ありがとう=人のあたたかみの輪
机の上に置いてあった、郵便受けに入るサイズの薄い段ボール箱が目に入った。
箱の側面の下の方には「いつも笑顔で配達ありがとうございます」の文字。
その商品を届けてくれる配達業者さんへの感謝やメッセージが伝えられてるのを見て、商品を受け取る側の私もなんだか嬉しくなった。
私は日頃から、周りに感謝を伝えることを心がけている。
家族、友人、日々出会う人など相手は様々だけど、どんな人にも、自分が何かをしてもらったらすぐに伝えるようにしている。
感謝をなぜ伝えるかという根本の部分は「自分の親から、人に何かをしてもらったらお礼を言いなさい。と言われてきた」というところや、
「その教えが日頃の習慣になっている」というところもあるとは思う。
しかしここ数年の私は、ただ言葉を口にするだけじゃなくて、心を込めて、私の気持ちが伝わればいいなと思いながら伝えている。
例えば、レストランでお水を出してもらった時、郵便局の窓口を経由して手紙を出す時…
それをしてくれた相手はただお仕事をしているだけと言われることもあるかもしれないけど、
それをしてもらえないと食事中にお水が飲めなかったり、友人に気持ちが伝えられなかったりする。
関わってくれる人の力があってこそ、私の生活は成り立っているのだと私は思うから、感謝を伝えている。
私自身の感覚では、感謝というのは言った方の自己満足で終わるものかもしれないと思っている節もどこかにあるし、感じ方は人それぞれかもしれないけど、
自分が関わったことでありがとうと感謝してもらえることって凄く嬉しい。
そして今日のように直接自分が感謝される立場でない時も、人の言葉で感謝に触れていられるとなんだか気持ちよく感じたりするのだ。
人は、ありがとうという言葉を使って人に感謝することで、相手のその行為に対して恩返しをしているのかもしれないとも思った。
感謝は人の心をあたためてくれる、人のあたたかみが伝わる言葉で、
多く伝えればいいというものでないことはわかっているけれど、
それでも私は、感謝の気持ちを伝えることをこれからも大切にしていきたい。
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