日本の節分の豆まきをしているとき、アメリカの冬が6週間伸びてしまいました…。

相変わらず帰国準備でキリキリしながら、お話したいと思う人に声をかけて時間を作ってもらい、それに伴う小旅行を週末にしています。
そんな中で、働いているアメリカの保育園で先日あった楽しいイベントについてご紹介しますね。



私はアメリカの田舎の保育園で日本語を教える先生をしています。
旧正月(Chinese New Year)の週も終わって、次は何をして遊ぼうかな?と考えていたら、日本の節分のことを思い出しました。


コレは面白いと思ってもらえるんじゃ?!とワクワクしながら上司の先生に授業計画を持っていくと、ちょうど日本の節分の日(日本時間2/3、アメリカ時間2/2)、アメリカでも重要なイベントが行われるというではありませんか。


冬が長引くか、春が来るかを占う大事な日らしいのです。
グラウンドホッグズ・デー(Groundhog's Day)と呼ばれます。
「グラウンドホッグ」というのは大きめのリスやラッコみたいな動物です。

この大きなラッコみたいな見た目のグラウンドホッグが春になって穴から出てきたとき、晴れていて自分の影を見たら怖がって穴に入ると「冬が6週間延長」、曇っていたり霧が出たりして自分の影が見えなかったら「春が近い」と判断されるそうです。


2023年の冬はどうなったかというと……「6週間の冬延長」でした。
この伝統をマネて、「groundhogごっこ」を教室内でやってみました。
教室内の電気を消し、懐中電灯で照らしながら穴の空いた大きなダンボールに子どもを1人ずつ入れて顔を出すように指示し、頭を引っ込めるかそのまま立っているか選んでもらう…といったものです。


大盛りあがりになりました。
中には暗いところが苦手な子もいたので、その子は先生と一緒にダンボールに入ったり、外から応援だけしていました。
節分も楽しいですが、よろしければお家でgroundhogごっこもやってみてくださいね!
豆まきをする前に遊ぶと掃除が楽なのでオススメです。

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