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「 1日1人、1年で365人 」



「あの人を助けることはできなかったのか。」



消防士だった3年前、

そのことについて

考えさせられる日々が続いたことがあった。



日差しが降り注ぐ、夏の昼下がりのある日。

レスキューの訓練中に鳴り響いた、救助出動指令。

汗だくの中、資器材を急いで撤収して

すぐさまレスキュー車に飛び乗った。


「住宅内に人はいるが、鍵がかかって中に入れない」


との通報内容。

通報内容から現場の状況をイメージ。

どんな方法で建物内に進入するかを

5人で戦略を立てながら車内で準備を進める。


「緊急車両、赤信号進入します!
          車両停止願います!」



けたたましいサイレンを鳴らしながら、

1分1秒でも早く要救助者に接触するために

安全を確認しながら現場へと急行する。



現場到着。


現場は騒然とした雰囲気。


僕の目に最初に飛び込んできたのは、




泣き崩れる家族の姿。



現場の雰囲気からある程度の状況を察した。


直ちに現場の状況を確認。

鍵がかかった家の中に見えたのは、






宙に浮いた状態の身体。



首元にはロープがくくられていた。






自殺。




救急隊観察の結果、

既に亡くなっている状態だった。


なんとも言えない感情が心に残る。

助けたいけど

助けることができなかった、もどかしさ。


僕らが厳しい訓練で培った技術や

最先端の救助資器材を使うこともなく、

何もせずに活動が終了。

無言のまま、車内に乗り込み署へと戻る。




「あの人を助けることはできなかったのか。」


レスキュー隊4年目、

自損行為の現場に出動することが増え

その度に、その言葉が頭の中をよぎる日々だった。


どんな要救助者に対してもその想いはあるが、

事故は運命的な部分も多少なりともあるが

自損行為は違う。

偶然に起きることではない。



データから見る日本の現状


自損行為の出動現場に行くたびに

僕は毎回考えさせられていた。

そして、その数があまりにも多い。

残念ながら、消防職員の自殺もゼロではない。

全国の消防署でもちらほらあると聞いている。


人の命を助けるはずの我々が、

なぜそんな選択をしなければならなかったのか。


気になって、日本の自殺者数を調べてみたら

衝撃の事実を知ることになった。

1年間のうちに

約2万人の方が自殺で亡くなっていた。

1日に55人。

この数字を見て皆さんはどう思いますか?

世界の主要7ヶ国の中でもトップらしい。


なぜそうなってしまうのか


心から自殺したいと思って

実行した人はいなかったと思います。

ほんとはしたくなかったはず。


対人関係の悩み、経済的な悩み、

職場での悩み、学校での悩み、

健康の悩み 等々


原因を見てみると、

誰しもが抱える問題であることがわかる。


「僕(私)が自殺するなんてあり得ない。」


そう思う方がほとんどだと思いますが、

実はその芽は、皆さんの心の中にもあるんです。


人生最悪の状況になってしまったときに、

誰しもが心の中で一瞬だけ

「自殺」がよぎったことが

もしかしたらあったかもしれません。

心の中にはダークサイドの自分も必ずいます。

その芽を育ててしまってはいけないんです。


追い込まれれば追い込まれるほど、

人は視野が狭くなりそこしか見えなくなります。

そんな日々を過ごしていると

いつの間にか無気力になってエネルギーが湧かない。

それすらも気付かなくなり、

メンタルはボロボロになって

「うつ病」になっていくのです。


お金を稼ぐということのためだけに

大事な「心」と「身体」を壊してほしくない。



変わらない「想い」


消防士を辞めた今でも、

「人の役に立ちたい、助けたい」

という想いは変わっていない。

それを叶える手段が

消防士から

ヨガインストラクター&ライフコーチ

に変わったというだけです。

(これからも手段が増える可能性も大いにある)


なぜその2つなのか?

ヨガ本来の目的は、

身体がキレイになるとか

痩せる、柔らかくなるとかではなくて

心を整えることにあり、「精神の強化」が目的です。


ヨガ本来の目的をもっと多くの方に伝えることで、

自分の内側を理解できるようになったり

俯瞰(ふかん)的に自分を見ることができて、

心を常にニュートラルな状態に保つことができます。

その結果、「自殺」という選択をする人が

減るのではないかと思っています。

先程の自殺者のデータの中で

30代以上の方の自殺原因の第一位が

圧倒的に「健康問題」が原因なんです。


病気になってしまうと、

身体より先に心が壊れてしまいます。

だからこそ若いうちから健康への気遣いと

「精神面を鍛える習慣」を身につける必要があり、

その手段がヨガだと思っています。


また、僕の得意なことは

「解りやすく教えること」

だからこそ、インストラクターという教える仕事や

コーチ・コンサル的な仕事が得意です。


ライフコーチとしては、

人生って楽しい」をテーマにしていて、

もっと自分らしく生きられる人を

増やしたいと思っています。

日本で生きていると、どこか息苦しさを感じたり

「ルールに縛られすぎた生活」

が当たり前になってしまっています。

「そういうもんでしょ」と

半ば諦めている人もいたりと。


そんな中でも、

もっと挑戦したいという気持ちがあるけど

不安に負けて行動できない人が多いのも事実。


ただ、あなたが見ている世界が変われば

人生も大きく変わっていくんです。


今までの時代は、

目に見える資産や形あるものを所有すること、

終身雇用、古くからの慣習を守ることだったり

過去の実績、我慢強さみたいな部分に価値が

置かれていました。でも、

皆さんも肌で感じていますよね?


時代が変わってきていることを。



「能ある鷹は爪隠す」という

ことわざがありますが、

僕はこれからの時代に必要なのは、

「能ある鷹は爪を出す」だと思っています。

自分の「想い」や「得意なこと」や「強み」を

もっと出すことで自分軸で生きられる人が

増える世の中になっていくと考えています。

能力を隠すのはただの機会損失です。

本当の才能を必要としてくれる人が必ずいます。


そう言うと、

「自分には得意なこととか強みなんてないな〜」

って思ってる方も多いはず。

大丈夫です、みんなそう言います。

自分の苦手なことは理解しているのに、

得意なことってわからないものなんです。

実は得意なことって、

無意識で当たり前にやっているので

意識していないから基本的に気付かないのです。

だからこそ、ライフコーチとして

あなたの強みや得意なことを引き出したり、

逆に、行動できない理由は

何が引っかかっているのかを言語化することで、

「まだ知らない自分を理解する」ための

あなたの専属コーチとしてサポートしていきます。


クライアントのために

何か行動を起こすことではない。

むしろ、クライアントが自身の

パフォーマンスを上げたり

目標を達成したりするためにはどうすればいいのか、

その方法を導くのが僕の仕事です。

だからこそ、耐えず学び続けて

視点の高い経営者と関わったり

僕自身が実験台となって経験して

チャレンジしています。

誰かのためでもありながら、

自分のワクワクする気持ちも満たしています。

そして、

「人生ってこんなに楽しんだ」

と実感してどんどん自分らしい人生に

向かって進んでほしいです。


社会人になってから「コーチ」という言葉は

あまり馴染がないかもしれませんが、

アメリカの一流ビジネスマンや企業には

必ず専属のコーチがついていると言われていて

コーチングの市場規模は日本の約50倍です。

自分が持っている才能を引き出してもらい、

それを活かした仕事をしているということです。

僕も過去にコーチングを受けたことがきっかけで、

自分が何が得意なのか?等々を知ることができて

前に進むことができました。




「 1日1人、1年で365人 」の人生を救う。


僕の発信を通して伝えたいことは、

発信を見てくれた人や関わってくれている方々が

何か気づきや学びを得ることで

元気になれたり、頑張ろうって

思ってくれる人が

増えたらいいなと思っています。


だからこそ、

毎日学び・行動し・挑戦し続ける人生

を進んでいきます。

そんな生き様を通して、

自殺しようと思ってしまった人の

心を救っていきたいと思います。




「 1日1人、1年で365人 」の人生を救う。



自殺を選択する人が1人でも減るように、

「人生って楽しい」を体現していきます。


辛いことや悩んでいることがあれば

いつでも僕の、

湧き続けるポジティブなエネルギー

を奪いに来てください。w


ただ、僕1人だけの力では

この想いを広げるには限界があると思っています。

だからこそ同じような「志」がある方と

一緒に進んでいくための形を

これから作っていきます。


会社員でもフリーランスでもどっちだっていい。

それぞれの価値観に合った生き方が大事。

関わってくれる人がwell Being(良い状態)

心豊かに幸福度の高い人生を送れるように。

そして自分の強みを知った上で

それを活かした仕事をしていってほしい。


なんかわからないけど、自分って

こんなもんじゃないよな」って

心の中では思ってる人、たくさんいると思う。

なんとなく生きるのはもう辞めて

そろそろ一緒に本気出しませんか。


僕はこれから同じビジョンを持った仲間と

会社・事業を起こしていきます。


まだまだ序章に過ぎませんが、

諦めず、粘り強く、一歩ずつ前に進んでいきます。

人生の始まりは30歳から。

とはいえ、何歳からだって始められる。

人生というゲームは一回だけ。





みんなで最高の人生創ろうぜ。」





最後に僕の人生のテーマ、ガンジーの言葉を。

Learn as if you were to live forever.

「明日死ぬかのように生きよ。

     永遠に生きるかのように学べ。」






あっ、Instagram始動したので、
ぜひフォローよろしくお願いします!
(ちなみに僕の不得意はSNS運用ですw)

このアカウントでは、
・日常でできるヨガの動き
・心を整えるマインドセット
・人生を賢く生きるノウハウ 等

を発信していく予定です!

https://www.instagram.com/yoga_lifecoach.itsuki/



最後まで、ご覧いただき
本当にありがとうございました!

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