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ティッシュであふれた涙と鼻水のウェブコンサル

心に思っていることを隠さず打ち明けることができた
はじめての個人コンサル、
ティッシュ1箱の半分を使い、ゴミ箱をあふれさせました。

個人コンサルは初めての経験で、
ワクワク・ドキドキしながらパソコンの前で予約時間の20分前から
じっと静かに緊張しながら待ちました。

「時間だ!」

急いでスカイプのビデオ通話のアイコンをクリックしました。

当たり前ですがパソコンの中から
「はい、こんにちは。」
先生の優しい笑顔です。

なんだかみょ~にうれしくて、照れ笑いをしてしまいました。

ちょっと怖い気持ちもありましたが、待ち焦がれていた長い時間を経て
先生との個人コンサルが始まりました。

最初は緊張して何を話していいのかわからなかったのですが、
先生が上手に私の心をほぐしてくれたので、
だんだん悩んでいることを話し始めました。


すると先生からあらかじめ用意してあったノートに、
その悩んでいること嫌だと思っていること
書き出してくださいと言われました。

感情的に、スピードを上げて
絶対にゆっくりとは書かないように
時間は10分間

とにかく私は先生の言われた通り、
おもいのたけをノートに書き散らしました。

それも父に対する怒りを無意識のうちに。

なぜ父のことを書いたかはその時は疑問にも思わなかったのですが。
ただ、ノートに書き散らしてもすっきりするわけではありませんでしたが。
まだこのときは・・・。


10分が経過し、握りしめていたボールペンを置きました。
そして、先生から今の私の気持ちを聞かれました。

先生と話をしているうちに、私の心の感情スイッチが入ってしまい、
ノートに書いたことに増して書ききれなかったこと、
今湧き上がってきた思いを先生に吐き出していました。

その間、先生は静かに私の話を聞いてくれていました。

私はというと、だんだん思いが高ぶり、
心にしてあった蓋が外れたかのように
どんどんとつらい思い出がよみがえってきました。

それまで思い出さないようにしていた父のこと。
一度思い出してしまうと、もう心に蓋をすることはできません。

次から次へと、
つらかったこと
悲しかったこと
苦しかったこと

を思い出しました。

今まで誰にも言ったことがなかったことまで
先生には話していました。

涙と一緒に鼻水まで出しながら・・・。

それでも一度あふれ出した感情はとどまることを知らないように
次から次へと思いをとめどなく吐き出していました。

1回目の個人コンサルは、今まで心に蓋をしていた思いを
吐き出すことで終わりました。

そうです、

この時点では過去の自分に向き合うこともできず、
過去を変えることなんて、まだまだ先の事になるなど
想像もできませんでした。

いつになったら、過去を変えることができるのかなぁ~。

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