2019年映画的体験
今更ながら#2019年映画ベスト10的なことを書く。2019年に映画館で見た作品とDVDやアマプラで見たものも含めて。(順不同)
1.作品が好き
・フォルトゥナの瞳
・殺さない彼と死なない彼女
・カレーライス Curry and Rice
・もんちゃん
・過ぎて行け、延滞10代
2.体験として好き
・21世紀の女の子
・ホットギミック ガールミーツボーイ
・ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス
・映画ドラえもん のび太の月面探査記
3.内容は?だけどロケーションで優勝だった映画
・映画 少年たち
以下「」は観た後の感想Twitter引用
1.作品が好き
フォルトゥナの瞳
「儚くて美しいラブストーリーでした。人を愛すること。自分で選択すること。音楽の入り方ずるいよ…泣きすぎて最後の方画面がゆがみつづけた 好き好き大好き。」
(もっと評価されて欲しいな…1年経っても大好きだよ…)
殺さない彼と死なない彼女
「間宮さんが「『泣けるんだろうな』っていうプレッシャーはかけたくない。泣かせようとする映画の匂いみたいなのはしないと思うので、そこらへんは安心して見て頂きたい。」(←コピペ)って言ってたその時間が好きだったし本当にそうだった。まぁ安定に泣いたんだけど」「すっごい好き!ってわけではないんだけどすっごい良い作品だった。泣いた。感想が私情はさみすぎてて何も言えない」
時間たってもこの時の感想のままかな。「すっごい好きってわけではないけどすっごいいい作品だった」中学生の頃わたしは八千代くんだった。毎日のようにわたしに好意を伝えてくれる男の子がいた。彼がわたしを可愛いって言ってくれたり好意を伝えてくれたりすると、わたしを肯定してくれている安心感があって、今でも自分に自信がなくなると彼の言葉を思い出す。
カレーライス Curry and Rice/もんちゃん
「もんちゃんは本当に良い作品だった。カレーライスは好きだけど海くんが好きだから好きなのか、海くんを知らなくても好きなのか」
もんちゃんはシンプルに「いい作品」だったな。悪い意味は全くなくただただ「いい作品だった」。カレーライスは、、、。海くんのことを知る前に見てたらどう感じていたかな。俳優好きになって困ることは「好きになる前にこの作品を見ていたらどう思ったのだろう」ということですよね、、、。これほぼ毎回思うけど。
過ぎて行け、延滞10代
「みるまえから好きだった延滞10代が、やっぱり好きだった。映画の良し悪しとかはわからないけど本能的な好きな映画に出逢えた。好きな箇所挙げたらきりがないけど、好きなのと同時に悔しい。なんか悔しい。」
と見終えた直後に思った。松本監督が10代の頃の作品。観た時19歳だったわたしは悔しくて、自分に不安になって。だからそのあと色々作品を作った。スイッチが入った。
2.体験として好き
21世紀の女の子
多分わたしのこれからの人生で軸になる、というか支えになる作品。何かあったらここに帰ってくるのだと思う。作品自体から得たものは沢山あった。それ以上にものづくりに対しての思いであったり山戸さんはじめとしてふくださんや松本さん枝さん他いろんな人たちを知れたことが大きかった。ユリイカ山戸さん特集は愛に溢れていました。得たものが沢山あるんだよなぁ。
ホットギミック ガールミーツボーイ
「少女漫画原作の映画で感じる現実味のない言動が苦手だったのにそれを超えて山戸作品だった。小説やドラマでは表せない、映画だからこそできる作品であるのと同時に映画ではない新たなカタチの作品のようにも思えた。とにかく私は紛れもなく彼女の作品が好きだ。」
あーーーーー山戸さん好きだなーーーーって思った。映画なんだけど映画とは違う山戸結希というジャンルの作品。作品から放たれる力(メッセージなのかな)がぐわぁぁぁあああと心にぶつかって包みこまれる感じ。超体験的。
ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス
「図書館が好きで映画が好きで公共施設や地域交流に携わりたい私が観るべき映画を観た感じ、、。演者かと思うくらい図書館スタッフの熱量が高くて、良いドキュメンタリー映画だった。1100円で見せてくれるアップリンクに感謝。」
205分の上映時間は長かった、、、けどこれを120分に納めるのも、60分ずつの番組を何回かテレビで放送するのも、205分のまま家で見るのも違う。映画館で真っ暗な中座りながらスクリーンを見続ける205分が心地よかった。
ドラえもん「のび太の月面探査記」
ドラえもんなんて何年ぶりに見たかな。小学生くらいの時にお母さんとお兄ちゃんと映画館で観た気がする。今回観ようと思ったのは辻村深月さんが脚本だったから。大好きな作家さん。公開されて最初の日曜日の午前中、新宿バルトは親子連れで満席だった。いつもとは違う映画館の雰囲気にわたしもワクワクしていた。いつもなら上映中に物音がしたり人の動きを感じるだけでも嫌だけれど、子どもでいっぱいの映画館は常に誰かが動いていて頻繁に声が聞こえていた。嫌ではなかった。のび太たちがピンチになると悲しそうな声が上がり、ピンチから脱出するとスクリーンを指差しながらお母さんに嬉しそうに何かを伝えていた。映画が終わった後に一生懸命ドラえもんたちの冒険を話す子どもたちがどこか羨ましかった。素直な感想が溢れ出てくるなんて今のわたしには難しいから。思ったことを思ったままに好きな人に伝える姿はキレイだった。
3.内容は?だけどロケーションで優勝だった映画
映画 少年たち
康二くんちょっと気になり始めて関ジュとSnow Man調べだしたタイミングで「映画やってるのか〜見に行こうかな〜」的なノリで観に行ったやつですね。確かジャニーさんが亡くなって特別上映期間だったかな。映画見に行ったはずがいきなり歌って踊ってる姿(舞台挨拶?の時のパフォーマンス?)が流れてびっくりしたやつ、、、(るたこじレミゴは泣きました)。正直ストーリーとして面白かったとかいい作品だったとかはそんななくて(いや、前から舞台の少年たちを見ていたら作品としても楽しめたのかもだけどこれが初少年たちだったからごめんね)。
でも奈良監獄がまるまる見れる!!YouTubeでストと西畑小島室くんでロケ地巡りした回とかも図面見ながら動画見たくなる感じだった。空からの画も看守目線?の画も建築的に美しく映ってた。重要文化財をこうゆう形で作品として使って見れるのは贅沢。映画というかジャニーズという作品なんだろうな。ジャニーズ興味なくてもロケーション的にオススメしたい作品。
まとめ
2019年は21世紀の女の子づくしでした。一番最初に見たのは2018年の12月だったけれど、2019年にTAMA映画祭始め、いろんなトークイベントに言って話聞いて自分の中にためてそれを活力にして作品作ってを繰り返した。「君の名は。」さえ3回しか見てないのに21世紀〜映画館で6回以上は見た気がするな、、、DVDも買ったしな。それくらい影響力が大きかった。
他にも「いちごの唄」「愛がなんだ」「チア男子」「キングダム」色々見たね。映画的体験の話でいうとチア男子の公開記念で同時上映された「桐島、部活やめるってよ」の時の話もしたいんだけど別で文章にまとめられたらなと思ってるから、今回はカットする。桐島何回も見てるのに初めて涙が出た、という話は絶対に未来のわたしに伝えたい。
映画最高