
ドラゴン桜が好き。受験も最後はメンタル。「わたしには能力がある」という信念を育てる育児とは?
テレビも漫画もそれほど好きではないけれど、ドラゴン桜だけは別格。
全巻大人買いをしたのは「ドラゴン桜」だけです。
ドラマ「ドラゴン桜2」が始まったのをきっかけに読み直してみました。
「100%無理だと本人も思い、まわりもそう思っていることを覆すこと」
これがわたしにとっての至福の喜びであり、ライフワークです。
拙著『人生を変える幸せの腰痛学校』の中でも
「100%無理だと思っていたけれどできたんです!」と主人公神崎さんが言うシーンがあります。
痛みが強くてトイレにいくことすらままならない、そんな神崎さんが電車にのって出かけることができたというシーンです。
受験じゃなくてもスポーツでもなんでもいいのですが、「絶対無理」と言う価値観に負けず挑戦する姿が好きなんですよね。
ドラゴン桜を読み返して、昨年の息子の高校受験を思い出しました。
彼は志望校をA高に決め、中3の7月から塾に通いはじめました。
偏差値70超のA高に行くには明らかに遅いです。
塾の先生からも
「う~ん、今からじゃ間に合いませんよ」なんて言われました。
わたしも「A高に行きたいなら早く塾に行った方がいいらしいよ」と情報提供はしましたが、あくまで決めるのは本人です。
「中3の夏からで間に合う」と言い張ります。
7月から入塾、夏期講習、夏期合宿。
高いお金を払いましたがなかなか成績は伸びません。
11月下旬の駿台中学生模試では合格可能性30%以下。
わたしは「ほら~やっぱり遅かったじゃん。あと2カ月半じゃ無理だよ~」と心の中で思いましたし、それらしきことも口にしました。
12月の模試で合格可能性50%。
「おお、上がってきたけれどあと1ヵ月半か。1カ月半では間に合わないよな」とわたしは相変わらずネガティブ。
ところが1月の塾内模試(1月は駿台模試がないので)では、塾内で表彰されるほどの成績で合格可能性は80%に。そして無事にA高合格しました。
ドラゴン桜にでてきたあの偏差値急上昇グラフは本当だったのですね!
残り1~2カ月で急上昇するものなんですね。
なにがすごいって、息子のメンタルです。
わたしのネガティブ発言にまったくひるまなかったですから。
かといって「絶対合格する」という自信があったわけではなく、
「たしかに可能性は低い。それは認める。だとしても僕は最後の1時間まであきらめないよ」と言っていました。
わが子ながらかっこいいですね(笑)
誰に似たんでしょう!
受験に必要なのはもちろん勉強ですが、最後はメンタルですよね。
わたしは未熟な親ですが、息子が小2の時から「アドラー育児」を実践していたのでこの2つの信念を育てることだけは頑張りました。
「わたしには能力がある」
「人々は仲間だ」
こころの根っこ、こころの基礎にこの2つの考えがどっしり根付けば、なにをやってもだいたいうまく行くと思いますよ。
もしよかったら、一緒に子どもの信念を育てませんか?
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