いとバイ通信 2-23

いとバイ通信 2-23

世界の政治の希望

私は世界の政治の実情がコロナ禍によって見え易くなっているのではないかと考えています。どの国も共通の課題であるコロナに立ち向かっているからです。コロナを甘く見たリーダーがいるアメリカとブラジルでは大きなコロナ被害を受けることになりました。

SARSで被害を受けた国は新型コロナに対してしっかりした対応を行っており被害を最小限に抑えています。SARS被害がなかった日本などは被害国の体験をどのように学ぶかが今後の課題でしょう。私はそのためにWHOがあるのだと思うのですが。被害の体験を世界的にどう共有していくかが今後大きな課題になるのではないでしょうか。

先手必勝

コロナの感染を抑える方法は先手必勝です。コロナ対策が長期になってくると経済を殺さず対策を進めていくことに腐心する必要があります。どのような対策をしても批判がおこる施策を行わなければなりません。

コロナの次の感染症に備えて

永久凍土や氷山が温暖化によって解けて中に入っていた昔のウイルスなどが地上に現れる可能性があります。これから我々はコロナの次にも備える必要があります。このコロナを教訓とすることが大事だと思います。

必要なものは国産で

流行した時にすぐ必要なのは「マスク、手の消毒液、体温計、うがい薬、医療用防護服など」です。これらは貿易が遮断された時も手に入れられるように国産で生産できるように備えておく必要があると思います。

私たちは貿易が止まる可能性までも体験しました。貿易が止まって最も困るのが「食料」です。ですから食料自給率を無制限に下げてしまわないようにするべきではないでしょうか。コロナ禍を教訓に食料自給率を上げる努力が必要です。今のように40%を下回るようだと備えとしては完全に足りないと言えます。この問題は次回にもう少し掘り下げて検討したいと思います。

WHO

WHOを本来の目標に向かう組織にしなければなりません。ポプキンス大学が行っている世界の患者数の集計はWHOがやるべきではないでしょうか。世界の研究成果を集め、すべての人がアクセスできるサイトを作るべきではないでしょうか。そんな役目を持つのがWHOの機能ではないでしょうか。

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