見出し画像

X-pro2ってカメラをご存知ですか?

この話のオチはこのカメラ、
最高じゃない?ってことです
ほら、ほら見てこれ

◻︎今回の主役はこちら◻︎

このカメラを手にして
まだ一年も経っていないのですが
機能そっちのけで見た目を
褒め称える毎日をSNSでは乱発してます
どんな芸術もどんな物でさえも、
やっぱり見た目の魅力って
すんごい重要なことであると共に
心に通り抜ける感覚があります
その物体でありながら
物体のない心に到達できるってことは
中々に出来ることでもないですし、
出会えることも少ない
この手の中で触れていられることは
実は結構すごいことで
その巡り合わせに充実感を
詰め込んでいるような気がします。

カメラを本格的に手にしてからは
10数年と経過し何かと
忙しい毎日の中で
マイペースに使用してきましたが
様々な波もまたそこには沢山ありまして、、、
夢中に触れて、真剣に楽しんで、
ただただ向き合っては
その難しさに自問して、
到達できないものに潰されそうになって
そしてまた新しい感覚に触れて、
何かを写すことへの葛藤も訪れて
出会いからまた一つ次に繋がり、
手に余る幸せを上手く形に出来なくて
どんなありがとうも
今を考える原動力に変えて、ここにいる。
生きている風景をこの手で記憶することで
上手く表現できない感情と
想いを形にすることで
僕は僕なりの自己表現と
感謝を日々へ変換しています。

『守りたいものを写真にしていく人生』
それは大袈裟なことじゃなくて、
自分の守りたい数少ないものを
ちゃんと大切にしていけたら、
それは最大の幸福な気がします。
新しい景色の度にまた、
見たこともない感情を欲しがるけれども
目にみえる面積を増やす事なんて
出来ないからその許容を
無理に変化させずに
自分の鼓動のリズムを確保して
しっかりと共に歩んでいけたら
それは自身への幸福へも繋がるのです。

この宝石なようなレンズと
高級な嗜好品のようなボディを携えて
ありきたりな毎日を少しでも
変化させていけたら、変化した先で
このカメラはまた変化した
大切なものへとなって
あなたの大切にしたいものを
もっと輝かせるに違いありません。
期待も不安も、生活に馴染んでしまった匂いも
その一瞬のシャッター音で
新しい変化を生むんです
手に取ることへの躊躇も迷いも必要も
邪魔をして何もしないを選んでしまうことは、
自分を変化させないのと同等です
何かを抱えて、
何かを吐き出して、それを往復しながら
自問自答と自己表現と歩いて行きたい
人生になってきている
今が楽しいと思えるまでになってきた 
ありがとう

誰かと同じものには
その人の色も温度も反映されない
言葉も説明もいらない一枚から
感じてしまうエネルギーは
誰にでもあって、その説明がつかないだけ
撮影体験という中で影響されたものが
自分自身であるなら
そこには本当の色も温度も言葉も
説明も必要ないのかも知れない
陰を帯びた人間には光は眩しすぎるから、
今日もまた
よく見えないふりして、
手の中の『光源』を形にしていく。

いいなと思ったら応援しよう!