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進撃のWEEK Day2

人類に貢献する

進撃のWEEKの2日目。本日は経営者とビジネスモデルの2点について学びました。戸村さんいわく、経営者とは「収益を上げ、人類に貢献する者」だそうです。これには非常に納得しました。起業家というと「必死にお金稼ぎをしている人」と捉えられることもありますが、起業家がいたからこそ人類は発展してきたし、これからの日本、そして世界を変えられるのはテクノロジーと起業家だけだと私は思っています。
さらに、戸村さんは経営者の3原則として以下の3つをあげられていました。

  • 社会の役に立つことを約束すること

  • 企業理念と事業が結びついていること

  • 収益を上げ、税金を納めること

昨日から一貫しているのは、お金を稼ぐだけではなく、自分の理念に従って社会に貢献する者こそが起業家、そして経営者だということです。私も、「日本をより良い国にする」という自分の理念に沿ってこれから社会に貢献していこうと改めて思いました。

陸上観戦は甲子園と同じぐらい人気

「人が走っている姿を見て何が楽しいの?」というセリフを何度か耳にしたことがあります。確かに、人がひたすら走る姿なんて普通に考えれば面白いはずがありません。しかし、2万人を対象としたスポーツ庁の調査によると、マラソン・駅伝は2021年において「TV・インターネットで観戦したスポーツ」で第3位、「現地観戦したスポーツ」でも5位になっています。前者の値は、第2位の甲子園とほぼ変わりません。つまり、マラソン・駅伝は日本のメジャースポーツである野球やサッカーに匹敵する人気を誇っているのです。
駅伝といえば、お正月の風物詩でもはる箱根駅伝が一番に思い浮かびます。箱根駅伝の視聴率を見てみると、2021年はなんと往路・復路ともに30%を超えていました。これは大晦日の風物詩である紅白歌合戦にも迫る勢いです。私たちが思っている何倍も、陸上観戦って人気なんですね。

駅伝・マラソンのテレビ中継はつまらない!?

実は私も中学生の頃から駅伝やマラソンのテレビ観戦が大好きで、テレビで放送しているほとんどの大会を見ていました。ただ、そこで感じたのが「テレビに映らないチームや選手が多すぎる」ということ、さらに「CMが多すぎてレースが動いた瞬間を見逃すことがある」ということです。高校生になりTwitterなどのSNSも用いて最新の情報を追いながら観戦をするようになりましたが、どうやら同じような不満を抱えている人は多いようで、皆さん自分の好きなチームや選手の走っている姿を見たいと切望していました。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。それは、マラソンや駅伝がスタジアムなどの閉鎖された空間で行われるスポーツではないからです。例えば箱根駅伝では上位チームと下位チームでは10分以上の差がついてしまいます。もちろんテレビ局側も中継車を複数用意するなどの工夫は行っていますが、テレビに映すことができるのは一つのカメラの映像のみです(※)。ですので、上記ような不満がどうしても出てきてしまいます。

※ 最近は「マルチアングル」と言って複数のカメラの映像から自分の好きなものを見られるアプリを導入しているテレビ局もあります。

現地観戦者の力を借りる

私は、上記のような課題を解決するために、「現地感染者」と「非現地観戦者」をつなぐプラットフォームを作りたいと考えています。より具体的に言うと、現地観戦者が撮影した動画や写真を場所・チーム・個人ごとに分類して投稿できるようなシステムを目指しています。これが実現すれば、「見たい選手が見れない」という課題は解決できますし、陸上観戦を好きなだけ、好きな角度から楽しめるようになるのではないでしょうか。そうすれば、陸上観戦をする人も増え、さらには投稿者も増えるのでさらに陸上観戦が魅力的なものになると言う好循環ができると考えています。現在でもTwitterやYoutube、Instagramに動画や写真を投稿している人はたくさんいますが、なにより散らばっていて分かりにくいというのが本音です。だからこそ、今までにない新しい仕組みを作ることが必要だと考えています。
また、この取り組みは駅伝・マラソンだけではなく、トラック競技にも活かせると考えています。陸上競技の大会は配信されているものの方が少ないですが、そのような大会でも現地観戦者の力を借りることで結果だけでなく動画や写真などの詳細を容易に把握することができるようになるはずです。

ビジネスモデルの検証①
ビジネスモデルの検証②

陸上競技をもっと盛り上げたい

駅伝やマラソンは「走っているだけ」ですが、逆にいえばその「走っているだけ」の競技を甲子園や紅白歌合戦を同じぐらいの人が見ているのです。私はこれまで、陸上競技に多くの元気と感動をもらってきました。このような素晴らしい競技をもっと広めたいという気持ちがこの事業を進める活力になっています。
さらに、「陸上選手は儲からない」という問題も深刻です。マラソン選手であれば約半年もの時間をかけて一つのレースのための準備をし、試合に臨みますがその試合で優勝しても賞金はワールドクラスの大会で数千万円です。他のメジャースポーツと比べると圧倒的に陸上競技は「儲からないスポーツ」と言えるでしょう。私たちに感動を与え続けてくれる選手のためにも、もっと陸上界を盛り上げ、選手に利益を還元できるような仕組みを作っていきたいとも考えています。

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