カナダ生活の鬱憤
じわりじわりと、元気がなくなってきたので頭の中を整理したく、久しぶりにここに来ました。お久しぶりです。シゲル女です。
バンクーバーに住み始めて、3か月が経ちました。早い。
その間に、ホームステイからシェアハウスになり、心許せる友達が何人かでき、プリン屋さんとカナダのとある会社でのインターンが始まり、短大(カレッジ)は1学期が無事に終わり、2学期がスタートした。季節は夏から秋を通りこして冬になり、いわゆるレインクーバーというシーズンに突入した。一週間のほとんどが、雨。日光が恋しい毎日になった。
それなりに充実はしている。でも会社員時代とは違って40万-50万毎月コンスタントに収入が入るわけじゃないから、お金の心配は尽きない。インターン先には恵まれたけど、いつクビにされるかはわからない。友達はできたけど、そのほとんどが年下で、年齢なんてただの数字ってこと頭ではわかっているものの、どうしてもまわりには頼りきれない自分がいたりもする。
そこでおまけに、日本にいる家族や友達から、あまり心躍らない連絡がきて一喜一憂して、日本に帰っても大変そうだなーと思ったり、かといって、カナダ生活の大変さもわかってきた今、着実にモチベーションが下がりつつあり。なんというか、遅れてきた五月病みたいな感じになりつつある。
何度かここにも書いてきた気がするけど、別に私はなーんにも「可哀想」な人間ではない。むしろ、きっと恵まれている。心身ともに一応は健康だし、容姿もいたって普通だし、勉強や仕事が極めてできないわけじゃない。人間が持ちうるスキルとか能力を考えたとき、安易に数値化できるものではないにしても、決して低いわけじゃない。努力しても定着しない、努力の仕方がわからないって人がたくさんいることを知っている私だからこそ、自分は別に将来や現状を嘆く資格すらきっとないと思う。よくも悪くも平凡である私はきっと、この先ものらりくらり生きていける。どう転んだって、それなりに楽しいはず。だから先のことを悩んだり、一喜一憂する必要なんてない。そんなことは無駄だ。わかっている。わかっているんだけど、なんというか昨日今日、なんかいろいろ面倒になって少し死にたい気持ちになった。
具体的に何かがつらいとかじゃない。強いて言えば、私として生きるのが少しつらい。結婚とか出産とか、自分における人生の登場人物を増やしていく作業に踏み切りたい気もするし興味もすごくあるけど、それらをある程度のところまで真っ当にやりきれる気がしない。自分が生きるためのお金を稼ぐ行為がめんどくさい。お金が空から降ってきたらいいのに、と、31歳にしても毎日思ってしまう。友達が少ないわけじゃないのかもしれないけど、誰と一緒にいても3時間経ったら帰りたいなという気持ちが出てくる。家族のことは嫌いじゃないけど心の底から信頼できる存在ではない。恋人はいるけど大好きなわけじゃない。尊敬もあまりしていない。でも精神的に一人になるのが怖いから手放す勇気が出ない。そんなズルくて器が小さい自分のことがどうしても好きになれない。
バンクーバーが大好きになったわけじゃない。でもかといって、日本に帰って人生をやり直すことにもあまりワクワクしない。自分で自分の人生を考えて、頑張ることを整理して、背筋を伸ばして日々を生きることに少し疲れてきてしまった。自分じゃない誰かになりたい。そう思って留学を始めたけど、どこに行ってもやはり自分は自分だし、むしろ自分自身と向き合う時間が増えてしまって、それはタメになることなのかもしれないけれど、なんというか今は少しつらい。
ビタミンD不足のせいでしょうか。
はたまた、お金がもっと稼げるようになったら万事解決するのだろうか(お金の不安が無気力のもとになっている気はする)。
英会話への抵抗はなくなってきたけどいまだにネイティブとの会話は怖いし、もちろんペラペラになんてなれていない。自分の薄暗い一面がじわじわ出てきてしまって、日々がつらい。明日からのインターン再開が怖い。クビにされるかもしれないのが怖い。結局自分のプライドが傷つけられる可能性があるのが嫌なのかな。でも、結局それも自分の行動次第だから、時間と経験が解決してくれるんだろうなきっと。
最近の運動不足や会話不足がストレスの原因になっている可能性もある。それらも徐々に解決していく。自分よりみるからに精神的に弱い人とか行動とか努力が足りてない人を見るとイライラしちゃったりもする。余裕がないのだと思う。惨めな自分。
一つひとつを建て直していくしかないので、ここからまた回復できるよう、少しずつやっていきます!なにかを「やらなきゃいけない」とは思わず、無理のない範囲で、死なない程度に生きていく!!!!とりあえずもっと日常的にお酒が飲みたい。明日ストックを買いに行きます。以上