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苦楽を共にしたチャリが、パクられる【美容師なのにライターのとりとめのない日常#3】

操作イトウです。
今回は、美容師なのにライターのとりとめのない日常です。

僕は、東京の二子玉川という地域で10年以上美容師をしています。ほど近い地域のマンションを購入して(たぶん) 6年目。
趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、家から出たくない派、家に帰りたい派。
妻は広島に里帰り中です。

#3

先日、自転車がパクられてしまいました。僕の住むエリアは駅までが少し遠く、毎日の通勤でも利用していてたので、突然足がなくなって生活に支障をきたしています。鍵もちゃんとしてたのになー。

お巡りさんによると、駐輪場の防犯カメラにもバッチリ映っていたようでしたが、彼はもう僕の元には帰ってこないでしょう。無いのを知った瞬間から、すでに諦めがついてました。僕は以前にもクロスバイクを盗まれているので、「自転車との別れは、いつも突然。」となぜか達観したような、割り切った気持ちでいます。

僕が乗っていたのは「ファットバイク」という、バイク並みのタイヤが付いた自転車。砂浜や雪道も轍を作って走れるという、アクティビティで利用されるものです。

写真は2018年に友達が撮ってくれたもの。普段から写真を撮らなすぎてアーカイブが無い

昔から、ストリート系の人たちには知られていたファットバイク。当時はまだ日本にはあまり出回っておらず、海外製はかなり高額で手が出せないものでしたが、日本製の安価なものができたのを知り、念願の購入でした。

愛用して5年、彼とは苦楽を共にしました。
タイヤが太いのでスピードこそ出ませんが、安定感は抜群。ついぞパンクをする事もありませんでした。

だいたい小学生からは「でけー!」と叫ばれ、もっとちっちゃい2歳ぐらいの子からは「おっきい」と指を刺されるのですが、去り際のママから「見ちゃダメよ〜」みたいなことを言われたこともあります。

街乗りでは、常に駐輪場との闘いです。都内の駐輪場は、一台一台レールにはめるタイプが多く、もちろん使うことができません。出先では常に平置きできる駐輪場を探して、バイク置き場に置くこともしばしば。

酔っ払ってコケて、顔面から落ちたこともありました(日本酒を飲み過ぎて、記憶はない)。翌日は奥さんと札幌に旅行する予定で、てんやわんや。顔半分が傷でパンパンに腫れていて、ゴリゴリに二日酔いのまま飛行機に搭乗。すすきののスープカレーで一気に酔いが覚めたあの日を、忘れることはないでしょう。
二日酔いにスープカレー、オススメです。

早急に足が必要なので、次の自転車を購入しました。トリッキーな自転車はメンテナンスがめんどくさいので、今回はスルー。懲りたので、今後もスルーかな?

とはいえ、思い返すと「コイツとは苦楽を共にしたのだな」と感慨深くなりつつ、もう気持ちはすっかり切り替わっているのでした。


ではまた。

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