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わたしがお気に入りのドレスに 袖を通したある日の午後、 あなたは居なくなった。 太陽が頂点…
太陽が沈んだ後、街は海の底へ沈んだ。紺色に染まってゆく空はそこに在ったはずのものを陰のな…
名前をなくしたあの子は カーテンのすき間から 夜空を見上げていました。 『明日は満月だ』 …
ぼくの恋人は、 銀食器のようにかがやく 4本の指を持っている。 右手と左手にそれぞれ2本ず…