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ないものねだり1
1週間が終わった。
1日はめちゃくちゃ長く感じるのに、1週間は意外にも早い。そんなことを日々感じながら今日もスマホを手にnoteを書いている。
一昔前に大流行したKANA-BOONさんの「ないものねだり」が最近私の中でブームを巻き起こしている。特に、あのシュールなMVが最高に良い。
この曲の影響か「ないものねだりだなぁ」と思うことがこの頃増えてきたので試しに文字にしてみる。
留学が始まる前まで、私はほとんど邦楽を聴いてこなかった。小学生の頃、「嵐」にどハマりしていた時期があったが、それを除けば邦楽を聴いていた時間はほぼゼロに近い。友達と行ったカラオケで聴くくらいだった。
そう、お察しの通り私は洋楽ばかり聴いていた。特に理由はないが、洋楽は邦楽より"カッコイイ"と何故か思っていた。そもそも、日本の外にある異国のすべてを"カッコイイ"と思っていたのだろう。(実際、そういうイメージを持っている人は多いと思う。私がそうだったように。)
そんな憧れの海外にもっと近づきたくて英語を学び、大学で留学する道を選んだ。「英語にたっぷりと触れたい。」その一心で。
そして今。
留学生活が始まって約半年、めっきり洋楽を聴かなくなった。多分一度も(自主的に)聴いていない。ダウンロードしていた洋楽を全て消し、無意識に邦楽を入れる手が止まらなかった。
私をよく知る仲の良い高校時代の友達にも驚かれた。
何故だろう…?
と考えることさえ最初はしなかった。
考えてみた。出た答えはほんの一言。そう、「ないものねだり」
だった。
日本にいる頃は、触れたくても普段あまり触れることのできない英語にやや大きすぎる憧れを抱いていた。身近に転がっていない英語を求めて洋画を観、洋楽をひたすら聴いていた。
しかし今は真逆。
日本人のほぼいないこの環境に長くいるからか、日本語の響きやひとつひとつの言葉が愛しくて堪らない。今回の留学で、それらを感じることができるものの1つ、「歌」の魅力に引きずり込まれた。ここから私を引き揚げることのできる人は今は誰もいない。
日本に帰ったら、また洋楽を聴き始めるのかな。
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