DAY327 恩送りをしてみた話。
今日は友人の誕生会、わたしは事務局として裏方と司会進行を務めさせていただいた。
昨年の誕生日、わたしが誕生会を開催したのをきっかけに、友人が誕生会を開催した。わたしの行動が、誰かの勇気に繋がることが、とても嬉しいな、と思った。
今日の友人もまた、誕生会をやりたいと口にしていたものの、なかなか手筈が調わないまま月日が過ぎてしまっていた。
やりたいけどやれなさそうだから、やめようかな、と言う彼女のために、わたしが裏方全般を買って出ることにした。
思えばわたしの誕生会も、別の友人が開いたトークライブがきっかけで、やってみようと思えた。その友人を手伝い、そして誕生会には別の友人にも手伝ってもらったことで、今回はわたしが恩送りをしようと思えたのだった。
元々、イベントの主催は慣れている。誕生会は経験済みだから、流れもつくれる。こうして誰かの勇気と助けに繋がって、わたしも主催と裏方の両方を経験できるというありがたみ。
花を用意したりケーキやドリンクを買ってきたり、会場を飾りつけたり。参加者の皆さんにメールを送ったり、やり取りしたり。
まぁ、大変だなぁと思う場面もあったけれど、総じて楽しかったんだな、と思う。
必要な人たちが、必要な場所に集まって、大切な友人を祝うという必然。
これまで練習してきた、中島みゆきの「糸」を歌ったときは、感極まって涙を流して、参加者の皆さんで合唱した。
なんか、とてもあったかい時間だった。
誕生会と、30年後の未来を想定した生前葬を2部構成でおこなったのだが、30年後の友人代表のお手紙がまた、すごく素敵でウルッときた。
あー、生前葬、いいね。と思った!
自分のために命を使うより、誰かのために命を使うほうが、今は楽しい。それは、自分と向き合わなくて良いから、という逃げも含まれるけれど、自分のエネルギーを他者に貢献できているということは、わたしの使命を生きているとも言えなくもない。
デザインやブランディングの仕事もまぁ、言ってみれば誰かのために命を使うってことなのかもしれない。
何はともあれ、よき時間だった。ここ最近は闇モードだったから、ちょっと浮上できたかもしれない。