いとバイ通信 2-25

いとバイ通信 2-25

世界の動き

現代の各国の情勢には大きな理不尽さを感じる

大きな理不尽さを感じる国
「中国」
私は鄧小平が生きている時は自由主義と共産原理主義のどちらも活発化し私にとって彼への感情移入はできそうな対象だった。その後天安門事件があり自由主義陣営は一掃されていき共産原理主義が大きく台頭してきた。

習近平体制になった。私は彼の人相は好きで人格を著わすのではと理解していた。しかし香港民主派の弾圧、ウイグル地区の弾圧など共産原理主義の傾向が強くなってきており看過できないレベルに達しつつある。

貧困からの脱却が図られつつあるが強い監視社会と人々の宗教や文化に対する心を強制的に矯正する社会となってきている。一帯一路政策で中国を中心とした世界をつくろうとしたが上記のことで世界中に大きな疑念を抱かせている。

そもそも共産主義とは人々の経済的な平等を目指すもののはずだが権力者が考える「国のため」という観念をすべての人々に押し付けようとし多くの人々が自由を奪われる事態となっている。これが続けば多くの国の人々から信頼が受けられなくなるだろう。

「ロシア」
剛腕な独裁者がプーチン。明らかなのは自分の政敵に対して政府機関を使って暗殺しようとした。暗殺はこの時だけではなさそうだ。ドイツによって一命を取り止め政治活動をするため帰国したが収監されてしまった。これは司法が行ったこととされるがこの国に司法の独立はないことを示している。

シリアがアラブの春の影響で独裁者のアサドが危なくなった時アサドは自国の軍隊を使って自分に反対する自国民を殺害していった。明らかに自分の命欲しさに自国民を殺害する行為だった。プーチンはその不道徳の極みみたいな大統領を支援しシリア国民の殺害を手伝った。シリアがロシアにとって国際政治上重要な国だったとしても人道的な大罪人であるアサド大統領をプーチンは支援したのである。

安倍首相はプーチンの詐欺に引っかかって国民の数千億円の税金を取られた格好だ。安倍首相は意味のないマスクにも400億円を無駄遣いしている。自らを外交上手と称していたが嘘だと思う。

「ミャンマー」
外国からの脅威から自国民を守る目的で税金を使って武器を装備したものが軍であるはずだ。

しかし軍がやったことはミャンマーに定住していたロヒンギャ人を虐殺しそれを恐れたロヒンギャ人を隣国のバングラデシュに追いやった。ロヒンギャ問題では最高権力者とされたスーチーさんに国際的な非難が集中した。しかし今回の軍のクーデターで実質的に権力はなかったのかもしれないと考えることもできる。

道理を考えると自国民の税金で運営されている軍が武器を独占して特権階級となり軍の意に沿わない大多数の国民から選ばれた議員をクーデターでとらえた。

こんな場合他国は手をこまねいて何の干渉もできないのだろうか。軍に支配された見せかけの民主的な政権が軍によって一方的に支配されようとしている。

「内政不干渉」
第二次世界大戦以降どんなことが起こっていても他国から干渉することは不正義とされてしまった。その理由は理解できるものの他国で起こっている不条理を「内政不干渉」というだけでかたずけていいものだろうか。

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