留学を終えた高校生にホームステイについて質問してみました
こんにちは!
スロース英語教室のNaoko(itsumi)です!
ついに夏休みが始まりましたね。
皆様夏休みの始まりは順調でしょうか?
終わりなきごはんの献立を考えるルーティーンに我が家も突入しました。
最近noteでホームステイで外国人を迎えることを皆さんにオススメしています。
この夏休み、知り合いの高校生たちが海外での1年間の留学を終えて続々帰国してきました。
彼らも滞在先の国でホームステイをしながら学校に通ったり、課外活動をしてきたのです。
そんな彼らに留学の感想(学校生活、ホームステイについて)など質問する機会があったので色々聞いてみました。
滞在国はアメリカ、メキシコ、イタリアなどです。
1.ホームステイをした印象は?良かったことや辛かったことなど
同じくらいの年齢や年下の兄弟がいると、会話が弾みやすい
どうしても現地の高校生レベルの会話はできない。会話によらない「料理」「スポーツ」「旅行」などから仲良くなった
学校まで送り迎えをしてくれる車の中が「マンツーマンで会話できる空間」になった。ホストファミリーに「自分の英語の間違いを指摘して」とお願いしていた。
学校が遠くてホストファミリーに負担をかけたので、今度お返しに日本にホストブラザーたちが遊びに来る時に日本案内をすることになった。楽しみ!
2.高校生活はどんなものだったか?発見や辛いことはあったか?
もっと英語が伸びると思っていた。「音」には慣れたし、相手が何を言っているかは理解できるのだけれど「学校の授業」や「自分が言いたいこと」が英語として口から出てくるまでに時間がかかった。
最初の5ヶ月間は毎日現地の言葉でSNS更新を行っていた。
ホストファミリーだけでなく色んな人に話しかけた。色んな人からそれぞれ表現をもらう。
あまり日本(人)に興味のあるクラスメイトが少ない学校だった。自分が話しかけても無視されたりして辛い時期があった。
学校の始業時間にいつも教室にいるようにした。他のクラスメイトは遅刻してくる人ばかりだった。遅れてきた彼らと人数分挨拶ができて、喋る練習やきっかけになった。先生ともマンツーマンで話せる機会になった。
3.自分の性格は留学前後で変わったか?
なにも変わらなかった。日本のときの自分のままで行って、そのままの自分を受け入れてもらいたかった。
「分からない」「助けてほしい」ということを気軽に言えるようになった.ホストファミリーに「分からないなら聞くんだよ」と言われた
他人のことに興味がなかったけど、周りのことが気になるようになった。困った人を見つけて助けたいと思うようになった
向こうの文化に「察する」はない。とにかく話すようになった。
自分が話して終わりではない。相手に「分かっているか」こまめに確認するようになった。You know what I mean?
現地のエージェントやホストファミリーと意見の食い違いがあって、ホストチェンジするまでは苦手な現地語で彼らと戦わなくてはならなかった。歩み寄ったり条件を出したり、大人の顔色を伺うようになった。
高校生へのインタビュー、いかがでしたでしょうか。
真面目でやる気に満ちた子たちにお話を聞けたなぁと思います。
さすがに「1年間のホームステイは長い」と思う方でも、数週間の滞在なら受け入れやすいかもしれませんね。
太字にしました「助けて、分からない」ということの大切さについては複数の高校生から同じような感想を聞きました。
日本で日本人として生きるということは、多数派として生きるということです。
多数派が暮らしやすいように社会はできています。
それが外国に外国人として住む、ということは少数派として生きることを意味します。
「赤ちゃんにもどったみたいだ」と表現した子もいました。
だからこそ「これが分からない」「もっと教えてくれ」と自分から言わないと、多数派の人にとっては「何が苦しいのか、困っているのか」想像もつかないことも多いのです。
それは辛い瞬間もあるとは思いますが、助けてもらったときの感動も人一倍感じることができます。
忘れられない記憶になって今後の人生にも影響すると思います。
また海外経験のある人にインタビューできる機会があればこちらのnoteで紹介していこうと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?