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新刊「アラフォー女子の厄災」の初稿の校正が終わった

 〇月〇日

 新刊「アラフォー女子の厄災」の初稿の校正が終わった。私が朱を入れた箇所を妻くんが読んで、妻くんが手を入れる。それを私が読んで、私が手を入れる。それを妻くんが読んで、妻くんがさらに手を入れる。それを妻くんが読んで…、永遠に終わらないんじゃなと思うようなループである。
 だが、それも、いつかは、終わる。
 なぜなら、締切があるからである。
 
 noteの場合は、一度発表しても、あとで編集ができる。ことばを、文章を修正することができる。
 だが、紙の場合には、それができないのだ。
 フィックスされる。紙に。その後は、変更できない(版を重ねるのなら、どこかのタイミングでできるかもしれないが、いずれにしても、初版は変えられない)。

 だから、できるだけ、真剣に臨む。挑む。
 
 妻くんは、妥協しない。
 私も妥協はしない。
 その闘いがつづく。

 表紙は、妻くんが描いた。
 
 もうすこしプロっぽいヒトに頼むことも考えたが、こちら側のイメージを説明して、もしできあがってきた絵が、自分のイメージと誤差があった場合、はっきりと断れる自信がない。
 
 伝える手間の問題もある。

 その点、妻くんは、いい。ダメ出しが、簡単である。

 ダメ、といえばいいだけだ。いつもそばにいるし。

 そんな経緯を経て、できあがった表紙と裏表紙である。

 表紙のそで(表紙を包むためのジャケットの折り返し部分)にも、絵を入れようと思う。

 〇月○日

 テレビで、海外ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」を観ている。ワトソン役をルーシー・リューが演じている。つまり女性である。ホームズの語り部、ワトソンが女性。その設定だけで、観たくなるというものである。
 そして、その期待を裏切らない。毎回、おもしろい。
 このシリーズはシーズン5まで作られているという。
 (と、ここまで書いて、そのままにしておいたら、放送が終了してしまった。最後まで面白かった)

 〇月〇日

 深夜ドラマ「電影少女」を観ている。20年前に少年ジャンプに掲載された桂正和の漫画が原作である。原作は未読だが、20年前の原作をベースにしているわけではなく、原作の20年後に、再び電影少女が現われた設定になっているようである。
 西野七瀬ってこんなにかわいかったっけ? と思えるほどかわいいのである。

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