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《 ふと、松下幸之助が生きていたら 》

皆さん、GMしてますか。
たまに自分がTEDの壇上に立っている夢を見ます。黒ずくめの服を着て、不格好な歩き方をしながら舞台に出てきます。もちろん、インカムを付けて。

満員の来場者、高い会費を払ってでしか聞けない会場の生の声。大きな拍手で迎えられた僕が舞台の真ん中にきたとき、「これから何が始まるんだ」と期待する聴衆たちは水をうったように、シーンと静まり返ります。

僕は満足そうな笑みを浮かべて、古代バビロニアの神殿を最初に掘り当てた探検家のように誇らしげに、堂々と胸を張って、こう言うのです。

皆さん、GMしてますか。

熱狂するニューヨークの観客!いきなりのスタンディングオベーション。中には涙するご婦人たちも。

さて、夢の話しはここで終わりです。夢の中でも現実でも、これ以上は特にしゃべることはないなと考えてるので、これを言ったら帰ると思います。

実際、僕の仕事は何なのかと言われると、特に何もありません。これホンネです。
人の役に立とうとしたら自分に何ができるのかなと考えたとき、I T かなと考えたので、それをいろんな会社に共有してもらってお小遣いをもらっているだけです。そしたら、いつの間にか「便利や、便利や」となり、それをキッカケにいろんな人へ紹介していただき、取り扱う額面も増加したというのが今です。

収入がある、生活が安定した、遊んで暮らす。といったことに僕はあまり関心がなくて、そもそもの根幹が人の役に立ちたいというブレない理念があるので、困っている会社がある限り、仕事をやり続けます。それだけなんです。

それは遺跡を見つけて、そういう風景を見たいという人を連れていくことに似ています。進化するツールの利便性を知って、そのツールを取り入れるだけで業績改善する会社に紹介するだけです。ツール・コンダクター冷泉と呼んでくれても構いません。でも、長いのでカトさんで良いです。

― ふと、松下幸之助が生きていたなら。

彼は必ずクラウドサービスを利用しているでしょう。全国各地の拠点に電話をして報告を受けることを日課にしていた松下翁なら、必ずクラウドを使っていたと想像がつきます。

松下幸之助は「真似した幸之助」と呼ばれるくらい、あらゆる最新情報やツールをキャッチして自社へ落としこむのに長けていました。以前、「ヒアリング」をテーマにしたブログ内でも語りましたが、上手な人やデキる人の真似をすることって、とっても大切です。そして新しい学びもあるので、深いです。

クラウドを使うことで仕事が効率化できている、という成功体験がある人であれば、クラウドサービスを利用したことがない人に自分の真似をしてもらうだけで、その人のスキルはあがります。簡単に、そして目に見えて。

歴史を知るということは、まこと面白いことですが、例えば戦国時代の武将が現代に生きていたなら、クラウドサービスを利用しているだろうと僕は確信しています。情報の遅れが「死」に繋がる世界ですから、業務の効率化や省力化は必定。

逆にクラウドサービスを使っていたら、歴史に名前が残ってないだろうという人は、キリストとソクラテスと釈迦くらいのもので、彼らの偉大なる功績は、何も書き残さなかったということに尽きます。

何の話しかわからなくなってきたので、もう寝ます。

TEDの夢の続きを見ます。

また、会おう。

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