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祝 御開帳

セックスできた~~~~~(歓喜)(安堵)(余韻)。
万歳。ああよかった。

いうて、会うの一週間ぶりとかなのになぜかすごく久しぶりな感じがあったし、会う前はなぜかとても緊張した。箱根旅行に行ったり、ぼーっと一人の時間を長く過ごしたりして、彼への思い?みたいなものをより自分の中で再認識した上での、デートだったからなのか。なんか、待ち合わせ直前とか、異常にドキドキした。変なの。

楽しみな気持ちとは裏腹に、待ち合わせの二時間前に、生理直前ならではの頭痛と眠気がきて、歩けないくらい体調わるくなったりもして。「今日はやっぱり帰ろうかな」と思ったりもしたけれど、なんとなく、どうしても今日会いたい!の気持ちがつよかったから、這いつくばっていくような感じで、新幹線で奈良から帰ってきた彼を迎えにいった。

品川のイタリアンのお店にはいった。私の箱根一人旅行の話。彼の家族キャンプの話。他愛もない友達カップルの話とか、秋に二人で行きたい旅行の話とかもした。なんというか、久しぶりに会話がすごく弾んで、付き合う前のときのデートみたいだった。いつも楽しいけれど、昨日はなんというか、一分一秒を互いが噛み締めているような感覚があった。大げさかもしれないけれど私にはそう思えて、とっても尊い時間だった。

ふいに、私が「基本的に私は甘えん坊だしすぐ泣くし情緒も不安定だし。きっとモノ申したいことたくさんあると思うんだけれど、私にイライラしたり、私が嫌になったりしないの?もうやだ!って思うこととかないの?」

って聞いてみたら、「いや、ないなあ」と返ってきたから、なんでそんな寛大になれるの?ってまた聞いた。そしたら、

「うーーん・・・愛やなあ」

って真顔で言ってきて、なんというか小さい大砲で打たれたような衝撃があった。ええええ。なぜか爆笑しちゃったけど、とっても嬉しかった(彼も彼で、言った直後に「なに言ってるんやろうなあ」って笑ってた)。あんなに背が高くてごっつい服装なのに、中身がこういう感じなところが、やっぱり本当にだいすきだなーとおもった。

3ヵ月弱ぶり?にしたセックスも、なんというか、まったりゆっくりの私達らしさは残しつつのかんじで、獣感が一切なくて、我ながらかわいい二人だなーってかんじだった(伝わらない)。超絶久しぶりだったからか、本当に意図しないタイミングで向こうが果ててしまって、「え?????!????」っって二人で言ったあと、裸で爆笑した。

ムードとかそういうのは一切ないけれど、でもなんかほっこりしててあたたかい感じが、私達らしくていいなあと思った。「我慢できると思ったんやけど、難しかったなあ」って、いつものぽーんとした口調で言っているのを見て、すごく愛しいと思ったし、なんというか嬉しかった。安心した。ああ。いろいろなことを焦って問題視しすぎていただけだったのかもしれない。よかった。「なんで抱いてくれないの!??」って言い続けて朝まで泣き続けた日のことはこれからも忘れないと思うし、あんなにボロボロになっちゃった自分のことがとっても恥ずかしいけれど、あの日自分が彼に対して、不格好ながらも体当りして向き合ったからこそ、昨日みたいな穏やかな夜を過ごせるようになったのかもしれない。彼にも幾分かは、私の中の厄介な不安や黒いモヤモヤした感情があることが伝わって、それに対して寄り添ってくれた結果が昨日だったのかもしれない。

カップルのイチャイチャに対してあれこれ分析して考えるのはナンセンスなのかもしれないけれど、ムードなんてなくても、私たちらしく、楽しくて仲良しで互いがハッピーな形なのであれば、なんでもいいのかもしれないなとおもった。うん。これからもわたしたちらしく一緒にいたいし、無理なくセックスとかセックスのようななにかを楽しんでいけたらいいなとおもった。


仕事がたまりまくっているけれど生理がしんどいので今日は寝ちゃう!!!!あしたのあたしがんばれ!!!!


おしまい


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