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そこを誰かは ちいさな宇宙と云った わたしはそこへ落ちて 目が覚めた わたしはひとつの ち…
名前をなくしたあの子は カーテンのすき間から 夜空を見上げていました。 『明日は満月だ』 …
ぼくの恋人は、 銀食器のようにかがやく 4本の指を持っている。 右手と左手にそれぞれ2本ず…
葡萄色(えびいろ)に染まる空の下、 少女は、手紙がたくさん詰まったカバンを手に、 流れゆく世…