DAY414 誰かの想いに耳を傾けることがしたいのだ。
昨年の暮れ、ふと思い浮かんだアイデアがあった。あーコレは絶対やりたい、カタチにしたいと思い、この人に伝えたら動かせそうだぞ、という人たちにメッセージを送ってみたのだった。
その一人と、今日お話しさせていただく機会を得た。
その方(Yさんとしよう)は、わたしのアイデアに賛同してくださり、可能な限り協力していただけそうだった。
なんの準備もなく、過去の作品と参考物、あとは気持ちだけで伺ってみたのだけれど、一緒に話すうち、アイデアとアイデアが掛け合わさり、ますます楽しみな企画になりつつあった。
ざっくり言えば、フリーペーパー的なものをつくりたい!という話。それが地域課題の解決につながったり、関係人口を増やしたり、ということに役立つのでは?と感じている。
ZINEをつくりたい、と思ったとき。真っ先に思い浮かんだのは引き寄せの情報誌だった。結果的に、わたしがつくってきたものは情報誌ではなく、人の根っこにある想いをインタビューして届ける、ということをメインに、参加する人たちの内側にある〈想い〉がテーマとなっていた。
何か商品やサービスを受け取るとき、欲しい情報って〈提供者の想い〉なのではないかと感じている。こんな想いでつくっています、こんな想いが込められています、という所謂ストーリーが、商品やサービスを〈その人のものたらしめる〉ことができるのでは、と。
想いについて話しているとき、その人は間違いなく〈愛の波動〉を発している。それに触れることで、その人のファンになってしまうのだ。だからインタビュアーは、いつも目の前の人に惚れてしまう(男女問わず)。
ブランド相談でやっていることも、相手の根っこにある想いを聞く、というのがメイン。人が好きで、目の前の人に惚れたくて、誰かの想いに耳を傾けている。最高か。
商品やサービスを〈その人のものたらしめる〉ことこそが、ブランディングなのだろうと、わたしは思う。他の人の捉え方と違っていても構わない。わたしにとっては、これが正解だ。
ブランド相談で、ターゲット設定とか全然やらないで、根っこにある想いばかり聞いているけれど、結局それで良かったんだな、と別の場面から欲しかった答えをもらえた気分。
何はともあれ、話すことができて一歩前進。
また別の人にもプレゼンして、少しずつ周りを固めながら現実化に向けて進んでいこう。