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【公認会計士試験 短答式試験】時間配分&どこから解くか(財務会計)

こんにちは。アラフォー主婦で令和6年公認会計士試験の論文式試験に合格したふうかです。

今回は短答直前ということで、得点アップにつながればと思い、私がやっていた時間配分どこから解いていたかを紹介したいと思います。

ちなみに私は、論文試験が終わるまでXを見たことがなく、通信併用生(答練だけ校舎)で受験生の知り合いは完全に0です。そのため、今回紹介するのは完全に私個人の見解であり、他の人にとって良いかは全く分からない点をご了承ください。


財務会計は8割を目標に


財務会計は200点2時間という、全体の40%を占める重要な科目です。
ここで8割は取れないと、昨今の高ボーダー時代についていけません。
また、1問7点~8点もあり、1問落とすと1.4~1.6%ほど全体の得点率が減ってしまうため、絶対にミスが許されない戦いなのです。

私は短答3回目(令和4年第1回)で合格したベテラン勢ですが、3回目は自分でも盤石な勝ち方をしたと思っています。ちょっと時間が余ってゆったり見直しをするというくらい。点数は176点あたり(180点には少し及ばない)くらいだったと思います。それでも、自己採点で1つミスが分かり大きく後悔したので、みなさんは最後まで気を抜かず見直しをしてください!


1.まずは理論から解く(20分程度)

鉄板ですが、私は理論から解く派でした。理論を解いて心を落ち着かせ、計算へ向かいます。ただ、理論は少し時間を置いてからでないと自分の間違いに気づかないことが多いので、不安な問題は後で戻ってきて再考するという形をとっていました。自信がない択には△とかを付けてましたね。

ここではとにかくマークの位置を間違えないように気を付けてください。


2.個別問題は得意なところから(40分程度)

理論が終われば次は計算の個別問題です。ここは自分の得意なところから解いていきました。とりあえず40分の間にサッと解けそうなものは解き、時間がかかりそうなものは後から戻って解きました。

≪優先して解いたもの≫
・リース会計
・退職給付
・減損
・ストック・オプション
・資産除去債務
・純資産
・工事契約
・無形固定資産(ソフトウェア)

≪後回しにしていたもの≫
・税効果会計
・固定資産、繰延資産
・外貨換算会計
・デリバティブ

これは完全に個人の得意・不得意によります。
固定資産は減価償却の計算で簡単そうなのですが、複数の固定資産がある場合は時間がかかるので、あとで時間があれば解いていました。繰延資産も、期間の計算などが意外と面倒で、私は数値がなかなか合わないこともあったので、後回しにしていました。

自信がある分野も、集計が多そうなものはミスが多発しやすいので後回し、もしくはとりあえず解いて後から戻ってきて解くようにしました。例えば、金融商品とかです。

とにかく時間との戦いなので、得意な分野でも2分くらい考えて難しそうなら見切りをつけて次に進んでいました。


3.総合問題(30分)

最後の総合問題は30分程度、割としっかり目に時間を取っていました。タイムテーブルにミスがあると芋づる式に間違えてしまうので、ここは慎重に時間をかけて書きました。

6問くらいある中で、大体1問くらいは解かない問題がありました。親会社に帰属する当期純利益とかですね。それと、法人税等調整額が求められる場合は、簡単な場合は解きにいって、難しそうなら飛ばしました。


4.個別問題の手を付けなかった問題、理論の見直し(残り30分程度)

残りの時間で解けていなかった問題や、自信がない問題に戻ります。短答式試験はマークシートなので、当たり前ですが絶対何かしらのマークはするようにしてください。偶然当たるということもありますので。

また、解けていない問題は大きく△マーク、解かないと決めたものは×マークを付けるなどして、後から戻って来たときに時間のロスがないようにしていました。



終わりに

8割を目標にしても、5問くらいは解けないorミスする形で落としても構わないんです。私はこれを意識してから、楽に問題に向かうことができました。なので、1問分からなかったからといって絶望するのではなく、どんどん次へ進んで行ってください。

この記事が誰かの役に立っているかは分かりませんが、受験生の皆さんが1点でも多く得点を重ね、合格できることを心より祈っております。





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