いまさら

北方系山岳四国人。知りたがり、見たがり、やりたがりのミーハーな性格。

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最近の記事

シルクロード.com ー史上最大の闇サイト

シルクロード.com ー史上最大の闇サイト(アメリカ:2021年) 監督:ティラー・ラッセル 原案:デヴィッド・クシュナー 出演:ジェイソン・クラーク   :ニック・ロビンソン   :アレクサンドラ・シップ   :ダレル・ブリット=ギブソン   :ケイティ・アセルトン   :ウィル・ロップ   自分はそれほど頻度多くはないが、オンラインでの購入はもう重要なインフラになっている。が、その匿名性や秘密性さから地下では違法な取引があるのも事実。2013年の闇サイト摘発、シルクロード

    • ノー・セインツ 報復の果て

      ノー・セインツ 報復の果て(アメリカ:2022年) 監督:アルフォンソ・ピネダ・ウジョア 脚本:ポール・シュレイダー 出演:ホセ・マリア・ヤスピク   : ニール・マクドノー   :ティム・ロス   :シャニン・ソサモン :ロン・バールマン   マフィアの拷問師と恐れられた男が冤罪を証明され、死刑が取り消されて出所してくる。かつての妻は裕福な不動産商に囲われており、息子に会うことを拒まれるが、町を離れることを決めた男は最後に息子に会い、言葉を交わすことができた。町を出ようとす

      • ジェクシー! スマホを変えただけなのに

        ジェクシー! スマホを変えただけなのに(アメリカ:2019年) 監督:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア 脚本:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア 出演:アダム・ディヴァイン   :ローズ・バーン   :アレクサンドラ・シップ   :マイケル・ペーニャ   :キッド・カディ   今夏の猛暑にやられて6年間使用したリンゴ印のスマホをとうとう交換した。でも最新は高額なので値引きされた一年前のもの。大きさは手に余るもののサクサク動いて使いやすいが、前のスマホを見捨てるようで少し罪の

        • バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版

          バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年) 監督:西谷弘 脚本:東山狭 原案:アーサー・コナン・ドイル「バスカヴィル家の犬」 出演:ディーン・フジオカ   :岩田剛典   :新木優子   :広末涼子   :佐々木蔵之介   名探偵と言えば必ず最初に上がるのはシャーロック・ホームズ。小学生の頃、図書室の破れかけの本を何度読んだことか。そのホームズは世界各国で愛され、新作が出たり、オマージュが作られたり、映像化されたりと未だにファンは尽きないが、この作品は日本のドラマシ

          帝戦 BAD BLOOD

          帝戦 BAD BLOOD(香港:2010年) 監督:デニス・ロー 脚本:デニス・ロー 出演:バーニス・リウ   :サイモン・ヤム   :アンディ・オン   :ホン・ヤンヤン   :ジャン・ルーシャー   組織のボスの座を巡って、前ボスの娘が暗躍する物語。アクション中心で見どころは多いが、これが物語に必要かと言われれば、不要だよなって思わされる、もう少し努力が欲しかった作品。ただ色気はないけどジャン・ルーシャーのアクションと存在感は光っていた。 中共からニセ札の原版を持ち出そう

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          アンダーカヴァー 潜入捜査官の掟

          アンダーカヴァー 潜入捜査官の掟(イタリア:2021年) 監督:フェデリコ・アロット 脚本:フェデリコ・アロット 出演:モハメド・ゾウイ   :ステラ・エギット   :アレクサンドロス・メメタジ   :ジアンルカ・メロリー   :ヴァレンティナ・チェルヴィ   テロ組織に潜入した男の緊張と苦悩を軸に、警察組織内の対立、非情なテロ組織の掟を描いたイタリア発のアクション映画。実際の潜入捜査官への取材をもとに描いておりなるほどと思わされるが、ところどころ腑に落ちない点があり、そこは

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          呪われた家

          呪われた家(カナダ:2015年) 監督:シェルドン・ウィルソン 脚本:シェルドン・ウィルソン 出演:ジョデル・フェルランド   :サニー・スリッチ   :パスカル・ハットン   :アンソニー・コネツニー   :ジョナサン・ホワイトセル   世の中どこにでもお化け屋敷の話は聞くが、タイトルで心霊パニックホラーと思って観てみたら、ラストでその本質が明かされ、お化け屋敷と怪奇現象の関係性が薄っぺらく感じてしまった、カナダ発のホラー。怪異に殺される描写はよかったんだが、ジャンプスケア

          アンダー・ザ・スキン 種の捕食

          アンダー・ザ・スキン 種の捕食(イギリス・アメリカ・スイス:2014年) 監督:ジョナサン・グレイザー 原作:ミシェル・フェイバー「アンダー・ザ・スキン」 脚本:ジョナサン・グレイザー、ウォルター・キャンベル 出演:スカーレット・ヨハンソン   :ジェレミー・マクウィリアムス   :クリシュトフ・ハーディック   :ポール・フラニガン   先日から有名な地球外生命体モノの新作が公開されているので、得体のしれない地球外生命体が人間を侵食する物語を観たくなった。美しい謎の生命体が

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          フロッグ

          フロッグ(アメリカ:2019年) 監督:アダム・ランドール 脚本:デヴォン・グレイ 出演:ヘレン・ハント   :ジョン・テニー   :ジュダ・ルイス   :オーウェン・ティーグ   :リーベ・ハラール   よく練られたアイデアに、考えつくされたプロット。いくつもの伏線を回収する小気味良さはかなりの面白さを感じたが、中盤からラストにかけての急展開は後出しじゃんけんのような卑怯さを感じる。物語が変調するから自分好みではなかっただけだが。 ある街で少年が連続して誘拐される事件が発生

          レッドライン 奪還

          レッドライン 奪還(アメリカ:2022年) 監督・脚本:ブライアン・スキーバ 出演:エミール・ハーシュ   :ウィリアム・カット   :エリザベス・フェイス・ラドロウ   :ジェイク・マンリー   :ジョン・キューザック   久しぶりにつまらない映画を観た。誰が主役で、何が目的で(一応誘拐された妻の奪還と麻薬組織の捜査)、どんな人間関係なのか。設定も、映像も、アクションも、方向性もすべて雑。たまぁにこういう迷作を引いてしまう、自分の運のなさに驚く。 妻子が誘拐されたハッカーら

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          グッバイ・クルエル・ワールド

          グッバイ・クルエル・ワールド(日本:2022年) 監督:大森立嗣 脚本:高田亮 出演:西島秀俊   :斎藤工   :玉城ティナ   :大森南朋   :三浦友和   豪華なキャストが揃ったクライムムービーのつもりで観たが、物語と登場人物の情報の渋滞で、最後までとっ散らかった構成が目に余った作品。好みの差もあるだろうけど、邦画でクライム群像劇を撮ると人物の収拾がつかなくなってしまうので飽きてしまうのも早い。 一夜限りで集まった五人の男女がアメ車である場所に向かっていた。目的は暴力

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          ソード・オブ・ブラッド

          ソード・オブ・ブラッド(中国:2018年) 監督:スン・チュアンリン 出演:リー・グアンディン :リー・イェン :アー・ウェン :マ・ジュンチャオ   皇帝に謀反をたくらむ高官の陰謀を阻止するため、腕利きの二人が追われながらも戦い、ヒロインや仲間の助けを得て、立ち向かっていくアクション時代劇。中華史好きなら聞いたことのある悪名高い組織が応酬しあう政治時劇もあるものの、強引なアクションで解決するという無理も感じる。やはり暴力はすべてを解決するのか。 中華は明帝国の時代。皇帝直下

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          ビバリウム

          ビバリウム(アイルランド・デンマーク・ベルギー:2019年) 監督:ロルカン・フィネガン 出演:イモージェン・プーツ   :ジェシー・アイゼンバーグ   :ジョナサン・アリス   :セナン・ジェニングス   :エアンナ・ハードウィック   夢のマイホームを求めた恋人たちが囚われた奇妙な連環の世界で、一人の男児を青年になるまで育てさせられることとなる、とにかく不気味な怪作。子役の気持ち悪い存在感と、彼女役の名演技と相まって、ステレオタイプの建物しかない、逃げることができない世界

          ゴヤの名画と優しい泥棒

          ゴヤの名画と優しい泥棒(イギリス:2020年) 監督:ロジャー・ミッシェル 出演:ジム・ブロードベント   :ヘレン・ミレン   :フィオン・ホワイトヘッド   :ジャック・バンデイラ   :マシュー・グード   事実を元にした物語。高齢者、社会的弱者たちが暮らしやすいように、公共放送のTV受信料の無料化を訴える老齢の父が、美術館から名画を窃盗したことになってしまったことから、政府を相手取り身代金を受信料に充てるように画策。夫婦の縁と家族の絆、そして老齢の父のキャラクター性が

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          ラ・ヨローナ 泣く女

          ラ・ヨローナ 泣く女(アメリカ:2019年) 監督:マイケル・チャベス 制作:ジェームス・ワン 出演:リンダ・カーデリーニ   :ローマン・クリストウ   :ジェイニー=リン・キンチェン   :パトリシア・ヴェラスケス   :レイモンド・クリス   :マリソル・ラミレス   新進気鋭のホラームービープロデューサー、ジェームス・ワンが手掛けた、中米に伝わる怨霊に呪われた母と子たちの物語。かなり考え抜かれた恐怖演出が見ものだが、お約束的に驚かそうとする作りで、しばらくホラーを観る

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          プリデスティネーション

          プリデスティネーション(オーストラリア:2014年) 監督:ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ 原作:ロバート・A・ハインライン「輪廻の蛇」 出演:イーサン・ホーク   :サラ・スヌーク   :ノア・テイラー   :クリストファー・カービイ   :クリス・ソマーズ   連続爆弾犯を追う時間警察エージェントの男と、ままならない人生に倦んだ作家の男が出会い、奇妙な時間の輪に囚われるタイムリープSF作。ロバート・A・ハインラインの短編作を原作に、イーサン・ホークの独特な

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