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新米英語教師が20年ぶりにTOEIC勉強をしています その2

こんにちは、スロース英語教室のNaoko(itsumi)です。
20年ぶりにTOEIC受験をすることを決め、勉強中です。


前回の記事はこちらです。
2025年1月末の受験を決めて、11月末から勉強を始めました。
ちなみにTOEICは1ヶ月に1回、多ければ2回も実施されています。
思い立ったときにすぐに受けられますね。受験料は8000円弱です。


勉強プランは3ヶ月を目安に(そのうち70%は最初の1ヶ月で終わるように)




英語が苦手だな、と思う方は「3ヶ月くらいの勉強プラン」を立てて(そのうち7割くらいは最初の1ヶ月で終わるくらいの分量で)進めていかれるのはどうでしょうか。
私はとりあえず「現在の実力」が見たかったので勉強時間を2ヶ月と定め(家族の予定やレッスンが多くなさそうな)1月末のテスト受験を決めました。


長期間のTOEIC対策は、本当にダレます。
情報処理能力をひたすら2時間聞かれ続けるという、好奇心も掻き立てられない、ワクワクしないテストです…。
TOEIC大好きな方には申し訳ないですが。。
ですので、短期決戦でやりましょう!


点数が低い=コミュニケーションできない、ではない(特に600点以下の方に向けて)



20年ぶりにTOEICの模擬試験を解きながら、TOEICを受ける方、特に300-600点代くらいの方に申し上げたいことができました。


TOEICのリスニングもリーディングも、「Aの条件のときは〇〇」「Bの条件のときは✖✖」など、わざと紛らわしい情報を精査するよう求めてきます。



これが聞こえなくても(読めなくても)「私は英語を使うスタート地点にも立てない」なんて落ち込まないでくださいね。


実際のコミュニケーションは「聞き返す」「確認する」ことが可能です。
そもそも後出しで条件を出したり、分かりにくい情報の出し方をしてくる出題者が「意地悪だなー!」と思います(テスト出題のためには仕方がないのでしょうが)。


もちろん聞き取れる方が聞き取れないよりはよいと思いますが、「その場で聞き返せる人」の方が重宝されますよ。
TOEICの点数だけに囚われず、そういう能力を上げていきましょう。
アメリカで就労経験のある立場から申しあげると、「聞き返す、コミュニケーションを取ろうとする人がありがたがれ」ますし、それはたとえTOEIC600点だとしても可能だと思うのです。


というのは、私の知り合いで日本で20年以上外国からホームステイを受け入れている方がいますが、その方はTOEIC600点程度と聞いたことがあるからです。


仮にこの方が履歴書を転職先に出すとしたら「TOEIC600点です」と書くより「20年間ホームステイで世界各国の若者を自宅に受け入れてきました」と書く方が魅力的に見えると思います。


とはいえ、まずは足切りとして「TOEICの点数が求められる」ということもあるでしょう。早く点数を取って実務経験を積みたいところですね。

TOEICは学生より社会人に有利


20年前、TOEICを勉強していたときの私は学生でした。
記憶する限りですが、当時のTOEICは今の試験と比べて「消費者」「会社の若手」としての出題が多かったような気がしています。



「このクーポンは土日だけ使えて20%引き、3人以下のときは使えません」などの広告をひたすら読んでいた記憶があります。
あるいは「この書類コピーとってきて、20部ホッチキス止めして両面印刷で」のような雑用を言いつけられるシチュエーションなどもあったような気がします。


そのとき私は「別にこの店に買い物とか行きたくないし!」と現代文の出題文に文句を言う学生のようにブツブツ言いながら問題を解いていました。


今はもう少し役職が上がったような?出題もチラホラ見受けられますね。
管理職の人もTOEICの点数が求められるようになったからでしょうか。


「お得意様に接待ツアーを企画しましょう。」
「新しい店舗を立てる予定の土地でしたが駐車場が足りないので、用途を駐車場に変えちゃいましょう」


TOEICワールドの中でも、昔よりは少し工夫できるような仕事を任せられるようになって良かったです(笑)
(出張=business trip、ツアーを企画=arrange a tour、お得意様=royal clients/customers)


で、このような会話を社会人の皆さんは体験していたりしますよね。
語学は総合格闘技です、ある武器を全て使って戦います。
今まで培ってきた社会人経験、使わない手はありません
よ!


自習会を主催しています


色々書きましたが、やっぱりやる気は出ません(笑)
ですので、勉強仲間を募ることにしました。


地元の子どもから大人までグループラインで通話を1時間繋ぎながら、自習会を行うことにしました。
イメージはコロナ禍に流行った「勉強動画」です。

みんなそれぞれ自分のやりたい英語勉強をしながら、質問があればその都度私が答えるという試みです。



今回の私の目的は「TOEIC300−600点の人の点数を100点上げるための方法を考える」ことも入っているので、実際にどのあたりで詰まっているのかのデータが沢山欲しいです。
おそらくAIが得意な分野だと思うので、そちらからもアプローチしたいところです。


あくまで私の時間が空いているときに行っています、希望者がほぼ大人で(一部高校生)10人程度集まりました。
時間帯を色々変えながら行っていこうと思っています。
みんな目的はバラバラでレベルもバラバラですが、だからこそ発見があるのではないか?と思っています。


それでは次回お会いしましょう!

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