こういう青春を送りたかった。もう遅いけれど
深夜アニメを観ている。といっても、とにかく作品数が多い。すべてをチェックすることは、とてもできない。5分程度のエロアニメすれすれの作品もある。乳首は、モザイクをかけて見せないようにしているので、そのあたりが、テレビアニメの限界なのだろうか、と思ったりする。人気の漫画やラノベは、多くがアニメ化される。ので、それを観ていると、おのずと人気作品がわかる。と思っている。
面白いと思ったものは、原作になったコミックスや小説を購入したりする。
若林稔弥「徒然チルドレン」
Webと週刊少年マガジンに連載。すでに連載は終了している。
そういえば、少年マガジンは、昔からこいういう甘酸っぱい青春漫画のノリがあったな、と思う。
こういう青春を送りたかった。もう遅いけれど。
押切蓮介「ハイスコアガール」
1990年代の対戦型格闘ゲームブームを時代背景に、「ストリートファイターII」などのアーケードゲームをめぐるゲームの漫画である。それに、同級生のライバル金持ち美少女などがからむ。
この作品は、毎回、切なく私の胸を衝く。この感情は、いったいなんだろう。
アーケードゲームをやったことはあるけれど(もちろん)、ここまではまったことはなかった。
ここまで夢中にはなれなかった。
アーケードゲーム好きの美少女もいなかった。たぶん。
後悔?
憧れ?
夢?
挫折?
つまりそれら、すべてをひっくるめて、青春である。
おそらくアーケードゲーム好きの過去を持つ読者、という狭いマーケットに向けて投下されている漫画だが、アーケードゲームにかける鬱屈と爽快を通して、普遍的な青春の本質に到達していると思う。
ブルーレイでほしいと思うアニメナンバーワン。
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