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トークイベントの企画から始動へ!!

前回までは見学者を受け入れるまでの記録を書いてみました。事業所さんはいろいろな場所にあり、最初に会った職員さんを介して違う地域の職員さんとも顔見知りになって頂きました。「弊社の人材として登用が可能なのか」をいつも考えながら、まだ半信半疑のまま動いていました。施設を利用している「利用者さん」にもちらほら見学に見学に来てくれるようになり、何となくは利用者さんの特徴を把握出来てきましたが、それでも何か自分の中でただ見学をしてもらって終わりと言うのもなんだなぁ・・・と思い出しました。


話すをテーマに始めた:トークイベント企画

とは言え、やっぱりいろんな事に半信半疑のままで就労移行支援事務所から見学者を受け入れ始めて数か月。事業所の利用者の方々の事や職員さんのことがなかなか私自身「見えてこない」というか「はっきりしない」というか・・・。何か彼らの特徴を掴めて、自分の事も、ひいては弊社の事も知って貰える機会は出来ないものか?そこで職員さんに相談を持ち掛け見学会以外に出来ることはないかと上がった企画がトークイベントでした。

手探り状態で始めたイベントの立ち上げ

職員さんとトークイベントの企画を進める中で、会場は事業所と決まったものの、トーク形式に悩みました。テーマを決めて対話形式で職員さんと一緒に話しているのを利用者さんに聴いてもらうのか、事前に質問を募集して私が答える形式にするか、利用者の立場に立って様々な意見がお互いに出て企画の形が少しずつ出来上がりました。
最終的に職員さんとのトークを中心にその場で質問を紙に書いてもらい、それを元にトークを膨らませていくと言う「ラジオ形式」を取りました。

ごちゃごちゃ考えないで:ぶっつけ本番状態で第1回スタート!!

事業所(この会社ではセンターと呼ぶ)に当日着き、事前に用意したA41枚に進行の仕方と私が弊社でどんな業務をしていてどんなハンデを持っているのかを簡単に書いた用紙だけを用意し、あとは事業所のプログラムの時間帯にお邪魔していよいよイベントがスタートしました。けっこういろんな質問が来たのを覚えています。

  • 障碍を持っている人はやっぱり就職が難しいんじゃないのかなぁ

  • 自己開示(その当時は私、この言葉すら初めて聞きました)した途端採用されない

  • 症状をホントに解って採用してもらえるんだろうか?

みたいな就職についての質問も多かったのですが、誰に対しても気に入らない事は気に入らない、言いたい事は言わせてもらうと私のキャラクターを前面に出したのが良かったのか悪かったのか?

  • 落ち込んだ時の「自分自身の立ち直り方」ってありますか?

  • 仕事が嫌だなぁと感じる時はどうしていますか?

ノートを見返して今でも思いますが他にもいろんな話をしたんですねぇ。事務所に戻ってそこに自分の考えをこう書いていました「企業の人がふらっと来て、就職したいって障碍(ハンデ)を持っている奴が直に職場・職種・仕事・生活の事を職員さん以外の外部の人間に聞く事が少ないのか?この機会を何度も重ねたら、自分の中でも利用者の特徴が掴めるんじゃないのか?」などどつらつら書いてありました。第1回目は無難に終わりました。私のイメージですが、お行儀よく人の話をしっかり聞いてはじめと終わりにご挨拶みたいになるのかなぁと思っていました(また偏見ですが)がそこそこの笑いやうなずきなどリアクションもしてもらえるのでやりやすかったのと、うっすら「手応え」を感じたんでしょうね。

この職員さんがいらっしゃったセンターを中心に他のセンターの職員さんにも声を掛けて頂き、方々でトークイベント(同じ形式で)やりましたねぇ。その時話を聞いてくれたり質問をしてくれた皆様はもうどこかに就職しているんだろうなぁ・・・・。たまにメールを会社宛てにくれたりしますからねぇ

通常業務と並行して:この時期から人の出入りが多くなる

事務所の業務もまだ1人でやっている時でしたが通常業務をこなしながら、日程を調整して会社見学会やその応対、各センターの職員さんが弊社に見学に来る「職員さんの為の会社見学会」もやりました。実際に事務所のシステム(自分が作ったもの)を操作してもらったりする体験会もやりました。ノートには「○○センターの職員さん、食い気味で質問多い、最後愚痴ってる」などと当時のやり取りが柔和だったことが解ります。旧サイトにもトークイベントに行った事をかなり挙げていると思います。しばらくはトークイベントを続けようと思って動いていました。

メールアドレスと問い合わせを解放していたので各センターの職員さんから個別に利用者の案件を頂くようになりました。この頃から一気に増えたような気がします。弊社の業務の視点から一件一件メールや電話などで応対した気がします。

この回のおわりに

まだ事業所と付き合い始めのころから、あっという間に個別の話を聞いたりする事も増えたこの時期は通常業務と相まってかなり「しんどかった」のを覚えています。ですが弊社はまだ関わって日が浅い会社、もっとこの手の雇用には詳しく経験もそれなりに積んでいる会社様が有るんじゃないかなぁ?
ですが当時の私は職員さんの情報が主であとは片っ端から本を読んだり関係する新聞や雑誌などの記事を読んで自分なりに整理していた気がします。ノートの記録を頼りに書き進めています。まだまだ続きそうな感じがありますが、時間のある時にお読みくださるとありがたいです。良い事ばかりは書きませんし書くつもりもありません。前にも書きましたが私の性格です。
弊社で私が体験し見てきた事をそのまま書き続けて行こうと思います。
これをお読みになっている弊社よりはるか先から「障碍者雇用」に取り組まれている企業の皆様、またこれから取り組もうとしている企業の皆様、そして何より企業と利用者の間の橋渡しをしている事業所や作業所、支援している個人の皆様に私の文章がどのように読まれているか・・・・一抹の不安がありますが私なりにそれでも書き進めて行きます。もしよろしければチップ等のご支援賜りますようお願いいたします

ノートの記録をまとめながらと言いつつ何だか話がごちゃごちゃになってきました。すみません。








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総務事務から見える日常
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