僕の名前はエンポリオ

27歳痛風持ち独身男性がノンフィクションでお届けする「本当にあった メンヘラ の怖い話」

僕の名前はエンポリオ

27歳痛風持ち独身男性がノンフィクションでお届けする「本当にあった メンヘラ の怖い話」

最近の記事

【完】第十六章「オマエは運命に負けたんだッ!!!!!」

他人に好かれるためには まずは自分を知り、自分を好きになる必要がある 自分でさえ自分のことが分かっていない人間が 他人に自分を好いてもらおうなんて 迷惑も甚だしい話である。 誰もお前のためになど生きていないんだ。 ワーワー騒いだら構ってもらえると思うな。 いい加減気づいたらどうだ? 公園にいるガキでもそんな騒がない。 メンヘラは病気だという話は たしか、以前にしたと思っているが 大概のメンヘラは自分をメンヘラと思っていない これだからタチが悪い。 こちらが気を効

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    • 第十五章 「テメーは俺を怒らせた…」

      ここから物語は佳境へと進んでいく。 覚悟はいいか…… オレはできている…… 言っておくが、 この「覚悟」とは、犠牲の心ではない。 このエンポリオの「覚悟」とは、 暗闇の荒野に、進むべき道を切り拓く ということだ。 「信念さえあれば、人間に不可能はない!!」 「清めてやる!その穢れたる野望ッ!!」 これは、 僕が大好きな ジョナサン・ジョースター の名言だ。 ジョジョの奇妙な冒険が いかに素晴らしい漫画なのかが 最近、改めてよく分かってきた気がする。。

      • 第十四章 「試練は強敵であるほど良い…」

        「ねえ、私のどこが変わったか分かる?」 「んーーー、髪切った?」 「私のこと、いつも見てないの?」 「あーー!分かった分かった!髪色かえた!」 「あーもういいですいいです。  どうせ私のことなんてどうでもいんでしょ。  もういいです。死ねばいんでしょ。  いてもいなくても変わらないんでしょ。  はいはい。もういいです。死にます死にます」 「ごめんって〜!!冗談!ほら、冗談冗談!  やだな〜本気にしたのー?いや困るな〜」 同棲してからは、 毎日こんな会話だった気がす

        • 番外編「オラのハーベストは、スゲぇんだど!!!」

          大変申し訳ないのだが ここで番外編を挟ませていただく。 読む方も、かなり胃もたれしていると思うが 書いている本人も、想像以上に疲弊している。 誰に頼まれた訳でもないが 僕には、この惨劇を後世に残す責任がある。 これは、僕なりの警鐘の鳴らし方だ。 エンポリオからの警告文だと思い これからも購読して頂けると幸いである。 最近では 執筆する前に、芋焼酎のお湯割りを呑み 自身にもスタンドを出現させてからでないと 書けるような状態ではない。 良くも悪くも ノ

          第十三章「もう遅い! 脱出不可能よォォ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーッ!!!」

          過程や…!!! 方法など……!!!!! どうでもよいのだァーーーッ!!!!!! どうだ!このiphoneの煮付け攻撃は!!!! 勝ったッ!!!!!!! 死ねいッ!!!!!!!!!!!!! ジュュゥゥゥゥゥゥゥ………… ンッン〜〜〜~~~~~!!!!! 実に!!! スガスガしい気分だッ!!! 歌でもひとつ歌いたいような イイーーーー気分だ~~~〜〜〜〜 フフフフッ!!!!! ハハハハ!!!!!!!!!!!!!!! こうして、僕の連絡手段は絶たれた。 まるで、

          第十三章「もう遅い! 脱出不可能よォォ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーッ!!!」

          第十二章 「ナッ!!何をするだァーーーーッ!!!!」

          海外の女性は、気持ちを明確に態度に示す。 場合によっては “いやいや、冗談よ” といった場合もあるが どちらにせよ 何を考えているかは態度で明確にわかる。 ところが、日本の場合は違う。 慎ましいのは結構だが 良くも悪くも表情ひとつ変えやしない。 社交辞令のつもりで、 「彼氏いるんですか」と聞いた日には 眉をひそめて、獣でも見るような顔で見てくる 誰も言わないだろうから、 ちょっと気を遣ってやったらこのザマだ。 めんどくさいからホッといたら 今度は会いたいだ?ふざ

          第十二章 「ナッ!!何をするだァーーーーッ!!!!」

          第十一章 「見せろッ!希望が絶望に変わった、おまえのその表情をッ!!!」

          メンヘラは病気である。 いや、これは真面目な話である。 「境界性パーソナリティ障害」 これは、 僕が付き合っていたメンヘラちゃんが おそらく罹患している病気である。 ー特徴ー 〇 見捨てられることへの不安が根底にある 〇 問題行動が多発して、周囲が巻き込まれる 〇 感情のコントロールができない ー口癖ー 「私たち運命だと思う!」 「私ってブスだから生きてる価値ない」 「今どこにいるの?誰と何しているの?」 「浮気してないよね?スマホ見せて?」 「私と仕事、どっちが大

          第十一章 「見せろッ!希望が絶望に変わった、おまえのその表情をッ!!!」

          第十章 「私のこと、好きよね?」

          いきなりショートコント。 ージョイマンによるメンヘラの取説ー ナナナナ〜、ナナナナ〜〜、 なんだか躁鬱〜〜〜☆ いきなり病んでて、ごっめ〜〜〜〜ん! 今日も寝れまメーーーーーーーーーン! 浮気は〜、許さな〜〜〜〜い、  でも、わたしは仕方ないっ♪ SAY☆ ナナナナ〜〜、ナナナナ〜〜、 ナナナナ〜〜、治ると思うな〜〜☆ 眠剤、起爆剤♪ デパス錠、200錠♪ またいつか、リスカ♪ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さて、本題に入ろう。    いまの世

          第十章 「私のこと、好きよね?」

          第九章 「この味は!嘘をついている味だぜ…!!!」

          「結婚は人生の墓場だ」 そんな言葉を聞いたことはないだろうか。 この人生は本当は あの時に終わるはずだったんだな と 最近よく物思いに耽ることがよくある。 メンヘラの口車に乗せられて結婚させられ 一生あいつの面倒をみながら生涯を終える 本当はそんな人生だったのかと。 自分自身の生きる筋は誰にも渡してはならない たとえ、何をしたいのか分からない時も とりあえず何かをやってみよう そもそも興味がなければ その ”何か” の候補にすら挙がらない。 心の思うままに、

          第九章 「この味は!嘘をついている味だぜ…!!!」

          第八章「いともたやすく行われる、えげつない行為」

          吉良吉影は言った。 思い込むという事は、何よりも恐ろしい事だ 自分の能力や才能を優れたものと 過信している時はさらに始末が悪い まさにその通りである。 歯医者だか衛生士だか知らないが 当時の彼女には (今もだろうが) 人間として大事なものが大幅に欠落していた。 レストランに行けば歳上の店員に命令口調、 神社にいけば「自分が神だ」と言い出す始末。 DIOもドン引きするレベルのクズ野郎である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「店員さんには敬語使ったほ

          第八章「いともたやすく行われる、えげつない行為」

          第七章「夢か、理想か、現実か…」

          昨今、世の中には “地雷系女子”や “地雷系ファッション”と言った言葉があるらしい 地雷…? もう同じ轍は踏みたくないので 意味を調べてみたところ、 「見た目ではわかりにくいが、  間違って関わってしまったら最後。  非常に大きなダメージを与えてくる女の子」 「見た目からは本性がわからないものの  実際は、非常に面倒くさい性格をした女性」 と記載があった。 メンヘラと地雷は同じなのか? それとも彼らも、 新手のスタンド使いなのか…? どちらにせよ、対応は同

          第七章「夢か、理想か、現実か…」

          第六章 「人は天国に行かなくてはならないッ!」

          こんな寓話を聞いたことがある。 ある日、クモがハエに向かって 「僕の部屋に遊びにおいでよ」と誘った クモはとても優しく友好的に見えたが、 そのクモの目的は、 一緒に遊ぶことではなく そのハエを腹一杯に食べることだったのだ そう。メンヘラも同じだ。 彼らは、あなたの弱みや優しさにつけこんで 頼み事を引き受けさせようとしてくる あなたの弱い心や プライドをくすぐるのも常套手段だ。 …え? なんで僕が同棲中の家賃を 全額払わされていたかって…? もちろん交渉はし

          第六章 「人は天国に行かなくてはならないッ!」

          第五章 「このクソアマがぁ!!!」

          真実を全て話すことが 必ずしも正義とは限らない 「人を騙すと決めたなら、完璧に騙せ」 昔、誰かが、どこかで言っていた。 付き合った人のことが なぜ好きだったのかは時期に忘れていく だが、付き合わなかった人のことが なぜ好きだったのかは簡単には忘れない 踏み込まない方がよかった境界線は 何事にもきっとある。 そんな気がしたり、しなかったり。。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 僕の個人的な経験談だが できるだけ喧嘩はしない方がよい もし喧嘩をするならスマート

          第五章 「このクソアマがぁ!!!」

          第四章 「スタンド使いは引かれ合う」

          “恋人がこの世の全てだ” という人は 大概、すぐにその恋人に捨てられる だが当の恋人からしたら そんなことは、知ったこっちゃない そんな不健康なものを投げつけられても 正直いって迷惑以外の何者でもない 誰もおまえのためには生きていないのである (注釈) “メンヘラ” の生態につきましては 下記動画をご参照下さいますようお願い致します ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 結婚するつもりもないのに 付き合うことに意味はあるのか 子供が欲しい訳でもないのに 結婚を

          第四章 「スタンド使いは引かれ合う」

          第三章 「次回、彼氏死す」

          「外見と内面は完全に矛盾する」 そんな言葉を聞いたことはないだろうか 清楚なフリをする人ほどビッチだったり モテる人ほど、私はモテますとは決して言わない 頭の悪い人ほど、賢い振りをするし お金に困ってる人ほど札束を見せびらかす 人は自分にないものほど それを持っている振りをしようとする。 自分に自信がない人ほど 見栄や虚勢にこだわり 学歴や希少価値の高い職に就きたがる。 メンヘラも同じである。 「私、実はメンヘラなの」 とか言ってる小娘は まだメンヘラの「メ」

          第三章 「次回、彼氏死す」

          第二章 「何で会いにきてくれないの」

          この話は23歳の春に始まり、 2年後、つまり25歳の夏におわる。 少し我慢し、少し気を利かしさえすれば 世界は僕の意のままになり あらゆる価値は転換し、時は流れを変える そんな気さえしていた。 しかし、それが落とし穴だと気づいたのは 不幸なことに、ずっと後のことである。 僕はノートの真ん中に1本の線を引き、 左側にその間に得たものを書き出し 右側に失ったものを書いた。 失ったもの、踏みにじったもの、 とっくに見捨てたもの、 犠牲にしたもの、裏切ったもの、、、 僕はそ

          第二章 「何で会いにきてくれないの」