いとバイ通信37 人吉ボランティア報告
いとバイ通信37 熊本人吉のボランティアに参加 (その1)
2020.7.22(水)
ボランティア報告
熊本南部豪雨災害の被災地人吉に7/13~17の5日間災害復旧ボランティアに参加しました。その感想を皆さまに2回にわたって報告します。
球磨川流域で7/4に熊本南部豪雨災害が起こりました。人吉の主な市街地は泥水で埋まりました。7/10(金)に人吉災害ボランティアセンターが開設されボランティア活動がスタートしました。コロナ禍のため熊本県内のボランティアに限定されました。果たして県内だけの縛りでボランティアは足りるのか危惧されました。
人吉・球磨村だけで以下のようにボランティアが集まりました。
ボランティア人数 活動件数
7/4 災害発生
7/10(金) 59 9
7/11(土) 雨のため中止
7/12(日) 236 20
7/13(月) 196 18
7/14(火) 115 12
7/15(水) 246 29
7/16(木) 194 29
7/17(金) 307 35
7/18(土) 643 69
7/19(日) 594 56
7/20(月) 257 32
計 2847 309
日本のボランティア元年は阪神淡路大震災(1995.1.17)と言われています。そこではNGO関係者が大きな役割を果たしました。その一人に中田豊一さんがいます。彼は私のNGOスタッフ時代の同僚でした。まだ25年しか経っていませんが、今回のボランティア体験はその進化を実感する機会になりました。
災害が起こると全国各地の社会福祉協議会が中心となり災害ボランティアセンターが立ち上がるようです。人吉は7/4の洪水発生以後も大雨が続き危険な状態が続きましたが約1週間後の7/10(金)よりボランティア受け入れが始まりました。翌日の土曜日も大雨でその日の受け入れは中止されました。
このようにいち早く受け入れ体制ができたのは災害時の受け入れマニュアルがあったからだと思います。1995年のボランティア元年以降日本ではあまりにも多くの大災害を体験し受け入れ体制が進化してきたのではないでしょうか。人吉の地元熊本では熊本地震(2016.4.14)の体験も大きかったのではないかと思います。
我が家もこの地震の時被災しボランティアの人たちに助けてもらったのでした。この恩義をいつか返さなければと思いそれが今回のボランティアにつながったのです。地震の時一番の被災地の益城町に真っ先に駆け付けたのが阪神大震災と東日本大震災の被災者の方々でした。受けた恩を熊本で返すのだと来られていたのを見て胸が熱くなりました。
次回に続く
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