「ヘアスタイルがキマらないと外に出れない!」なんでココだけぴょんってなっちゃうの!?【操作イトウのUG投稿】
操作イトウです。
今年も終盤、いよいよ師走。布団から出るのも辛い、寒々しい朝。
起きるのもしんどい中で慌ただしく準備して、早くお家を出ないと間に合わないのに、ヘアスタイルがキマらない!
なぜヘアスタイルは左右対称にならなくて、なんでココだけぴょんってなっちゃうの!?
※コチラは2020年12月15日に投稿したものを、再投稿しています。文末には【今回の振り返り】も記載しています。
ヘアスタイルはなぜ左右対称にならない?
操作イトウです。
※追記 この投稿をベースに、R3.2.7、文春オンラインに寄稿させていただきました。こちらもご参照ください
今回は、ヘアスタイルはなぜ左右対称にならないのか?についてです。くりんとして欲しいのに、いつも片方だけピョンっと跳ねてしまうのはなぜ?どうしたらいいの?
内巻きボブで例えてみましょう。
こうしたいのに↓
いっつもこうなってしまう↓
では、なぜピョンってなってしまうのか?
一番の原因、つむじ
毛流れはつむじの方向に影響されています。つむじは時計回りに回っています。反対回りの人もいるようですが、僕は出会ったことがありません。
つむじは2つあることも珍しくありません。一つは大体てっぺんのあたりにあり、2つ目が前髪の生え際にある人もいるし、襟足にある人もいます。その毛流れよって印象が大きく変わってしまうので、やりたいヘアスタイルができなくなることもあります。
この、時計回りであることが左右対称にならない原因です。
上から見たとき、右側の毛流れと、左側の毛流れがそもそも違うため、正面から見た時に左右対称にするには、右と左の形を違う向きにしないと成立しません。
何故時計回りなのか、そもそもつむじって何なのか?については諸説ありますが、まだまだ予測の域を出ない、人体の神秘のようです。
どうしても変えられない、生えグセ
このつむじの毛流れとは関係なく、人それぞれ、あらゆる部分に生えグセがあります。多くは遺伝によるものですが、毎日同じ向きに結んだ結びグセや、毎日同じ場所で分けた分け目でなることもあります。
特にクセが強く出やすいのは、襟足です。
特にぼんのくぼ(後頭部の首に繋がるボコっとした骨のくぼみ)から下の部分。ヘアスタイルの形を大きく左右する部分でありながら、生えグセが人によって出やすい部分のため、左右対称になりにくい部分です。
そもそも襟足全体が右側を向いていたり、上向きに生えていたり、襟足自体が首の深い部分まで生えていたり、人によって様々です。
ウェーブ具合も重要ですが。
今回の本題からは少し逸れるため、ウェーブについてはこちらをご参照ください↓
生えグセの誘導はドライヤー
まずオススメしたいのは、ドライヤーで生えグセを誘導することです。髪の毛は濡れた髪が乾いた時に癖がつきます。美容師が髪を乾かす際にドライヤーで乾かすことを推奨するのはこのためで、乾く瞬間の髪の毛の方向を誘導できるので、ヘアスタイルを整形しやすい。
手ぐしを通して軽く引っ張るように乾かすだけでも、生えグセはある程度修正できます。ただしあくまで「ある程度」なので、決定的な方法とは言えません。
左右対称になりにくいところ
先述したように、左右を同じようにやっても、左右対称にはなりません。
例外もありますが、内巻きにしたい時にピョンっとなりやすいのは、右側です。
左側の毛流れは前に向かってくるため、自然と内巻きの方向を向きやすいのに対して、右側は後ろに向かっていて、顔に向かって内巻きを作りたいのに、毛先が正面を向くようになってしまう。
これは髪を耳に引っ掛けたクセがついて、内巻きにならない状態と一緒です。耳にかけると根元が後ろに引っ張られて、カールの毛先が前を向いてしまうため、下ろした時には毛先が正面を向いてしまう。
どうしても内巻きをキープしたい方は、耳に掛けないように過ごすことをオススメします。
では、どうすればいいのか?
顔に向かってくりんとなって欲しいのですが、一番いい位置でカールを作ると、後ろ向きの毛流れで毛先が正面を向いてしまいます。
なので、いつもより後ろに引き出して、後ろ向きにカールを作ってみましょう。すると下りた時に丁度いい、内巻きのカールになりやすいです。
前を向いて毛先がピョンっとなるのを前提として、もっと後ろからピョンっとさせてベスポジに持ってくる、そんなイメージです。このやり方は手ぐしでも、ブローでも、コテで巻くときにも有効です。
正確にカットされていないと、頑張っても上手くいかない
ブローやコテを上手に使うことができても、カットがちゃんとされていないと上手くいきません。髪の毛は1ヶ月に約1cm伸びています。特に肩に掛かるか掛からないぐらいの長さは、2〜3ヶ月で見た目も含めて状態が変わってしまいやすいのです。
上手くいかなくなってきたと感じたら、カットしてもらうことをオススメします。
【今回の振り返り】
例に出したヘアスタイルは最近のトレンドとは少し異なりますが、普遍的な悩みですよね。
ここで説明したピョンっとなる理由はもちろん一例に過ぎず、ほとんどの場合は複合的に作用しています。その人その人、そのヘアスタイルによっても解決策は変化しますので、まずは美容師さんに聞いてみましょう。
とはいえ、これを見て日々のセットが上手になれば、万々歳です。
ではまた。
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