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レコーディングの緊張感の快感にハマり込んでウンジュウ年  Paris Recording -43

ミュージシャンと一緒に緊張感の快感、それが一発録り -2

「この曲、エンディングはフェイドアウトでお願いしまーす」
と、ミュージシャンからエンジニアヘ。

これは、エンディングを少し長めに演奏しつづけ・・
エンジニアに絞って行ってもらおうというもの
制作現場でとても多く見かけるやり取りだ。

我々一発録りコンビとしては・・
「ほら来た」とばかりに及川公生氏はこちらを振り返る
いつものようにミュージシャンにお願いに・・
「もしその終わり方がいいと思うならば・・」
「生フェイドアウトで演ろうよ」と。

「フェイドアウトで終えたいというのは “そういうこと”でしょ!?」と。
もちろん皆さん大納得。

一発録りの緊張感の中、エンディングまで辿り着き・・
そして生フェイドアウト・・

フェイドアウトしながらのインタープレイって・・
結局互いを一段と慎重に聴き合うインタープレイ !
そう !  だから・・けっこう巧みなものが聴ける。

当然最後はピアニシモ、
その最後の一音は俺だ ! とやり合ってるのも面白い
・・ガラスのこちらではソコも楽しんで。

そう !  緊張感は名演を生む。
“一発録り”は名演を生むコンダクター

この緊張感も必ず快感 !





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