一人暮らし(実家でも可)の節約・貯金テクニック
3月~4月は、新生活を始める人が多い時期です。新生活をする人にとっては、全く違う生活環境に不安を感じているかもしれません。私自身も一人暮らしを始めて最初の頃は、慣れない事態が多々起こり、家の中が滅茶苦茶になっていました。
一人暮らしをすると、実家暮らしに比べ、家賃・光熱費・食費等の固定の支出がどうしても避けられません。したがって、いくら収入があっても「お金が貯まらない」という声をよく聞きます。
お金が貯まらなくても人生を謳歌出来ればこんな羨ましい話はありませんが、いつ自分が病気になるかもわかりませんし、病気になった途端すぐ助けが来るかと考えると自己責任の現代にとって難しいと感じます。自分の身は自分で守るのと同様に自分がどういう状況になっても対応出来るようにするにも一定の貯蓄は必要です。
今回は、「ノマド的節約術」を参考に自分自身の経験を踏まえながら貯金するテクニックを紹介していきたいと思います。
自分自身の経験を元にしているので、共感できる部分とできない部分があると思います。
できる部分が多いほどありがたいことはありませんが、できない部分は読み飛ばしても構いませんので、気軽にご覧いただければ幸いです。
今回紹介するテクニックは以下の通りです。
1. 家賃は極力安くだけど、安ければそれで良いの?自分のライフスタイルにあった場所に住もう!
2. 年間で幾ら貯金したい?月々の貯金目標を設定しよう!
3. お金を下ろす際、どこで下ろしていますか?塵も積もれば山となる手数料の大出費!
4. お金を下ろすときキャッシュカードで済ましていませんか?キャッシュカードでは分からない月々の支出!
5. コンビニでは味わえないスーパーの魅力。近所のスーパーのタイムセールは何時から?タイムセールを狙って食費を抑えよう!
6. 車やタバコやお酒等、無駄なものが多くないですか?タバコやお酒、付き合い等し過ぎは禁物。なんでも程々に。。。
1. 家賃は極力安くだけど、安ければそれで良いの?自分のライフスタイルにあった場所に住もう!
まず、新生活をする際にお金がかかるのは家賃です。幾ら節約しても家賃での出費が多ければ、貯まる額が少なくなります。反対に、家賃を極力安い場所を選択したおかげで、気候も全く違う中で体が合わず今までなかった体に異変が生じ、楽しみを作ろうとしても周りはパチンコ屋ばかり。友人から遊びに誘われても、その場所まで行くにも時間と交通費が掛かり過ぎる。終電が早いので夜遅くまで遊べない。これでは、家賃を抑えても全く楽しくありません。
したがって、一人暮らしするときに家賃は極力抑えるのは当然ですが、自分のライフスタイルにあった生活をするのがベストです。では、このような生活をするためにはどうすれば良いか、何個か挙げてみます。
・住む時にどうしても譲れない条件と金額(家賃)がマッチするか。
・職場の場所とプライベートの行動範囲がマッチしている場所であるか。
・マッチしなければ、実家という選択肢も入れる。
実家という選択肢をすると意味がないかと思うかもしれませんが、今回は貯金できるテクニックなので、実家に住むという選択肢もひとつのテクニックだと考えます。ただし、実家に幾らか入れなきゃいけない話もあるので、その金額と住む予定の場所と家賃を十分精査した上で決めるのが一番です。
2. 年間で幾ら貯金したい?月々の貯金目標を設定しよう!
いざ、貯金を始めましょうと言っても一体幾ら貯めれば良いかわからなければ貯金をすることはできません。よって、現在の生活状況を考えた上で月々の貯金目標を決め、目標が達成できたら年間の貯金目標を決めるのが苦労しない貯金方法です。
例えば、月3万円を貯金すると考えながら生活します。それを1年間続けると、単純計算で36万円。2年間続けると72万円。3年間続けると108万円貯めることができます。
出来なかったら、何故出来なかったのか原因をリストアップしていくことが理想ですが、目標金額を下げることもひとつの選択肢です。逆に、目標額より大きく上回っていたのなら、少しずつ貯金額を上げるという選択肢もできます。
目標は高ければ高いほど良いですが、高すぎると自分の首を絞めかねません。無理せず、目先の目標から達成していき、少しずつ貯金額を上げていくor現状維持が一番の近道です。そうすると、額が小さくても最初の頃よりか知らないうちにお金が貯まっています。
3. お金を下ろす際、どこで下ろしていますか?塵も積もれば山となる手数料の大出費!
お金を下ろす際、どこで下ろしていますか。銀行ATMですか。コンビニATMですか。 この時に意識しなければならないのが「手数料」です。手数料と言っても、時間外手数料など色々な種類があります。何も意識しないまま下ろしてしまうと、自然に手数料を取られ、気がついたらかなりの額が減っているということも珍しくありません。
ATMの利益は手数料と言われています。私もどうしても買いたいものがあり、あと千円足りない時に銀行ATMの手数料を払ったことがあります。その時のショックは忘れません。
生活圏内で手数料無料の銀行・コンビニがあるかどうか踏まえながら口座開設する銀行を選ぶのも一つの貯金方法です。
4. お金を下ろすときキャッシュカードで済ましていませんか?キャッシュカードでは分からない月々の支出!
お金を下ろす際、キャッシュカードだけ入れてお金を下ろす人が多いと思います。しかし、キャッシュカードだけではその場で下ろした金額はわかりますが、月々で幾ら下ろしたのかを把握するのは大変です。
「通帳にまとめて記帳すれば良いのでは。」と思いがちです。しかし、通帳を入れて記帳すると過去に通帳をいれた日から現在までの出入金を記帳するのでかなりの時間がかかり、通帳がページオーバーで交換を余儀なくされるなど面倒なことが多いです。
お金を下ろす際、キャッシュカードと通帳を一緒に入れることで、過去の流れも全て把握できます。そして、月々に下ろした金額が可視化されるので管理しやすくなります。光熱費を銀行引き落としにしている方は尚更お金の流れが可視化されます。可視化されることによって月々の貯金設定が達成できているかどうかの確認することも可能になります。
5. コンビニでは味わえないスーパーの魅力。近所のスーパーのタイムセールは何時から?タイムセールを狙って食費を抑えよう!
節約のコツとして自炊は大前提ですが、自炊するためにどこへ買い物に行きますか。やはり、24時間やっている身近にあるコンビニでしょうか。それともスーパーでしょうか。最近のコンビニもスーパーも進化していますが、コンビニって結構定価で売られているものが多いのです。一方スーパーでは同じものであっても数十円割引で売っています。コンビニでしか買えないものがあればコンビニで買いますが、同じものを買うのであれば安いスーパーのほうがいいですよね。しかし、スーパーの本当の魅力はタイムセールです。
同じ商品でも時間帯によって半額になっていたりします。スーパーによってタイムセールが始まる時間・日にちが異なるので何日か調査しなければなりませんが、慣れてくるとこの時間に行けばこの商品が半額になるという知恵がついてきます。それが身に付いたらもうその時間帯にスーパーへ行って、その日のご飯と次の日のご飯を考えながら買うだけで食費が節約できます。しかし、安いからといって買い過ぎると本末転倒です。私もよくあります。
コツとしては色々とありますが、行く日にちを決めてその日にちまで持たせるような買い物をする。または、お腹いっぱいにしてから買い物へ行くと無駄な買い物をしなくて済むこともあります。これは、住んだ土地や環境によって全く異なりますので、試行錯誤しながら進めければいけない大変な作業ですが、特性を掴めれば有効な手段へと変わります。
6. 車やタバコやお酒等、無駄なものが多くないですか?タバコやお酒、付き合い等し過ぎは禁物。なんでも程々に。。。
車を持たないと生活できないと場所であればどうしようもない部分がありますが、車を持ってしまうとガソリン・保険・維持費などでお金が飛んでしまい貯金ができない原因にもなります。タバコも吸っても良いですが、吸う本数を程々にするのが一番です。お酒も同様です。
しかし、飲み会などの付き合いは参加するなと言いたいところですが、せっかく付き合いもありますし参加しなければいけない場面もあります。
基本、支出がない飲み会等は参加しても良いかもしれませんが、それ以外の付き合いはお財布と相談しながら行くのがベストだと思います。ただし、全部を拒否してしまうと楽しくなくなるので、この飲み会楽しそうだから行ってみようかなと息抜き程度に行くのがちょうどいいかもしれません。
如何でしたでしょうか?この他にも様々なやり方がありますが、貯金することは今後の生活においてとても大切なことです。
しかし、一人暮らしをすると家賃だけでなく、今まで経験がなかった税金、光熱費等の固定費の支出が思った以上に生活の負荷がかかります。光熱費を浮かすことは可能ですが、限界があります。また、お金を全く使わないと人生つまらなくなるのと、過度に節約をして身体を壊しては意味がありません。身体を壊さない程度に貯めながら適度に使うのが一番です。その代わり、ちゃんと目標金額を設定しながら生活すればちゃんと貯まります。お金が貯まっていく通帳を見ると結構ニヤニヤが止まらなくなります。
ということを書いた数日後、久しぶりに賃貸契約書を引っ張り出しましたが、、、
あれ?こんなこと書いてあったっけ?
あれ?書類が足りないぞ?・・・
あれ?あの書類はこっちから頼むのかな・・・
見れば見るほど色々と嫌な予感がしています。
契約書はちゃんと読みましょう。
長くなりましたが、最後までご覧頂有難うございます。
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