重要な仕事時間の確保
重要な時間の確保
経営者として考えた時、会社の持続的な成長や安定は、重要な仕事に取り組む時間と完全に比例します。
例えば、見込み客が集まるしくみを作るとか、中長期の経営計画を立てる、トップセールスをする、マニュアル構築する、などを指します。
もちろん社長として重要な仕事はこれ以外にもたくさんあります。さらにはビジネスのステージによっても大きく変わってくるでしょう。
トップセールスについて、本当の意味でのトップセールスとはどんな人なのか?を定義すると、それは「お客様から1番求められている人」で「数字的な意味ではなく、本当に頼りにされている人」のことです。
と言うことで今回は、忙しい経営者にとって重要な時間を確保するにはどうすれば良いのかについてお伝えしたいと思います。
時間確保の仕方
重要な仕事は何か?これをちょっと考えてみると多分、その答えはかなり前から思っていたことのはずだと思います。
でも、日常の仕事に追われて、なかなか取り組めないというのが現実です。どうすれば本当に重要な仕事に取り組めるのか?それは、ベタな答えになりますが、そのための時間をブロックすることです。
例えば、飲み会やお客さんとのアポと同じように扱い、その時間がきたらこの仕事をするというように予定を押さえるだけです。
そのためには、手帳或いは独自のカレンダーに「◯時〜◯時=業務A」というように書いて確保しておくことです。
ただし、これには大きなポイントがあって、通常的な感覚で1時間単位の時間を取るのではなく、午前もしくは午後を丸々、重要業務の時間に確保するということです。
なぜか?というと、大きく時間を取ることで、多少、前後の予定がズレて侵食されても実行時間が残るという計算に基づくのです。
確実に実行する為
いわゆるバッファを時間内に設定しておくってことです。また、大きな予定になるから記憶にも残ります。だから、確実に実行されやすくなる、というわけです。
また、社長の重要業務はアイデアを出したりする業務が多いです。その場合、ある程度の分量の時間がある方がやりやすくなります。これはスキマ時間でやるタイプの仕事じゃないってことですよね。
半日を丸々取ることを前提に「重要な仕事に取り組む時間」として設定するなら、午前中であれば3時間、午後であれば4時間は取れます。
そうすると、午前中の始業を早める訳にはいかないし、午後の予定を削るわけにもいかないんです。
仕事内容の選択
基本的には、午前中にする仕事は、創造的でクリエイティブな仕事がオススメで、アイディア出しや発想が主体の仕事がいいでしょう。
午後にする仕事は、具体化するための計画案や計画した内容の作業に関わることとか、商談や打ち合わせなどと位置付けると効果的です。
これは、脳の働きに関係していて午前中の方がアイディアが出やすいという感覚的なことに起因しています。
ただし、午後にクリエイティブな仕事をしてはならないって事では全くないので、基本的には自分に合った仕事のスタイルを選んでください。
はい、ってわけでぜひぜひ今後も戦略講座、参考にしていただけると嬉しいです。
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