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ミネラルの健康効果

五大栄養素

三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)にビタミンとミネラルを加えたものを五大栄養素といいます。

三大栄養素は普通の食事で、ビタミンは気を付けて摂取していると思いますが、ミネラルは意外と間違って摂取している人が多いようです。

ミネラルの拮抗作用

「ミネラルの拮抗作用」というのを聞いたことがありますか?

なかなか普段耳にしない言葉かと思いますので、知らない人も多いことでしょう。

簡単に言うと、

単一のミネラルを摂取すると他のミネラルの吸収が阻害される

というようなものです、つまり打ち消し合う作用があるということですね。


良いお塩と悪いお塩

お塩には良いものと悪いものがあると聞いたことがある人がいるでしょう。
これはミネラルの拮抗作用を知っていれば納得できます。

昔の日本は塩を海水を天日干しして生産していました。
しかし、日本は多湿であるため釜茹や焼塩も多用していたようです。

塩を安定供給するため(建前)に「日本専売公社」が塩を専売制にし、利益を独占したために塩田は風化していきました。

そして安定供給するために安価に製造されたのが化学精製塩(食卓塩)になります。
安価な代わりに、天然のミネラルはほとんどなくなり塩化ナトリウムのみとなってしまいました。

ナトリウムの摂取には良いのですが、実は単一のミネラルを摂取すること自体に問題がある訳です。

ナトリウムを摂取すると、ミネラルの拮抗作用によりカルシウム・カリウム・マグネシウムが阻害されてしまいます。

つまりミネラルバランスが崩れるわけですね。
ミネラルバンスが崩れるとブドウ糖が増え過ぎ、これが原因で高血圧となるのです。

「減塩ブーム」の到来です。

減塩もいわゆるビジネスのために作られた風潮であり、本質は「化学精製塩を止めること」が必要なのです。
「政府が推し進めた化学精製塩が高血圧を増やした」などと言われたくないのもあったのでしょう。
「減塩」という都合の良い言葉を作り、推し進めるようになりました。

本当は、昔のように海水を天日干しし、ニガリのないお塩を摂取するのが望ましいのです。
天然のお塩はミネラルをバランス良く含んでいるため、ミネラルバランスを崩すことがありません。これが良いお塩です。

サプリメントの弊害

同様の理由で、カルシウムやマグネシウム、鉄分などのミネラルをサプリメントで補給するのは逆効果になります。

特にカルシウムの過剰摂取は身体によろしくないですね。

しかも、サプリメントからは平均3分の1の毒素が見つかるようですから気を付けましょう。

身体に良いものだと思っていても、実は身体に悪いものをお金を払って購入しているのが、何も知らない人達です。

高血圧の嘘

高血圧というのも作られた嘘の病気だと思われます。

高血圧の基準値がどのように変遷してきたのか、調べてみましょう。

そこには「病気を作っておきながら、病気の症状を抑えるだけ」という利権も見え隠れします。


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