DAY352 宝くじ売り場で働くためのスキル。

昨日は宝くじ売り場の最終チェックだった。
インストラクターさんが売り場に来て、わたしのおこないをチェックし、オッケーだったら来週からサポートなしで売り場を任されることになる。

実のところ概ねオッケーみたいで、既に独り立ちの勤務シフトが組まれている。見込みがあったようで、それはひと安心である。

とはいえ、この2か月ほど、先輩スタッフさんに付いてもらいながら売り場をやってきたのだから、ひとりぼっちになるのはやっぱり不安である。普通の会社員みたいに、すみませーんって訊ける人が隣にいないのって、ちょっと怖い。

実際、それが嫌で辞めていった人たちもいるらしい。うん、気持ちは分かる。宝くじ売り場の仕事って簡単そうに見えて、めっちゃスキルが必要だもんな。

まずは販売するための基礎能力。笑顔で対応すること、間違えないこと、決められたやり方を守ること。お金のやり取りもあるし、売り物だって億に化ける可能性のあるものだから、扱いも慎重にしないとならない。
そして、ひとりでやっていける、孤独に強いメンタル。これもまた必須だ。幸いわたしは、孤独が好きなタイプ。誰かといないと無理ゲーな人は向いていない。
その他、常識力とか臨機応変さとか、コミュニケーション能力とか、求められるスキルは比較的高い。

わたしは普段、比較的自由に生きているけれど、宝くじ売り場で働くときは、若干の女優モードが必要になる。基本的な〈一般常識〉を持った明るくて元気なパートタイマーの女性という設定で向かう。(ついでに若くて美人という設定も。笑)
これで毎日を過ごすわけではないから、切り替えて楽しんでいる。

宝くじ売り場で働くのは、人によってだけれど、もしかしたらコンビニで働くより地味に大変かもしれない。覚えることもやることも結構多い。ワンオペだし。かと言ってコンビニでバイトしたいかと言われたら、多分わたしは宝くじ売り場の仕事を選ぶんだろうなと思っている。

そもそも選んだ理由が「当たりますように」って言いたいからだ。この言葉を言える仕事って、宝くじ売り場しかないだろうよ。こんな幸運の女神的な仕事、一度はやってみたいじゃんよ!

と、散々熱く語っておきながら、いざ独り立ちしたら孤独に耐えきれず辞める、なんてことも全くないわけでもないだろう。そのときは、この記事は盛大な〈フリ〉となる。

来週、独り立ちの前に『ジャンボ研修』なるものがある。年末ジャンボを販売するための研修。すごくない?それくらい、年末ジャンボってレベチらしい。

ちなみに年末ジャンボは20日から発売。
わたしは初日にはいないけれど、23日には売り場に入る予定。買いに来てね!

でも売り場は公表しないという。笑

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