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Amazon BLACK FRIDAYで買うべきアイテムのご提案【本版】

 というわけで本版です。本以外版はこちら。あとから見返したらAnkerばっかりで泣いたわ。

「本読む方ですか?」と聞かれると、多分僕は本かなり読む方です。マンガも含めていいなら、月に万単位で使ってるのではないでしょうか。マンガと一般書の割合はともかくとして。

 結構積読も多いんですけどね……まだちらほらある……。

 本はもっぱらスマホで読みます。なので、基本紹介はkindle版になります。本はほとんどkindleに集約してますが、単純に置く場所がなくなるからです。元々持っていた本も電子化してしまいました。そのために高速スキャナ買った。

 ちなみに、本を電子化するなら高速スキャナが必須ですが、何を買えばよいか悩んでいるならScansnap一択です。誰も買わんと思うけど。僕も家庭で持ってる人見たことない。

 そんなわけでおすすめの書籍です。一般書6つ、マンガ3つにします。※12/1 一般書・マンガ共に1冊ずつ追加しました。

 私今の部署で社長とか経営層(他の会社含め)に接することめちゃ多くなったんですけど、やっぱり経営層の方ってスゲー本読んでます。
 今のところ例外はない。

 あと、僕は研究開発から大きく職種が変わったので、研究開発の人が別のキャリアを考えた時にこんな本読むんや、という捉え方をされてもいいかもです。
 それじゃレッツゴー!

1.人事屋が書いた経理の本

 いきなりちょっと古い本ですが、何冊か会計系の本を読んだ中では一番良かったですね。

 僕は正直今の部署来るまで会社の決算とかマジで興味なかったし、興味なくても生きてこれたんですが、さすがにそうもいかなくなって勉強しました。その中で、管理会計的な考えを理解するのには一番良かったです。

 何が良いって、あまり簿記を理解してなくても理解できちゃうんですよね(簿記は簿記で勉強した方がいいのは言うまでもないですが)。PLもBSもなんとなくふわっと読める。ちょっと言語が古い以外特に問題ないです。

 初心者向けでない、というレビューもありますが、割と初心者向けじゃないかな……と僕は思いますね。限界利益とか損益分岐点とか学ぶのにも良い。

2.世界で一番やさしい会議の教科書

 これはちょっと、自分と組織のふがいなさを感じて買った本です。なんか意味もなくダラダラやってる会議が多いな……ともしあなたが感じていたなら、この本を手に取ってみても良いかもです。

 というのは、会議のファシリってなかなかちゃんと教えてもらえないんですよね。誰もちゃんと学んでないから、偉い人たちの会議でもグダグダしたりする。

 僕はこの本を読んで、自分がファシリの会議はホワイトボードを使うようになりましたが、それだけでもだいぶ空気が変わりました。出来るようになると「こんなもんかい」って感じですが、この本で書いてあることを皆がちゃんと出来れば、ちゃんと物事が進む会社になるんだろうと思いますね。

3.売上最小化、利益最大化の法則

「北の達人コーポレーション」の木下社長の本。木下社長の本はロジカルですごく好きです。

 ご本人はマーケッターを自称されていますが、いやいや戦略家ですよね、と言いたくなりますね。「売上10倍はリスク10倍」とか「5段階利益管理」とか、考えの切り口がとてもユニーク。なお、アイテム数が数千個ある弊社でABC利益を算出しようと思ったら爆死したのはわたしです。

 自分が会社作ったらこういうロジカルで明瞭な経営分析をしたいな、と思わせてくれる本でした。オススメ。

4.考具

 人間何かするときには道具を使うのだから、アイデア出すときにも道具はいるんじゃないですかー? っていう本ですね。

 著者は元博報堂の加藤昌治さん。僕電通の人にひと月付きっ切りで研修してもらったことがあるんですが、広告代理店の人、なんやかんや言われるけどホント凄いよね……アイディアの出し方とかさ。

 そんなアイデアの出し方を具体的にいくつも示してくれるのがこの本です。アイデアの質は量によると誰もが言いますし私もそう思いますが、その量をひねり出すための本です。アイデア出すのが苦手な人にオススメ。

5.嫌われた監督(Prime会員無料)

 Prime会員無料になってる!! ウソ!! 高かったのに!!!

 一冊こんな本も入れてみます。落合博満が監督時代の本。Numberでちょっと読めます。

 僕は野球好きなのですが、あの時の落合中日はまぁ評判悪かったというか、なんか血も涙も無い感じに恐怖すら感じるところがありましたね。
 本書は「やっぱそうだったか」を軽く超えてくるような本です。

 落合は選手だけでなく、全ての周りの大人に「プロ」を求めていた。そしてそれを徹底していたのだと感じる本です。

「プロならば、結果で示せ」

 大人になって仕事をすれば誰もが一度は言われる言葉ですが、それをここまで純度高く、鋭く要求してくる人は極々稀でしょう。だからこそ落合博満は嫌われた。

 Prime会員で、野球好きなら読んでおいた方がいい本です。

6.フードテック革命

 正直思うのは、食品企業で研究とかマーケ・経営の仕事してたら絶対読まなきゃいけない本の1つだよね…ってこと。
 この本は序盤2020年だけど、2030年までのトピックになるであろうことは概ね網羅してる。代替肉、キッチンOS、超パーソナライゼーションなどなど…

 食の未来を語る時にはこの辺の知識をみんな持ってる前提で話してるので、関係者で読んでない人は今すぐ読みましょう。

7.ロジカル筋トレ

 ちょっと異色な本を入れてみました。
 多分運動神経いい人ってあまりこういうことに悩まずに天性のもので出来てしまうんだろうな、とうらやましく思うところがあるのですが、自分含めなんかあまり運動神経の良くない(というか、身体を思うとおりに動かせない)人って、ちょっと理論をもらった方がありがたい時があります。

 よくある「筋トレをすること自体が目的」というところから、本書は「日常生活で身についたラクで省エネな非合理的動作から、合理的動作を習得すること」とその目的を再定義します。

 一読すると自分の筋トレを見直す契機になるかと思います。
 今なら300ポイント以上戻ってきます。オススメ。

 ここからマンガ!
 メジャーどこ出しても面白くないので、アニメ化してないやつで。

8.鍋に弾丸を受けながら

 話がひたすらにワイルドなのに、美少女(中身はおっさん)しか出てこない。世界のグルメをワイルドに食べ歩くマンガですが、まぁ面白い。
 見たことない、聞いたことない食べ物ばかりを扱う、非常にお腹が空くマンガです。

 エルヴィス・プレスリーを殺したサンドイッチは食べてみたいが、勇気がいるな……。

9.あんじゅう

 表紙買い。ひたすら絵が好き。
 女の子2人のルームシェア生活をただただ描いてるだけ。百合要素なし。
 だけどなんか好きなんだよなぁ……方言が良いのか? メガネは間違いなく良い。
 あと変なところだけど作者さんの字も好き。
 もう何がとは言えない感じなんだなぁ。全部好き。
 表紙見て好きそうだったら読んでみてください。以上。

10.ローカル女子の遠吠え

 ご当地物のマンガはたくさんあると思うんだけど、ここまで地域に特化したマンガって無いんじゃないかと思うくらいひたすら静岡の話。
 静岡には2回しか行ったことないんだけど、この本のおかげで凄く静岡に詳しくなってる。というか、偏見が深くなってる。

 しかしよく静岡だけでこんなに話書けるよなぁとホント感心するレベル。1巻はPrime会員なら無料。読んで。

11.プリンタニア・ニッポン

 SFまったりマンガ。なんて言うんだこのジャンル……。
 どこかの未来で生体プリンタから生み出された謎のもちもち生物「プリンタニア・ニッポン」をめぐる癒し系マンガ。
 一方でSFとしての世界観はしっかりあって、それがたまに語られたり語られなかったりするところのセンスの良さが光ります。ちょっとディストピアっぽいけど、それいじょうにすあまが可愛い。
4話くらいまで読めます。ぜひ読んで、気に入ったら本で買ってほしい。

 以上、本編でした!
 連休はみんな本読もうな!

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