トルコは多難。旅は一時中断、帰国する
ブルガリアから、トルコ、そして次はポルトガルへと向かう予定なのだったが、、、
ポルトガルが新規感染者数の増加により、帰国や必須の仕事以外での入国が禁止とのこと。
トルコでしばらく滞在して、他に丁度良い国がなければ諦めて帰るか、という所です。
ホテルでのトラブル
トルコはまだついて間もない頃であったが、ある程度ちゃんとしたホテルを取っていたのにかかわらず、トラブル。
ホテルの予約サイトで、予約して支払いも済ましているにも関わらず、チェックインで予約なんてない、と言われる。
いやいや、、金払ってるよ、といくら主張しても、”NO”。
泊まるなら金を払えとのこと。
予約したAgodaに何度問い合わせても、チャットサポートは初回の問い合わせ以降は完全無視、メールで問い合わせしてください。いつもの手口。
仕方なくメールで問い合わせしても、”予約は完了しています。ホテルへ確認お願いします。” しか言わない。
いや、、確認してダメだったから問い合わせしてるんだが、、?
予約サイトも赤字で、余裕がないのか知らないけど、あまりにも対応がひどいなあと、、
帰国したら、電話でクレーム入れてやろうかと本気で思った。
2、3時間ホテルの人間とやりとり、agodaにもメール。全く進展なし。
これから移動するのも面倒だし、、本来5泊分だけど、とりあえず1泊分その場で支払いし、泊まる。予約サイトの意味、、
夜は外出制限があるので、フードデリバリーを頼む。
いつ現れるか全くわからないので、ホテルロビーで待っていると、昼間いたフロントのスタッフと別にベテランぽい人間が声をかけてくれた。
”予約が見つかったぞ!” ナイス。
助かった。昼間対応した人間は、悪びれもせず、カードの返金作業をしてくれる。もちろん”sorry”なんて言葉はない。
まじか、このベテランぽいフロントの人がいなければ、一生予約見つかんないままだったんじゃない。というかロビーでフードデリバリー待ってなかったら絶対声かけられてなくない?
とか、色々思ったが、まあ返金もしてもらえてよかったかと、、
次こそはと意気込み4つ星のホテルを予約する
トルコ初めて来たし、一発目のホテルはひどかったし、値段もかなり下がってるので個人で泊まるのはほぼ初めてと言ってもいい4つ星ホテルを予約してみる。
チェックイン。予約がある!素晴らしい!
なぜか、それだけで安堵する。そしてスタッフも”俺の前の彼女は、お前の出身地と同じ大阪だぜ。”とフレンドリーに言ってくれる。
おお、やっぱり四つ星は違う。
”俺自身も大阪に一年ぐらいいたことがあるよ”と言ってくる、相槌のつもりで大阪のどこに滞在してたの?と聞くと、なんか嫌な顔をされる。。
あれ?聞き間違えたかな?それとも深掘りしちゃいけなかったのかな、、
まあとりあえず、お金は無駄に払わなくてもいいし、まあいいか、キーをもらって部屋に入る。
大して広くはないけど、設備は充実?というか普通。なんとなく豪華っぽい家具のつくりだったりするけど、基本的に普通。
そしてあんまり綺麗じゃない。。
カーペットにコーヒーのシミがある。。そして大理石風の壁が一部剥がれている。。まじか。
これは四つ星。。?
まあ予約はちゃんと取れていたし、まあいいか。と諦める。
朝食の案内をチェックインの際に、聞き忘れたので聞きに行く。というか普通は伝えてくれる。。
”朝食の情報教えてください”丁寧な言い回しできく。”8時〜10時までの間にここに来て”、なるほど場所は別なのかな?と思い”オーケー、場所はどこか違う場所?”と聞くとまた嫌な顔をする。”いいからここに来たらいいの”という。
そかそか、追求したら機嫌が悪くなるのね、この人は。”オーケーオーケー”と言って、まあ一泊。翌朝、フロントにいく。
”朝食プリーズ”
”オーケー、朝食はルームサービスだ。すぐに持っていく”
”サンキュー”
なるほど。内線の電話で良くないか、、と思うのだけど、、追求はできない。
とりあえず、朝食を部屋で待つ。
30分まつ。
こない。
1時間待つ。
来ない・・・
1時間半待つ。
来ない?んん?聞き間違えた?確かルームサービスって言ってたよな、、急になぜか自信がなくなってくる。
とりあえずもう一度聞きに行こうと、フロントへ。
そしたら、ルームサービスの兄ちゃんが丁度到着したらしく、怒った顔でこいつがルームサービスだ!と言って一緒にエレベーターで階を上がる。
ルームサービスと言っても、ジャージみたいな格好してるけど。。
大丈夫か、まじか。
そしてまた部屋で待っていると、15分ぐらいしてジャージみたいな格好のまま朝食を持って現れる。
持ってきてくれただけでもありがたいよ、と”サンキュー”と言って朝食をもらう。トルコのホテルのおなじみの普通の朝食。
4つ星?ではない、しかし予約サイトを見てもやっぱり四つ星。
恐ろしいな、トルコ。しかも場所はイスタンブールの中でもかなり都心部というか、清潔なエリア。
トルコヤベーな、と思いつつちょっと慣れてきてもいて、ホテルでくつろいで足置きに足を置きながら、椅子に持たれてゆったりゴロゴロしている。
と、その瞬間、足置きがぐにゃりと、変な方向に傾く。
ええ。。
もう一回、ぐにゃり。
やっぱり傾く。
まじか。
足置きの4本の足の1本折れてる。。。
いや、まじか、、急に鳥肌が立つ。この部屋やばい・・というかこのホテルやばい。
そういえば、このホテルエレベーターの乗っていると、時々イカツイ黒いスーツのゴリゴリの集団が出入りしている。
そして、なぜかチェックアウトの時間、昼頃までスライドの自動ドアがなぜか、手動。しかも重い。
嫌な予感。。
頭がグルングルン回転する。。
夕方になれば、自動ドアは開いていて、フロントは若いにーちゃんに変わる。(お昼ぐらいまではゴリゴリの)チェックアウトするなら、夕方しかない。
最悪のことを想定して、夕方に出るのがいい。
気にし過ぎかもしれないけど、いろんな国にちょくちょく行っているけどこの匂いはちょっと怖い。
とりあえずチェックアウトは夕方にする。
それまでは大人しくしている。のだが、上の階の騒音がすごい、、工事でもしているのか、というぐらい頭上の床がなっている。。まじか。。
気を取り直して、観光地でも行こう、とガラタ塔付近の一番賑わう、観光スポットに行ってみる。
イスタンブールでも、一番賑わう場所とだけあって、コロナ渦でも全く関係なく人がわんさかいる。そして道も整備され、綺麗な街並み。そして警備の人もいて安全そう。
久しぶりにテンションが上がる。
が、
若い白人のにーちゃんに声をかけられる。
”どこからきたのー?”、”ジャパーン”、
”クラブのチケット持ってるからいかない?安くするよー”
”クラブ興味ないんだ、ごめんねー”
というと、急に冷たい顔をして、別の方向をみる。嫌なやつだなあ、と思ったが、また観光を楽しむ。雰囲気も良い。綺麗で活気のある街、というのを久しぶりに見たので、自分に活力を与えてくれる。写真もいっぱい撮る。
楽しい。
端まで歩いたので、来た道を戻る。
すると、またさっきの白人が、声をかけてきた。
”よお、またあったなブラザー、調子はどう?”
いや、さっきめっちゃ冷たい顔してたやん、、、と思うが、すごい濃厚接触の距離でマスクもつけずに、へばりついてくるのでどうしようもできず、手をあげるぐらいにとどめる。
なんか、一方的にめっちゃ話しかけてくる。。
そして、全然離れてくれない。。適当に相槌打ってるだけなのに、めっちゃ話しかけてくる。。
邪険に扱って、力で押されても困るし、穏便に済ませようと、ただただ適当に相槌をうつ。
1kmぐらいずっとへばりついて話してくる。。そして、ついにコーヒーに誘ってきた。これ危ないやつ!
睡眠薬入れて飲まして、金品奪うやつ!
まじか。
ネットで注意書き読んだことがあったが、こんなすぐ出くわすとは。。トルコヤベー、というか自分の引きがヤベー。
というか、トルコちょっと疲れた。
そしてPCR受けたり、色々して一旦帰国する
という感じだったので、2週間もいなかったのだけども他に行きたい国がなくなったので一旦帰国。
元々はアジアに一年ぐらい滞在する予定なのが、コロナで欧州方面へ変更になったのでまあ仕方ないといえば仕方ない。。
しかし、トルコは自分にとっては中々引きのない旅でした。
そういえば中古で買ったタブレットあのホテルに置き忘れてきた。