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インドに来たノリで、スリランカへ
こんにちは!
ヨガインストラクター & ライフコーチとして
フリーランスで働いている、Itsukiです!
少し期間が空いてしまいましたが、
インド旅を終えてからその足でスリランカへ。
スリランカに行く前日。
まさかのトラブルが、、、。
ぜひ最後まで見ていただけたら嬉しいです!
インド最終日の悲劇
2024年10月27日、
インドでの旅を終えスリランカへ出発する前日。
タージマハルからニューデリーへ移動し
空港近くのホテルに宿泊する予定だった。
しかし、どこを探しても予約したホテルが見当たらない。
時刻は22時でホテルに連絡も着かない。
周りを探してもインド人に聞いてもどこにもない。
そもそも「エアーポート」と入っている
名前のホテルを予約するのではなかったと後悔。
そこら中のホテルに「エアーポート」の名前が
入っていて、エアーポートホテルだらけ。笑
明日のフライトが5時発の便だったため、
予約していたホテルを諦めて
ドロップインで空室のあるホテルを探すことに。
重たいスーツケースとリュックを背負って
辺りをぐるぐる歩いて探す。
スラム街なのかと言わんばかりの
雰囲気の悪さとやたらこっちを見てくる
インド人たち。
「こわい、こわすぎる」
何軒かホテルに入ってみて、
カタコトの英語で空室がないか確認してみる。
3軒目で奇跡が起きる。
たまたま入った、古めのビジネスホテルで
確認したところ空いているとのこと。
フロントマンは、スーツを着用して
髪はパーマスタイルのウェットな感じ。
金ピカの腕時計をしていて、
いかにも胡散臭い感じだった笑
例えるなら、空港のちょっとランク高めの
両替所のお兄さんって雰囲気(旅好きに伝われ、、)
この時点で、インド人を信じるのが
少しこわくなっている自分がいた。
そのフロントマンに
ホテルが見つからなかったことや
明日の早朝のフライトでスリランカへ
行くことを、伝えると
部屋を見せてくれてそれで
どうするか決めたらいいとのこと。
このときの心境的に、もう泊まれるだけでありがたい。
時間は22時半を過ぎていた。
ここのホテルに宿泊を決めて、
翌3時に出発すると伝えた。
そうすると、フロントマンが
気を遣ってくれて翌朝のタクシー手配と
まだ摂っていなかった夜ご飯の提案をしてくれた。
まじで神、、、
いや、ただもしかしたら
かなりぼったくられる可能性もあるな。
と頭の中をよぎったが、
ぼったくられるだけの価値が
この時の状況の中ではあったので
それはそれでいいかとも思った。
結果、ダブルベットルーム1泊と
食事代及び翌朝のタクシー代で
合計で5,000円ほどだった。
疑った自分が恥ずかしかった。笑
あのホテルマンは、
本当にただのいい人だった。
2時間半だけ仮眠をとることができた。
(もはや空港で寝ればよかった〜)
常夏のスリランカと旅の目的
ナイスガイお兄さんに感謝を伝え、ホテルを後にして
インディラ・ガンディー国際空港へ。
インドからスリランカまでは
飛行機で約3時間半程度。
機内で隣の席に座っていた
ネパールの28歳のメンズと仲良くなった。
日本に行ってみたいと話していて、
やはり日本は世界中の人から需要があると感じた。
ネパールで大人気の音楽があると、
AirPodsの片方をくれて聴かせてくれた。
(頼む、寝かせてくれ。
2時間半しか寝てないんだよこっちは)
そうこうしているうちに、
あっという間にスリランカの
バンダラナイケ国際空港に到着。
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スリランカと聞いてどんなイメージなのか
わからない方が多いと思うが、
すぐ近くに「モルディブ」という国がある。
南国気候で年中高温多湿の
「ザ・リゾート」な感じの国。
アーユルヴェーダ発祥の地でもあり、
紅茶・宝石が有名。
北海道の8割ぐらいの面積の小さな島国に
8つの世界遺産がある。
今回の旅の目的は、インドに来る前に
世界62ヶ国を旅した友人の
「旅するクリエイターのkeiくん」に
インドのおすすめを聞いたところ、
スリランカが良いとのことで
行ってみようかなと考えていた。
(あれ、インドの話はどこへ、、、)
自分では選ばないであろう、スリランカ。
62カ国も旅をしている人が言うのだからと、
「せっかくだし行ってみようかな」と検討。
インド滞在中にスリランカをリサーチ。
とんでもない情報を手に入れた。
「良い波が入る」
実は僕、サーフィンが好きで過去にバリやグアムでも
サーフィンをやるぐらい海外の海に入ることが好きなんです。
ということで、スリランカ行き確定となりました!
(いつもこんな感じでフッ軽に生きております。)
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ビーチリゾートでの出会い
スリランカ到着から2日間は、
首都のコロンボへ滞在。
都市開発が進んでいて、
思っていたよりも都会な印象もありつつ、
すぐ近くには、「ゴール・フェイス・グリーン」
という海沿いの大きな公園があったので
自然も楽しめるような場所でした。
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僕が目指したのは、
南西側に位置する「ヒッカドゥワ」という街。
コロンボからヒッカドゥワまでは、
電車で2時間ほど。
運賃は600円ぐらいだったはず。
安すぎる、、、
ヒッカドゥワでの出会いがかなり大きかった。
先ずは、サーフボードをレンタルするためにサーフショップへ。
事前のリサーチで日本語を話せる方が
ゲストハウスとサーフショップをやっている
との情報を得ていたのでそこに行ってみることに。
運よくそのオーナーがビーチハウスにいた。
夕方の到着だったが、
「波ぼちぼちだけど、ハイリマスカー?」と。
明日の朝イチ入れれば良いかなと考えていたが、
これはラッキーだと思い、1ラウンド入ることに。
ちなみに料金の説明等はなく、
倉庫から好きなボード選んでいいよ〜
みたいなノリ。笑
良いのか悪いんのかは
わからないがとりあえず入水。
久しぶりの頭サイズにビビる。笑
1時間程度入ってこの日は終了。
海から上がるとオーナーが待っていた。
「オツカレサマデス〜。ビール飲む?」
「えっ!!!いいんですか!?」
この人は神様なのかとすら思えた。
なぜなら、サーフィン終わりのビールが
世界で一番美味いと思っているから笑
そしてそして、
「オナカスイテル〜?」と言って、
簡単な料理も出してくれた。
あまりにも居心地が良すぎた。
ここからオーナーと2人で酒を飲みながら、
色々話すことができた。
聞いてみれば、彼の奥さんが日本人だった。
シンハラ語、英語、日本語を使いこなすトリリンガル。
普通にすごい、、、。
話を色々聞いていたが、なんと彼は
スリランカサーフィン連盟の会長だった。笑
話しているうちに、
あっという間に22時になっていた。
翌日もサーフィンをするため、
また来るよと伝えて解散した。
予約したホテルは徒歩10分の距離。
ヒッカドゥワという街は、
小さめのローカル感溢れる街だった。
通りを歩けば、「Hi,bro!」と声をかけてくれて、
陽気な人が多い街なんだなと感じた。
そんな雰囲気がたまらなく好きで、
ヒッカドゥワ1日目にしてここに数日滞在しようと決めた。
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〜地元のライオンビールを添えて〜
人柄の良さに泣いた
気づけばヒッカドゥワに6泊していた。笑
元々予約したホテルを4泊してから、
オーナーのゲストハウスに
滞在させてもらうことになった。
この間、毎日のように1日目の流れで、
サーフィンして夜はお酒を飲んでという
最高の時間を過ごすことができた。
それ以外にもオーナーの家に招待してくれて、
本場のスリランカカレーを食べさせて
くれたり、ローカルがよく行く店に
車に乗せて連れて行ってくれた。
その他に、道を歩いていると
日本語で話しかけてくるおっちゃんが
サーフポイントを教えてくれて仲良くなり、
その方も家に招いてくれて、
ミルクティーとココナッツジュースを出してくれた。
冷蔵庫とかからジュースを出して
来るのかと思いきや、庭のヤシの木に登って
上からヤシの実を取ってナタで割って
ココナッツジュースを出してくれた。
予想外過ぎて、笑ってしまった。
「自然の中で生きる」って
本当にこういうことだなと思い、住みたくなった。
どうやら、スリランカ人は
日本人のことがかなり好きみたい。
話を聞いていると、奥さんが日本人という方が
結構いて元々そんなルーツがあったのだとか。
そして、スリランカには客をもてなすという文化が
あるみたいで、初対面の人でも仲良くなれば
ファミリーのように扱ってくれるみたい。
本当に嬉しかった。
一人旅で不安も多少はあったが、
やっぱりこういう出会いがあるのが
「旅の醍醐味」だなと改めて感じた。
「旅」と「トラブル」はセット
元々の旅の予定ではスリランカで一番有名な
シーギリアロックにも行こうと思っていた。
がしかし、、
現金が尽きてしまった。笑
クレカのキャッシングで現金を引き出そうと思ったが、
なんとカードが対応しておらず、、、。
個人的には最強だと思っているアメックスのMBAカードも
海外では全く力にならなかった。
帰国してVISAの方のカードを確認したら、
シンプルにキャッシングの設定ができていなかった。笑
いやーこれはさすがにやばいぞと思っていたが、
ゲストハウスのオーナーがお小遣いのようにお金をくれて
なんとか事なきを得ることができた。
(本当に感謝でしかない、、、)
幸いにもオーナーの奥さんが日本人だったため、
帰国後にお借りしたお金を振り込むことができました。
(多大なるチップとともに)
改めて思ったことは、インドでもスリランカでも
大きなトラブルから小さなトラブルまで色々あったが、
結局最後はなんとかなるんだなと思った。(人任せ)
挑戦するからこそ、失敗という経験が生まれるし、
失敗したからこそ、学んで成長することができる。
これは行動した人にしかわからない。
「知っている」と「やっている」の
大きな違いはここにあるのかもしれない。
日本に生まれてよかった
海外を旅することって、
むしろ「日本の良さ」を感じるために
あるものじゃないかと思うぐらいに感じた。
実はスリランカは
2022年に国家破綻、2019年に爆破テロがあり
それを乗り越えて来た中での「今」があると
ゲストハウスのオーナーが教えてくれた。
今でこそ日本は世界一という言われるぐらい平和だし
日本で過ごしている中で、
身に危険を感じることなんてほとんどない。
どの国でも貧富の差があるかもしれないが、
こんなにも自然が豊かで食べ物が美味しく
魅力的な文化がある国は、世界でも数少ないと思う。
改めて、日本人に生まれてよかった。
帰国した今でも、オーナーから連絡が来るほど
人情味の溢れる方と出会うことができ、本当に旅は最高だ。
2025年、海外旅行を検討している方は、
魅惑の国、スリランカ。おすすめです!
(いや全然、魅力伝えてなかった笑)
ということで、今回はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました!