イトカワ

競馬が生きがい。ヨカヨカ大好き。

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キズナ産駒の母馬の変質について

さて、今年の日本ダービーも終わりを告げました。今年のクラシック戦線を振り返ってみると、とにかくキズナ産駒の強さが一際目立ちましたね。 悲願の牡馬産駒GⅠ馬のジャスティンミラノを総大将に、ライトバックやタガノエルピーダなどがGⅠで活躍。また、シックスペンスやクイーンズウォークといった大物感溢れる馬も多数登場し、牡・牝ともにクラシック戦線を盛り上げました。 今や父を国内リーディングサイアーにまで押し上げた絶好調の3歳世代ですが、これまでのキズナ産駒とは血統的に明らかに違う傾向

    • 歴代日本ダービー馬の現存子孫に関するいくつかの検証

      はじめに過去に日本ダービーを勝った馬たちの血が、現在の競走馬の血統にどれほど残っているのか検証する記事のおまけのようなものです。 今回は、検証の過程で得られた副産物的なデータを使って色々と遊んでみます。 前の記事を読んでいなくても理解できる内容にはなってますが、検証方法が記載されているpart1の冒頭だけでも読むことをおすすめします。 2023年日本ダービー出走馬の祖先について2023年の第90回日本ダービーに出走する18頭の精鋭たちは、果たして何頭の歴代日本ダービー馬を

      • 歴代日本ダービー馬の子孫は、どれほど現存するのか?④(第61代ダービー馬~現在編)

        はじめに過去に日本ダービーを勝った馬たちの血が、現在の競走馬の血統にどれほど残っているのか検証する記事、今回がpart4です。 今回は第61回~現在(1994年サニーブライアン~現在)編です。 これまでの記事を読んでない方は、検証方法の確認も兼ねて、part1だけでも読むことをおすすめします。 検証結果(第61回〜第70回ダービー馬)それでは、早速検証結果に移ります。まずは第61回~第70回ダービー馬まで。 前回と比べると、一気に数字が伸びましたね。 要因としては、単純

        • 歴代日本ダービー馬の子孫は、どれほど現存するのか?③(第41代~第60代ダービー馬編)

          はじめに過去に日本ダービーを勝った馬たちが、現在の競走馬の血統にどれほど残っているのか検証する記事、今回がpart3です。 今回は第41回~第60回ダービー馬(1974年コーネルランサー~1993年ウイニングチケット)編です。 前の記事を読んでいなくても理解できる内容にはなってますが、検証方法が記載されているpart1の冒頭だけでも読むことをおすすめします。 検証結果(第41回〜第50回ダービー馬)それでは、早速検証結果に移ります。まずは第41回~第50回ダービー馬まで。

        • キズナ産駒の母馬の変質について

        • 歴代日本ダービー馬の現存子孫に関するいくつかの検証

        • 歴代日本ダービー馬の子孫は、どれほど現存するのか?④(第61代ダービー馬~現在編)

        • 歴代日本ダービー馬の子孫は、どれほど現存するのか?③(第41代~第60代ダービー馬編)

          歴代日本ダービー馬の子孫は、どれほど現存するのか?②(第21代~第40代ダービー馬編)

          はじめに過去に日本ダービーを勝った馬たちの血が、現在の競走馬の血統にどれほど残っているのか検証する記事、今回がpart2です。 今回は第21回~第40回ダービー馬(1954年ゴールデンウエーブ~1973年タケホープ)編です。 前の記事を読んでいなくても理解できる内容にはなってますが、検証方法が記載されているpart1の冒頭だけでも読むことをおすすめします。 検証結果(第21回〜第30回ダービー馬)それでは、早速検証結果に移ります。まずは第21回~第30回ダービー馬まで。

          歴代日本ダービー馬の子孫は、どれほど現存するのか?②(第21代~第40代ダービー馬編)

          歴代日本ダービー馬の子孫は、どれほど現存するのか?①(初代~第20代ダービー馬編)

          はじめにさて、いよいよ日本ダービーの季節がやってまいりました。 ご存知の通り、日本ダービー(及び3歳クラシックレース)は優秀な繁殖馬を選定する目的があり、多くの馬主や生産者が大目標とするレースです。 では、過去に日本ダービーを勝った馬たちの血は、果たして現代の競走馬の血統にどれほど残っているのでしょうか? 今回は、今年の第90回日本ダービーを目指して覇を競った2020年生まれのサラブレッドのうち、一体何頭が各歴代日本ダービー馬の子孫であるのか検証してみました。 検証方法

          歴代日本ダービー馬の子孫は、どれほど現存するのか?①(初代~第20代ダービー馬編)

          「ウマ娘の子孫」って、どれくらいいるの?

          はじめにさて、春のG1シーズンが始まって益々の盛り上がりを見せる競馬界ですが、例年とは少し違った形の盛り上がりを見せています。そう、ウマ娘です。 キングヘイローやマルゼンスキーの血を引くディープボンドが阪神大賞典を圧勝し、大阪杯ではウイニングチケットやマルゼンスキーの血を引くレイパパレが豪華メンバー相手に快勝を収めました。このように、ウマ娘でモデルとされた馬(以下、ウマ娘モデル馬と表記)の子孫たちが活躍し、SNSなどの一部界隈では「ウマ娘馬券」などのフレーズとともに注目が集

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