入国審査で別室送りにされる。
最近、ハワイ(アメリカ)に行くたびにイミグレで引っかかってしまう。
最終的に入国はできる。そんな話。
事の発端
2014年、東京ディズニーランドでパスポート(旅券)を盗まれた。
なんで持って行ってたとかは省略するけど、何百回と行っているディズニーランドで盗難被害にあったのはこの時だけ。
みんな気をつけようね。
警察曰く、ディズニーランドでは盗難被害かなり出ているそう。
そのために年パス買うゴミのような人間もいると説明をうけた。悲しいね。
それはともかくとして、パスポートを盗まれたのですぐに警察へ被害届を出した。
すぐというほどすぐではなかったけど、旅行を控えていたので警察へ届けて証明書をもらった後、新しいパスポートを発行。
身分証をすべて盗まれたので発行がとにもかくにも面倒くさかった。身分証明書、最低一つは違うところで補完すべきだと痛感。
ちなみに盗難被害にあった人が何をすべきかはここに書いてる。
ここまではよかった。いや、盗まれたことは何も良くなかったんだけど。
何事もなくイミグレ通過してた頃(〜2017)
その後、2016年に香港へ行った時は普通に入国できた。
今大変そうなので少しでも早く落ち着くことを祈ります。香港加油。また行きたい都市の1つ。
2017年にESTAを取得してハワイへ行った時、これもまた何もなかった。と思う。何か聞かれたっけな・・忘れた。
イミグレで引っかかる
2018年にまたハワイへ行った時、入国審査官とのやり取りがそれまでとは少し違った。
指紋登録とかまでは今まで通りだったけど、審査官がパソコンを見て考え出す。何を見てるのかとかはわからないし、何も言ってくれないからただただ怖い。
そしていわゆる『別室送り』。
入国をスムーズに許可してもらえない何らかの理由がある人は入国審査エリア近くにある別室に連れていかれる。
ハワイには母と行ってて入国審査は家族ごとだから一緒に受けてるけど、母は許可されてて私だけ別室。
別室はそんなに広くない部屋で、正面上部に設置されたテレビが見えるように椅子が6~7個づつ5列くらいあったと思う。もう少しあったかな?
携帯禁止の貼り紙があるのであそこの写真はググっても出ないと思う。
前を見るとテレビ、横を見るとカウンターにいるまたさっきとは違う入国審査をしてる方々。
10分も待たずに名前を呼ばれて、入り口に来いと合図されたので向かうと「行っていいよ」と声を掛けられた。なんで別室送りになるのか、どうして許可してくれたのかとか、何一つわからないまま。
聞いたら教えてくれるものなのかな?英語不得意なので自分から話しかけることもなく。
ハワイ旅行はとても楽しかった。
イミグレで再び引っかかる
2019年、またESTAを取得し直して母とハワイへ行く。
※ESTAは有効期限2年
まーた別室送りかな?いやでもこの前許可してくれたんだから大丈夫だよね?
と思いながらあの入国審査の機械を経て、審査へ。
宿泊場所や目的の確認とか、普通の人と変わらない質問応答が終わって審査官がまた沈黙。またか~~と思いながら特に何も言わなかった。ここで「パスポート盗まれたことがある」とか言うべきなのか?言ったら何か変わる?謎。
まあオチは見えてるけどまた別室送りになった。
今度は母も「一緒に入ってもいいか」と聞いたうえで来てくれた。これは家族だからなのかもしれない。入国審査のくくりが家族だから。
この前(2018年)は割とすぐ解放されたしな~~なんて高をくくってたけど、ぜんっっっぜん呼ばれない。
同じ部屋に数人いたけど、別に誰も呼ばれてなかったから忙しかっただけなのかな・・わからないけど。20分くらい待ったところでカウンターにいる審査官に名前を呼ばれる。この前は入り口付近にいた人に呼ばれたからまだ出れないんだろうな、とは思った。
「何日泊まるの?」
「10日」
「どこに泊まるの」
「マウイに行ってマリオットに、2日後にオアフに戻ってトランプに」
「誰と来たの」
「母と」
「ハワイに来た目的は?」
「旅行・・・観光!」
Sightseeingをド忘れして「travel‥journey‥trip‥」とかブツブツ言った後にようやく思い出したから言い直したんだけど、審査官がその瞬間めっちゃ笑ってた。審査官が笑うところ初めて見た。英単語とか使わないしすぐ出てこなくない?
審査官も別に怖い人じゃないんだよね。それはわかってるんだけど怖いものは怖い。入国を許可してくれるのか的な意味で。
「もう少し待ってて」
と言われたのでまた座って待つ。よく見る別室送りの方々は『別室の別室』に連れて行かれる方も多いみたいなんだけど、特にそういうことはなく、またテレビを見ながら同じ部屋で待つ。
15分しないくらいかな、また同じ審査官に呼ばれる。
「パスポート盗まれたことはある?」
「あります」
「わかった、もう少し座ってて」
これか?別室送りの理由はこれか???
となったあたりで最後にもう一回呼ばれ、「行っていい」と促される。
そもそも最初(2018年)に別室送りになった時から盗難にあったからだろうなっていうのは予想がついていたけど、2017年は問題なかったし、それ以降もESTAは取得できてるから他に理由があるのか?とも思ってて。
とはいえ「パスポートを盗まれたことがあるのか」を確認するなら多分そこが問題なんでしょう。
別室送りにされる理由(推測)と対処
・盗まれたパスポートが売られ(日本人のパスポートはとても人気)、アメリカで悪用された
・まだ有効期限内だった前のパスポートとは旅券番号が違うので、前のESTAで登録していたパスポートと今のとの番号違いで怪しまれている
これのどっちかなんだろうなあ。迷惑極まりない。
しかも2018年に許可されても2019年にまた別室送りということは、少なくとも前のパスポートの有効期限が切れるまで、最悪一生入国審査に引っかかり続けるってことだよね?
盗まれたわたしの不注意もあるけど、盗むやつが悪いに決まってるよね。
くっそ。
結局、別室送りにされても最初とそう変わらない質問を繰り返して無事入国は許可してもらえている。
もらえてるけど、さすがに別室送りで入国をすぐ許可してもらえないのは毎回ヒヤヒヤものなので、Redress Numberを取得することにした。
詳しいことはハワイアン航空のHPが見やすかった。
ハワイは観光客が山のように押し寄せるし、気候が穏やかで不法就労とか多いから入国審査厳しいんだろうな。治安も良くないしね。好きな都市だけど。
Redress Numberの申請はまだ10日もたってないので進展はない。
そのうちまとめよう。
ちなみに2019年5月に韓国へ入国した時は何もなかった。
2020年4月もハワイ旅行なんだけど入国できるのかな。不安。
手続きは面倒だけどまた行きたいと思う。
ハワイはいいところです。
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