「子どもにどんなアドバイスをしたらいいですか?」アドバイスはしなくていい、というよりしないほうがいいですよ。
自称「痛みとこころと子育ての専門家」伊藤かよこです。
「子どもが落ち込んでいる」
「子どもが悩んでいる」
「子どもが不安そうだ」
こんな時に「どんなアドバイスをすればいいですか?」と聞かれますが、
アドバイスはしちゃだめですよ。
わたしの育児の師匠のおひとりである三谷宏治さんの『戦略子育て』にはこう書いてあります。 ㅤ
一部分を紹介しますね。
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相談しに来る子は可愛いので、親は必ずアドバイスと言う名の答えを与えます。
でもそれは「お父さんお母さんは、こうするならあなたには反対しないよ」という事実上の意思決定です。
どんな考えを持っていても、必ずより良い「アドバイス」を示されるので、子どもはそのうち面倒になって自分で考えることをやめてしまいます。
「どうすればいいかなぁ」と言うだけです。
そしたらまた親は嬉しくなって、一生懸命調べて考えて、子供にアドバイスします。
同時に教員や友人に愚痴ります。
「うちの子は優柔不断でちっとも決められないんです」
『戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方』東洋経済新報社 59ページより
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だまって話を聞くだけで十分です。
寄り添ってともにいる。
ただそばにいる。
どんな言葉も否定せず、そうかそうかと聞きましょう。
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