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32歳を走り抜けた私へ

いよいよ33歳の始まりですね。

オットと出会って以来のゾロ目年齢です。去年の誕生日は、ムスコが熱を出していた記憶があります。

この1年(毎年言ってますが)、またまた色々なことを乗り越えてきましたね……。

ムスコを預けて働き、ライターとしてはかなり飛躍できた一方で、まだ小さいムスコのそばにいたい気持ちと、もっと仕事をしたい気持ちのあいだで引き裂かれそうになっていましたね。

ワンオペで、大変なのはまあ乗り越えられるけれども、オットがいないことが寂しくて不安だったんですよね。

そんななか、「家庭」という土台を作り上げるため、よくがんばりました。安定して稼げるようになったことで自己肯定感もあがりました。

女性ホルモンが乱れて体調が優れないことも多かったけど、鍼治療に通ったり、noteを毎日更新して自分の心と向き合ったりと、「自分でいるため」の努力を惜しみませんでした。

大変だったろうに、時々泣き言いいながらも、逃げずに歩き続けましたね。

去年の今日見えていた景色とは、まったく違った景色のなかにあなたは立ってます。多分これ、毎年言ってます。毎年そんなことを言えるなんて、なかなかすごいことです。本当、えらいです。

そして、あなたの「えらさ」を支えてくれてるのはオットです。そのことを自覚してくださいネ(優しくするんだぞ!)。それから、かかわりを持ってくれるたくさんの人々のおかげ。

来年の今頃、33歳を走り抜けた私はどんな景色を見ているのでしょうか。嫌な世の中だけど、どうか周りの人と助け合い、幸せに暮らせるようがんばってください。

どうか絶望に負けないでください。周りをみてね。助けてくれる人がたくさんいますから。

✎✎✎

6月22日、今年も無事に誕生日を迎えることができました。
激動の世の中、年を取れるのが当たり前のことではないと思っています。

いつも読んでくださる皆様方、ありがとうございます。


(Day.45)

▼前回の記事。教習所教官の「アツさ」にふれて。▼

▼ほぼ毎日エッセイ『私に翼』▼


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糸崎 舞|カルチャーライター
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