《 ヒアリングの極意をこっそりと 》
皆さん、GMしてますか。
この度、「IT担当者サポート」というサービスを開始させていただくことになりました。社内におけるIT活用強化のため、社内人材を育成しましょうというサービスです。
詳細は、下記URLからご参照ください。
◆https://www.gmsouken.co.jp/itsupport/
前回はビジネスマナーの話しをさせていただきました。僕のnoteをお読みの人がどういった人であれ、ビジネスマナーを身につけておくことで、仕事を依頼される確率が上がりますよ。初歩中の初歩の話しでしたが、ビジネスマナーを身につけておくのはどうしてか?の理屈を書きました。
今日は、その次のステップの話しをさせていただきます。
ITについての知識もあり、ビジネスマナーはできていますが、仕事が取れませんとか、継続的な仕事へ発展しないという課題を抱える人向けのメッセージです。
取れない理由はカンタンです。人柄。それ以外にないと思っています。
では、人柄とは何かと言えば、『分断』を生み出しているということです。僕の経験上、仕事の依頼が途絶える人には共通することがあり、知識のひけらかしになってしまっている場合が多いです。本人の自覚がなくても、相手がそう感じればそれは分断になってしまいます。せっかく、いろいろなことを勉強しているのに、めちゃくちゃ損です。
どうすればいいのかと言えば、クライアント目線を持つことです。前のめりに自分を売り込むことに終始しがちになるのをグッと堪えて、聞き上手になりましょう。IT参謀を例に挙げると、2ヵ月で30件も新規のクライアントを獲得される人がいますが、「この人に会社のことを聞いて欲しい」、「この人にお願いしたい」とクライアントに感じさせることができています。で、やっぱり聞き上手なんですよね。不思議にこの人に相談したくなってしまうんです。
データでのエビデンスなどを重視した結論が重視されがちな今のビジネス社会ですが、いかにソフト同士がシームレスになったとしても、人と人の関係に障壁ができるのでは仕事になりません。なったとしても、続かせることができません。
正解を述べる人間が重宝される時代というのは、いつの世にもありませんでした。ソクラテスだって人柄が良ければ殺されることはなかったでしょう、ゴッホにしたって愛嬌があれば耳を切り落とさずに済んだかも知れません。
おかしな話しになりますが、正解が「正しい」とは限らないのが人間同士です。それは何故か?。はい、人それぞれ持っている正解が違うからです。つまり、相手の正解を汲み取ってあげられる余裕があることが、聞き上手なのです。そして、どうしてクライアント側のIT導入が遅れる原因になったのかについて共感はしても、否定はしません。
人柄といわれるものは、売っていません。生まれついて備わってもいません。その人の経験律によって、にじみ出てくるものではないでしょうか。
僕もクライアントが相談をしやすいように、いつも心掛けています。でも、自分が凹んでいるとき、例えば財布を落としたりとか、そういうトラブルがあったときなどは、硬直したマインドセットになっていることがあります。
浮き沈みがあるのは仕方がありません。そういったとき、僕はいつもこの動画を見て、改めて人の話しを聞くことの極意を学んでいます。人が相談したくなる人柄とはどういうことかの奥義ここにあり。
また会おう。