間見つけて、ぜひ「#うちで踊ろう」と検索してみてほしい。
コロナウイルス感染拡大防止のために、家で自粛を頑張る人も、ライフラインを支えるために外で働く人も、みんなが少しの時間でも「遊べる」ように…疲弊した空気が和らぐように…「うち」で踊れるように。

最高の遊びを星野源と一緒にやろうではないか。そしてこの苦境を乗り越えよう。

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