見出し画像

A スイカボランティア🍉ー15回  

* 第15回 浪江町スイカボランティア・2017年7月9日(日曜日) 

〇 今年で7回目・4か所の仮設住宅に届けました。
今年の天気は、つくばでは、4月は風が強く雨少ない。5・6月は穏やかな天気でした。7月は曇りが多く、暑い日が多かった。  (日本全体では、局地的に大雨が多く、不安定な気候でした。)

 スイカの出来は、今までで一番良かったと思います。・縞王Maxは、13kgで、平均して8~9kg、10kgも多かった。甘さも最高でした。

 毎年、朝はラブちゃんに起こされていたのですが・・・今年はいません!寂しいですね!    今日は、二本松市内の4か所なので、時間的には多少余裕がありそうです。しかも、何度も届けている所です。 (残念ながら、この日はメモを取り忘れました!?)  積み込みは昨日しました。4か所を積んで、一か所づつ降ろしていくと、空間が出来て車の振動等によって、スイカが割れて行きます。 割れないように積み込む事が、大切で・大変なのです。

 (1) 7時過ぎに家を出て、最初に向かったのは、杉田住民センター仮設住宅です。 

 事前連絡をしてたので、集会場前に永井自治会長が立ってました。例年ですと何人かの方々が出てくるのですが・・・どうしたことか!?        実は、生活支援課の中野係長から、仮設住宅の現状を聞いていたのですが、想像以上の静けさに正直ショック!

画像1

集会場に、集まったのは5人です。皆さん私よりも年上の方ばかりでした。福島県内に復興住宅が出来上がり、仮設住宅から移り住んでいきます。永井自治会長が、寂しそうに3月までに、皆さんいなくなりますよ・・と!

 (2) 次に向かったのは、杉田農村広場仮設住宅です。

ここも吉田自治会長一家と2~3名の方々で、静かでした。  役場・県・国の対応について、我々避難住民(福島第一原子力発電所人災爆発事故・被害者)を軽く扱っているように思う。 計画的に復興してるようで?計画的ではなく!事前連絡あったか!なかったか?分からないが!事柄が理解できないまま進む!

〇奥様が、「子供たちの、健康診断(被ばく検診)は、仙台か?東京に行きます。!なぜかと言うと、県内の健康診断(被ばく検診)を受けると、被ばくなしと、診断されます。 本当にそうなのか分かりません!?」

  *重要・ー・以前テレビで見たのは、正にこの事かな~と思いました。テレビでは、都内のお医者の方々(NPOー⁉)が、原発爆発人災事故により・福島県の子ども達が、どれだけ被ばくしているのかを、調査してその実情を話してました。 実際・全国と比較すると、多くの子ども達が被ばくしていると。記憶してます。(どうして!・・国・県・東電が率先して、子供たちの「被ばく検診」をしないのか? しているのかもしれませんが?そのニュースは聞いたことがありません。 日本人として情けない!

画像2

〇小学校の通路の放射線量を測る計画があると聞いてました。

 ある時、小学校の通路で、掘削をしている作業員を見かけました。数日たって、放射線量を測定する作業員が来て、作業を始めました。・・・なんと以前掘削した所で計量作業してました。

*こんな、いい加減な、しかも・福島県人をばかにして「国?県?東電?」日本人の中に・日本人の格好をした・悪人が!・・・と少し興奮して話してくれました。 〇来年の3月までに、仮設住宅の皆さん、いなくなります。 永井自治会長と同じことを、言いました。


(3)次に向かったのは、この山の中です。近くにセブンイレブンはもちろん、お店はありません。「永田農村広場仮設住宅です。」

画像3

小学生・中学・高校!・・ともかく子供たちがいました。が、やはり活気がなく静かです、何世帯の方々が出て行って、今年度中に、それぞれの復興住宅へ引っ越すとのこと。 来年はここには、いないですよ!とスイカを食べながら、何となく寂しげに言いました。 

 3年前初めて来たときは、皆さん無口で静かで・暗いイメージだったのですが!昨年から、斎藤自治会長と家族の方々が、テキパキと動いて、明るく穏やかな雰囲気になったことと。奥様のスイカの切り方が一番上手なところです、手ごろな大きさで、しかも食べやすいのです。

画像4

ここも、来年は、もうスイカを届けることが出来ないのだと、思うと、結構寂しさがでてきました。

(4)思い出の 郭内公園仮設住宅 です。 

 〇ここ郭内公園仮設住宅は、2011年第一回・スイカボランティアで来たところです。その時は、スイカ50個、黄金マクワウリ40個、プリンスメロン20個を届けました。

画像5

当時は、約100世帯だったと思います。 昨年は、平間自治自治会長はじめ、約20名程度集まったのですが、今年は10世帯程度になりました。

画像6

集まったのは、世話役の渡辺さまと3人・計4名でした。皆さんでスイカを切って、10世帯に届けるとのことです。ご苦労様です。6年後の郭内公園仮設住宅は寂しくなっていました。皆さまそれぞれに生活があるのですね。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?