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私がアメリカの幼稚園の先生になれた理由 その4(最終回)

こんにちは、スロース英語教室のNaoko(itsumi)です!
自分の人生と英語歴を振り返るシリーズ、最終回です。
目的は①自分の英語能力を親御さんに判断していただくこと、②私の授業のスタンスを明示すること です。


今までの話はこちらからどうぞ。簡単にまとめるとこんな感じです。


日本生まれ日本育ち、学生時代は比較的優等生。
学校以外で英語を習ったことはない。

大学時代に「英語即興ディベート」で「攻撃的にならない議論の仕方」を初めて知って、のめり込む。
その後、塾業界に就職するも管理型・統制型の塾だったため、数年で離職。
家族の仕事の都合でアメリカに2年住み、最後の1年を「アメリカ現地の幼稚園の先生」として過ごす。

私のこれまでの人生

今のスロース英語教室のスタイルについて

①「おもしろい」授業をします、「しつけ」「礼儀」は教えられません


アメリカの幼稚園に勤務していた頃は本当に一日一日が濃くて、帰っては気付いたことを記録する毎日でした。
私がいた幼稚園は10人程度の子どもを2−3人の先生で見ていました。
子どもの年齢は3−5歳で、その園内では一番年上の子どもたちです。


少人数だと、「生徒をコントロールする」ことをそもそもしなくても良くなるのです。
日本で「ちゃんと怒って、生徒になめられないで」とあれほど言われたのに、アメリカでは一度もそのように怒られたことはありませんでした。


むしろ、生徒たちの口ぐせを「Don't be silly, Ms.Naoko!」になるようにレッスンを組み立てて、と上司の先生から言われていました。
「もー、バカなこと言わないでよなおこ先生!」って感じでしょうか。


私は特段おもしろい人間ではありませんが、かなり威圧感を与えない第一印象の持ち主です。
なにせ旅先で道を聞かれた経験が複数回あります。
かなり話しかけやすい雰囲気を持った人間なのだろうと自己認識しています。


ですので、「礼儀」「しつけ」を大事にされるご家庭とは相性が悪いかもしれません、おそらく頼りない先生に写ると思います。
その代わり「その子の好きな世界」に入りこませてもらって、英語を加えるという能力は優れています。
計画は分刻みで毎回レッスンプランを立てていますが、子どもの反応を見ながら柔軟にレッスンを変えていきます。


② 引っ込み思案、マイペースなお子さんと相性がいいです


自分の娘もそうなのですが、そんなに自己主張が激しいタイプではなく日本の幼稚園では目立たない子どもでした。
アメリカの幼稚園はそういう「おとなしい」子ども相手にも選択をさせる、自己表現させるようにもっていくのが上手い先生が多かったです。
ただしそれは先生個人の能力というより、「少人数クラス」で「発言させる」ことが良しとされるアメリカの文化から来るものだと思っています。
(日本の先生だって全然アメリカの人に能力で負けてない、と思いますが、いかんせん「クラスのサイズ」が大きすぎるのです)



アメリカの先生たちはその子どもが身につけている服やおもちゃ、目線、身体の向き、あらゆるものからヒントを得ておとなしい子にも話しかけていました。


レッスンを受講されるまでは「うちの子は人見知りなので、きちんとレッスンを受けてくれるか心配ですが…」とおっしゃっていた親御さんが
「うちの子が初対面の人とあんなに積極的に楽しそうにしゃべるのを始めてみました!!」と興奮気味にお話して下さったことも何回もありました。


ぜひ、機会があればあなたのお宅でレッスンをさせてください。
3回体験レッスンをつけておりますので、私との相性をそこでご判断いただければと思います。

③ 年下(4歳以下)のご兄弟もレッスン参加歓迎です(条件あり)


私のレッスンは4歳以上のお子さんに対して行い、1回3000円です。
月2回からレッスンを受け付けており、1ヶ月単位でお月謝を頂いています。
初期費用(教材費)などは一切頂いていません、始めやすく辞めやすいプランにしているつもりです。


時々親御さんから「私と下の弟(妹)も一緒に見学していいですか?」と聞かれます、原則OKにしています。
年下のお子さんが4歳になるまでは追加料金は頂きません。
できれば弟さん、妹さんにも参加して頂きたいし、特に3歳を超えると主体的に楽しまれるお子さんが多いです。


意外とご兄弟がそろって同じ習い事をできる、という機会は多くないのではないでしょうか。
私はアメリカで異年齢(3−5歳)のクラスを持った経験から、「3歳の子どもへの指示」と「5歳の子どもへの指示」を同時にしながらレッスンを進めていきます。
そのため、年齢が違っても楽しく参加することができます。
レッスン以外の時間も、ご兄弟で英語レッスンについて共通の話題ができると、より多く英語に浸る時間が増えます。


ただし私のレッスンは1回50分、と小さなお子さんにとってはかなり長いです。
途中で集中力が切れることも自然なことです。
その場合は親御さんが年下のお子さんのお世話をして下さると、上のお子さんに対して私はレッスンを続けることができます。
その部分だけご協力をよろしくお願いいたします。


それ以外の時間は、近くでお料理をしたりアイロンをかけたり、家事をすすめて頂いてかまいません。
細かい条件は都度ご相談しましょう、原則下のお子さんの参加は「歓迎」です!


④ 生徒さんによって授業内容は変わります(一例を書いておきます)


「どんな授業内容なの?」ということが伝わりにくいかもしれません。


過去に娘さんに対して行った体験レッスンの体験談を書いて下さった「ベビーシッターなおさん」の記事を貼っておきます。
この後彼女とはお友達になり、後に英検2級合格まで伴走させて頂くことになりました。
とてもありがたいご縁でした!

英語の歌を歌ったり、数や天気、感情などの言葉を使ったゲームは、どのお子さんのレッスンにも組み入れることが多いです。


他には「おままごと大好き」だった生徒さんもいらっしゃるし、「工作大好き」な生徒さんもいらっしゃいます。
保護者の方と相談して「スーパーへの買い物」をレッスン内容にしたこともありました。
このあたりは「お子さんの興味」で決めることが多いです。


体験レッスンの予約や、お悩み相談など(1回は無料でお伺いします)はこちらのQRコードから公式ラインに登録をお願いいたします。

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自分を振り返るシリーズを終えて、番外編作ります


最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
特に嬉しかったのはシリーズの2回目(大学で英語ディベートに明け暮れた日々)のビューが伸びたことです。
普通シリーズものは「その1」が一番読まれるのが定石だと思っていたのですが、読者の皆さんが内容まできちんと読んで下さったのだと感じました。

「その2」の好評が嬉しかったので、このシリーズの「番外編」として、もう少し詳しく「どんなことをやっていたのか」「どんな仲間たちと活動していたのか」などなど、書いてみようかなと思いました。


よろしければお付き合い頂けると幸いです。
一旦「自分振り返りシリーズ」を終わります、もう少し続くので番外編でもよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!

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