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【 ライナーを読んで 聴く ! 】 森山威男(Takeo Moriyama) 「森」「山」2タイトル同時発売
ミュージックアルバム note
(Web版 ブックレット)
レコードやCDには、プロデューサーズノートやレコーディングデータ・写真などがパッケージされていて、それらを眺めたり読んだりしながら音楽を聴き楽しむということができました。そんな楽しみ方は多くのリスナーに喜ばれていました。 そこで、noteのこの場を使って、配信サイトとの組み合わせを楽しんでいただけるように致しました。
このタイトル以外も、下記マガジンに順次掲載してまいります。
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「森 / 森山威男」 「山 」/ 森山威男」
drums: 森山威男
piano: 田中信正
bass: 望月英明
ss,ts: 音川英二
ss,ts: ジョージ・ガゾーン
CDも少し在庫があります。こちらからお求めいただけます。
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「森」「山」のライナーノーツのその前に・・
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" 森山威男 ! "、 未体験という方、今すぐライブを探して行って下さい。
ドラマチックパフォーマンスの爽快シャワーを浴びて下さい。聴き手の私たちも共に汗する気分に招かれて、そして最後のいち音のあとの爽快感はなににも替え難いものが・・。「もりやまっ ! 」と声が掛かります。次からあなたもそうしたくなってしまうでしょう。
ジャズ好きでも森山威男は未体験という方は、これまでのジャズ歴を一旦捨てて「素」になって席に座られることをお勧めします。
ジャズに興味ない方やジャズ未体験という方も、ジャズと意識なしに、そして恐れることなく、「素」になって森山サウンドのシャワーを浴びて下さい。
急いでライブを探して下さい。
森山さんの演奏(ドラミング)は常に全速力です。例えバラードでも、・・です。
ステージを終えると袖でかがみ込み、暫しゼイゼイと・・。
関係者はハラハラと・・。
「少し手を抜いたら !?」と。
でも、"やっちゃうんです"。
それがドラマチックジャズの礎なのでしょう。
ライブの数はとても少ないので急いでライブを探して下さい。
唯一無二の森山ジャズ
世界を見渡しても類似品すら見つからない森山ジャズ。しかも、ジャンルも超越。だからこそもっともっと世界中の人たちに"観て"ほしいと思うのです。
世界のオーガナイザーに繋げていただける方、是非ご連絡ください。
時差に耐えられる範囲でどこまでも行きます。
でも、急いで下さい。
ライブの魅力は特筆ものですが・・
CDにパッケージするとなると・・
そうなのです。ライブの空気感からは圧倒的感動をいただきます。でも、自分の部屋でCDを聴く、その時の森山ジャズの楽しみ方は如何に。
その制作機会が最初に訪れたのは1994年だ。
どれくらい悩んだか、しかしそんなに時間を要しなかった。閃いたのが2タイトルにして同時発売にするというものでした。
一つは、痛快突っ走り系、そして、バラード系をもう一つに。
ひとり、部屋で、さあ「今日の気分はコッチだ ! 」と。
それが皆さんの生活の中で有意義かどうか確信があるわけでもありませんが、ハマる人ありハマらない人あり、それが制作者からの投げかけ、そしてきっと皆さんが上手に活用してくれることでしょう、と、ここの考え方はどの作品でも同じと言えば同じなのですが・・。
もう一つの判断材料としては、多めに録った曲からCDにするために1曲でさえ削ったらもったいないという完成度の表れでもあります。
「森」と「山」も、この手法(?)に基づいたということになります。
そしてこれが、最初に二つに分けてリリースした「OVER THE RAINBOW」と「MANA」です。
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piano FUMIO ITABASHI
soprano & tenor sax. TOSHIHIKO INOUE
alto sax. EIICHI HAYASHI
bass HIROSHI YOSHINO
at studio F
APRIL 23&24. 1994
special thanks MICHITERU FUJII
recording engineer KIMIO OIKAWA
producer HIDEHARU ITOH
A&R RYOJI FUKUI
haiku YASUKO MOTEGI
photos HIDEHARU ITOH
cover design TAKESHI MASUDA
inner design YASUO OKUAKI
【 OVER THE RAINBOW / 森山威男 】
1. OVER THE RAINBOW <HAROLD ARLEN>
2. わたらせ <FUMIO ITABASHI>
3. 見上げてごらん夜の星を <TAKU IZUMI>
4. GOODBYE <FUMIO ITABASHI>
5. OVER THE RAINBOW <HAROLD ARLEN>
【 MANA / 森山威男 】
1. SUNRISE <FUMIO ITABASHI>
2. Dr. FUJII <TAKEO MORIYAMA>
3. BARJO <EIICHI HAYASHI>
4. EXCHANGE <FUMIO ITABASHI>
5. MANA <TAKEO MORIYAMA>
森山作品となると、ブックレットの中もこんなことをしたくなってしまいます。これは「OVER THE RAINBOW/森山威男」のブックレットです。
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2. わたらせ
3. 見上げてごらん夜の星を
4. GOODBYE
5. OVER THE RAINBOW
[ haiku by yaco ]
【 OVER THE RAINBOW / 森山威男 】【 MANA / 森山威男 】
というわけで、この2タイトルも聴いていただきたいところですが、制作チームも当チームなのですが原盤権が徳間ジャパンコミュニケーションズということで配信を当チームでコントロールできません。CDで聴いていただくとしても、中古で探していただくようです。
世界に誇る森山威男のドラマチックジャズ。唄うドラムにとことん魅せられてもらおうと遂にこんなコンサートをプロデュースしてしまいました。ジャズ・コンチェルトです。
コンチェルトのソリストがドラマーなんて「あり得ないだろう」と言われるのを覚悟の上でやりました。
森山威男だからこそ !! 、・・です。
ジャズ・コンチェルト「アランフェス協奏曲」です。
森山威男ジャズ・コンチェルト、これこそヨーロッパの聴衆にも届けたいですね。繋げていただける方、よろしくお願いします。
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【 ライナーを読んで 聴く ! 】
「 森 / 森山威男 」 & 「 山 / 森山威男 」
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森山ドラマチックジャズのレコーディングは、マルチ録りや後から編集は有り得ません。一発録り編集無しです。とは言え、簡単なことではありません。
スタジオ F はとても優れた響きです。いい音が録れるのですが、森山さんの"鳴るドラム"はすべてのマイクロフォンに飛び込みます。「カブリこそ音楽だ」が私たちの考えですが、この状況は多くのエンジニアが恐れることでしょう。難無くこなしている及川公生さんのコントロールテクニックもお楽しみください。
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