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叶うはずがない

僕は君が好きだ。

君は僕を嫌いと言う。

それでも週に3回くらい、体がヘトヘトになって疲れ切っていても、その全身の力が尽きるんじゃないかと思わん勢いで、僕に顔を見せてくれる。

でも君は、いつも僕と目が合った後、すぐにそっぽを向いて帰ってしまう。

僕はそれがたまに寂しくも思うけど、たまに見せてくれる君の笑みが大好きなんだ。

君の最前線に居られるように、僕は日々自分を磨き、運動や食事に気をつけて生活している。

けれどやはり、君に似たのかな。

体を鍛え始めてもすぐにだらしない体になってしまう。

こんな僕だから、君と会う時は毎度違う姿でいることが多いんだ。許しておくれ

実は、たまに僕の頑張りを君に褒めて欲しいと思ってしまうこともあるんだ。

でもそんな贅沢、君というような華には当分伝えることも出来ないや。

いつも会う度、僕は君に語り掛ける。

しかし君はそんな話なんかはどうでも良くて

僕の声なんか、右耳から左耳へ抜けているのかと思うほど、話を聞かれていない。

困ったものだなあ。究極の照れ屋め。

そうは思うものの、流石に僕にも心という温もりがあります。傷つくんです。

勿論。喧嘩もします。

君はよく喧嘩中、僕の容姿と体臭を侮辱してきます。

だけどまあ。侮辱されると何だか気分が優れるので結局僕が許してしまいます。毎回。

そんな君を振り向かせたいんです。愛している、という感情とは別に

今現在、関係図で僕たちを描けば、単に僕だけが君に片思いしている図になってしまう

だから

君が僕に振り向いてくれたら、それと同時に君は、僕に価値を与えてくれる存在になってくれると思うんだ。

こんな平凡以下な僕を、認めて貰えたら。

どんなに。


とはいえ君高身長男子好きなんでしょ?あー!僕低身長だからなあ。

まずはノビルン飲むところからかな!


あ、そうそう!話は変わっちゃうんだけどさ

最近毎度思うことがあって

僕との喧嘩は水に流してもいいんだけどね?

僕は水に流さないで欲しいかなあ。

そうお願いするも君は聞いていなくて

いつも通り君はこちらを1度見て、トイレのハンドルを握る

視界が一気に、トイレの天井から下水道に切り替わった

また明後日会おうね。


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