
モノが多くても大丈夫!北欧ミニマリズムから学ぶ片付けのコツ3選
「スッキリしたミニマリストの暮らしに憧れるけど、実際はモノが多くて片付けられない…」
「何から始めればいいのかわからない」
インスタやYouTubeで流れてくるおしゃれな北欧インテリアや、スッキリしたミニマリストの部屋。
「素敵だな~」と思いつつ「自分には無理」と諦めていませんか?
まさに私は、昔から片付けや整理整頓が苦手です。
ミニマリストに憧れてはいるものの「捨てるのはもったいない」と思っていたら、気づけば家中が物だらけになってしまいました…。
・クローゼットからはみ出した洋服の山
・今は遊んでいない子どものおもちゃ
・使っていないダイエットグッズ
・推し活グッズ
・昔集めた雑誌やCD …。
「いつかまた使うかもしれないし、捨てるのはもったいない」って、思ってしまうんですよね…。
しかし、モノが多いと次のようなデメリットがあります。
・探し物がすぐ見つからない
・すぐに散らかる
・戻す場所がわからない
・作業に集中できない
・部屋でリラックスできない
・掃除がしにくい
見ているだけでうんざりして気分が落ちてきます…。
正直、かなりデメリットが多いので、今すぐなんとかしたい。
でも捨てられない。
だから「私には無理」と、諦めていました。
しかし、あるときライターの仕事として北欧のミニマリストの暮らしを調べていると、あることがわかりました。
同じような悩みを持っている人はぜひチェックしてみてくださいね。
北欧流ミニマリズムの考え方
実は、北欧流ミニマリストになるために、いきなりモノを全部捨てる必要はないんです!
大切なのは “自分にとって心地いい暮らし” を見つけるという考え方。
そこで今日は「片付けが苦手な人でもできる、北欧流ミニマリズムのはじめ方」をご紹介します。
①「好きなもの」を決める
ミニマリズムは「モノを減らすこと」ではなく 「本当に大切なものを選ぶこと」 から始まります。
まずは、 あなたが絶対に手放したくないお気に入りの家具や雑貨を3つ 選んでみましょう。
それが、あなたの暮らしの軸になります。
《ポイント》
・手に取ったとき、気分が上がる?
・毎日、心地よく使える?
・シンプルだけど自分らしいと思える?
② 一日に一つずつ「なくても困らないもの」を手放す
片付けよう!としても、いきなり全部整理するのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが、 気づいたときに、一日に一つだけ手放す習慣。
例えば…
・もう読まない雑誌
・何年も着ていない服
・使っていない食器
などありませんか?
一日に一つといっていますが、もし決めきれないというときは、無理に捨てなくてもOKです。
毎日少しずつまわりのものを見ていき「これは今必要?なくても大丈夫?」と考える感覚を積み重ねることで、無理なくスッキリした空間が作れますよ。
③「しまう」のではなく「飾る」
北欧の暮らしは “見せる収納” がポイントです。
例えば、お気に入りのマグカップをキッチンの棚に並べる と、使うたびに気分が上がりますよね。
あなたのお気に入りを目につくところに置いて、生活を楽しくしていきましょう。
【簡単にできる北欧風収納アイデア】
・すぐ使うものを自然素材のカゴにまとめる(リモコン・文房具など)
・壁やドアにフックをつけてすぐ使う衣類をかける(バッグやストールなど)
・毎日使うお気に入りのうつわをオープン収納にする
「片付け=隠す」ではなく、余白を残し、清潔に心地よく見せる工夫をすれば、自然と部屋が整っていきます。
無理せず少しずつ始めよう
最終的に「ミニマリストになること」を目的にするのではなく“自分が心地よく過ごせること” を目標にするのが大切です。
そのために 「手放す」のではなく、毎日「お気に入りを選ぶ」 ことを意識すると、楽しみながら続けられますよ。
ちなみに「捨てるのはもったいない」と思う人は、寄付がおすすめです。
対象は、汚れていない洋服や子育て用品、きれいで壊れていないなおもちゃ、新品の日用品など。
私は地域の児童養護施設や福祉施設などに連絡し、持ち込みが可能ならきれいに消毒して持ち込みするようにしています。
そのほかにも、着物やバッグ、靴などは「古着でワクチン」などの民間サービスもありますよ。
少しずつ”本来の自分らしいシンプルな生活”を楽しんでいきましょう!