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A スイカボランティア🍉ー10回  

* 第10回・浪江町スイカボランティア・杉田住民センター、永田農村広場、郭内公園各仮設住宅と生活支援課へ・2015年7月13日 月曜日

〇 5時半起床、ラブと散歩、6時過ぎスイカ🍉61個、ブルーベリーを積み込む。 8時過ぎに出発、常磐自動車は中郷SAで休憩・磐越自動車は三春PAで休憩・東北自動車道は安達太良SAで休憩しました。
 
〇11時頃一番目の杉田住民センター仮設住宅へ到着しました
 あ~今年もスイカを持ってきたな~と安心しました。ここは、初めてです。インターチェンジから結構近かった。門を入ると右手に公民館みたいな建物があります。左手に体育館みたいな古そうな建物ありーその左手に、仮設住宅がありました。32世帯が入っているとのこと。
車を止めて、案内板と全体写真を撮りました。

田河自治会長と2人が出て来ました、スイカを集会場に運び入れました。
十数人集まったところで、会長さんに、11kgクラススイカを切ってもらいました。オー真っ赤美味しそう!   ホットしました。
数人の方は、持って帰りました。テーブルを囲んで、皆さんで食べました。
美味しいの一言で~アー良かった。記念写真は会長とご婦人の笑顔を撮りました。 会長が、2019年に故郷の浪江町に帰ることが出来ますよ!と
言ってました。

 〇次に、永田農村広場応急仮設住宅に届けますと・・・話すと!
会長さんが道案内をしてくれました。 助かりました・感謝です。
 ここは、曲がりくねった山道で、坂道を登ると、広場に出ました、右手にバックネットがあり、野球場でした。左手に仮設住宅が建ってました。
入り口近くの建物が集会場でした、岩倉自治会長さんらしき方がいました。
岩倉さんは67歳と言うことで、私と一つ違いです。
46世帯の方々が暮してます。集会場に運び入れると、会長さんの奥さんが手際よくスイカ🍉を切って、運んで来ました。?!?集会場の中ですが?廊下みたいな所にブルーシートを敷いて、数人が食べ始めました。
どうして、テーブルで食べないのか? 不思議でした! 分かりました・6~7人の方が、集会場に入ったり出たりと、何か会議か集会をやってました。
気が付けば、岩倉自治会長も何処かへ!?

〇3か所目は、4年前に届けた、郭内公園仮設住宅です。
現在93世帯のかたが暮しています。思い出した集会場にスイカを運び入れました。荒木自治会長が皆さんを集めてました。段取りが行き届いていたので、全てがスムーズに行きました。
下の写真を見れば一目瞭然です。
今93世帯の方が住んでます。4前のことを覚えている方が数人いました。スイカ🍉を切る方、運ぶ方と、チームワークが抜群です。もちろん持ち帰る方もいます。皆さん行儀正しくテーブルを囲んで楽しくスイカを食べて頂きました。ありがたいことです。 感謝!
 実は、カメラの容量が一杯になり、写真を撮ることが出来ません⁈情けない。荒木自治会長にお願いしました。快く引き受けてくれました。お陰様で皆さんと一緒にスイカを食べて色々な話を聞くことが出来ました。
数日後、CDが届きました。さっそく、この写真から、一枚の写真アルバム「郭内公園仮設住宅へスイカ🍉で、暑さを吹き飛ばそう!」を作って、荒木自治会長へ送りました。

〇次に向かったのは、浪江町役場・生活支援課です。
中野係長と大柿さんにスイカを運んで頂きました。 現状と、今後の復旧・復興について、お聞きしましたが~思うように進まないような?話し方で、元気がない様子でした。

 仮設住宅から、引っ越すための、住宅建設は少し進んでいるが・・?
この意味も、良くわからないままになりました。
この時・昨年の川合会長の話を思い出しました。「復興に関しては見ての通り進んでいません、それどころか話がまとまらず・・・マトメようとはせず!?そのように思いますよ!・ズルズル時間だけが過ぎて行く・先が見えない。不安!」 と少し興奮しながら唇を震わせていました。

 やはり昨年同様に、政府・東電は少しでも風化させようと、もくろんでいるなかな~!いずれにせよ仮設住宅の皆さんは、未だ先が見えず!不安な毎日を送っているのが分かりました。
 そして、何となく気が付いたことは、皆さんはそれとなく故郷に永遠に(生きている間には)帰ることが出来ないのではないかと、思い始めているのではないかと思われます。

 スイカボランティアを始めて5年目、ここ福島県浪江町仮設住宅で、あらためて原子力の怖さを、目の前の声で、姿で、感じることができました。
下の写真は、町のいたるところに、放射性物質がまとめて、野ざらしになってました。 考えられますか・今の現実ですよ(*_*)

このことは、国民皆さん・世界中の皆さんが、心の底から知るべきだと思います。ではどうやって、知らせるか?どんな方法があるのか、考えて行かなければなりません。
私自身も考えなければならないと思います。

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